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ピアノは“継続の賜物”。努力よりも、淡々と続ける力。

こんにちは。ピアノ講師・メンタルコーチの One Heart です。


ピアノは、本当に“継続の賜物”だなぁと感じます。
25年以上ピアノを教えてきて、心からそう思うんです。


「努力して頑張る」ことも、もちろん大切。
でも、ピアノで本当の力になるのは、“続けること”なんです。


一時的な頑張りよりも、淡々と積み重ねていく時間こそが、演奏の深みも、心の強さも育ててくれる。


コツコツという言葉って、なんだか地味で、ちょっと面白みに欠けるように聞こえるかもしれませんが・・・。
実は、上達の“コツ”はその中にあるんですよね。


✧✧✧


努力は一瞬、継続は力になる

たとえば、コンクールや発表会の前に一気に頑張る。
あの集中力は本当にすばらしいし、短期間でぐんと伸びることもあります。


でも、その勢いは長くは続かないんです。
終わったあとは燃え尽きてしまって、しばらくピアノに向かう気力がなくなってしまう。


そんな生徒さんを、これまで何度も見てきました。


一方で、毎日10分でも鍵盤に向かう子は、静かに伸びていきます。
「やる気がある日」も、「気分がのらない日」も、同じようにピアノに触れている。


その“変わらないリズム”が、無理なく力を育てていくんです。


努力は一瞬の火花のようなもの。
継続は、炎を絶やさずに灯し続けるようなもの。


そして・・・モチベーションは、実はそんなに必要ないんです。


やる気がある日もあれば、そうじゃない日もある。
それが自然なんですよね。


それでも、少しでも手を動かしてみる。
その“続けるという選択”が、あなたの力になっていくんです。


どんなに小さな火でも、毎日燃やし続ける人が、最終的にはいちばん遠くまで行ける。


わたしは、そう思っています。


✧✧✧


コツコツ=習慣化すること

継続をラクにするのは、「努力」ではなく「習慣」です。


毎回「今日はどうしようかな」「やる気が出ないな」と考えているうちは、
実は“続けること”そのものに、たくさんのエネルギーを使ってしまっているんです。


でも、習慣になってしまえば、
ピアノに向かうことは“当たり前のこと”になります。


朝起きてトイレに行く。
歯を磨く。顔を洗う。
それを「努力してやっている」人はいませんよね。


ピアノも同じこと。
「弾こうかな」と考える前に、自然と手が鍵盤に向かうようになる。
その状態になれたら、もう“努力”ではなくなります。


もしかしたら、ここまで読んで
「そうはいっても、わたしは続けられなかった…」と、
胸の奥がチクッとする方もいるかもしれません。


でも、どうか自分を責めないでくださいね。


続けられなかったのは、“意志が弱いから”でも、“性格のせい”でもありません。
ただ、習慣になる前に止まってしまっただけ。
それだけのことなんです。


誰だって、習慣にさえなれば続けられます。


「弾かないと落ち着かない」
「ピアノを弾かないと一日が終わった気がしない」


そんなふうに、ピアノが日常の中に溶け込んでいくとき、
練習はもう“努力”ではなく、“呼吸のようなもの”に変わるんです。


続けることを“頑張り”にしない。
それが、ピアノと長くつき合うためのいちばんのコツです。


とはいえ・・・「習慣にする」と聞くと、
なんだか大変そう・・・と思う人もいますよね。


でも大丈夫。
続けるためのコツは、ほんの小さな工夫の中にあります。


ここからは、誰でもすぐに始められる
「続けるための3つのヒント」をご紹介します。


① 小さく始める(スモールスタート)

最初から「毎日30分!」と決めなくても大丈夫です。
1日5分でもいい。


むしろ、“これならできそう”と思える小ささから始めたほうが、長く続くんです。


ピアノは、時間の長さよりも「続けた回数」が大切。
たとえ5分でも、毎日ピアノに触れることで、指が感覚を忘れません。


そして、鍵盤に触れるという行為そのものが、“続ける感覚”をやさしく育ててくれます。


② トリガーを決める

「朝食のあと」「帰宅してすぐ」「寝る前」・・・
日常の中の決まった動作とセットにすると、継続はぐっとラクになります。


たとえば、「コーヒーをいれたらピアノを弾く」
「歯を磨いたあとに、5分だけスケールを弾く」


そんなふうに“トリガー(きっかけ)”を決めておくことで、
練習が“特別なこと”ではなく“生活の一部”に変わっていきます。


③ 記録・ご褒美で楽しく続ける

継続を“見える化”するのも、続けやすくする工夫のひとつです。


練習カレンダーにシールを貼る、スマホのメモに絵文字入りで書く・・・どんな方法でもかまいません。


できた日が積み重なっていくのを目で見ると、「ここまで続けてきたんだ」という自信が、自然と生まれてきます。


また、5日間続けたら好きなスイーツを食べる、お気に入りの楽譜を1冊買う・・・、
そんな小さな“ご褒美”を用意しておくのもおすすめですよ。


楽しみがあることで、継続は「修行」ではなく「日々の楽しみ」に変わっていきます。


✧✧✧


ピアノだけじゃない、継続の力

「継続の力」は、もちろんピアノだけの話ではなく、読書、勉強、運動、仕事などなど・・・日常のどんな場面にも、同じことが言えるんですよね。


大切なのは、「やらねば」「やるべき」という思考から少しだけ離れてみること。


義務感で続けようとすると、心がどこか窮屈になってしまいます。


でも、「続けること」を“自分を満たす時間”としてとらえ直してみたら、継続は一気にやさしいものに変わります。


ピアノを弾くときも、読書をするときも、運動をするときも、「もっと上手くならなきゃ」よりも、「今日も少しできた」「続けられた自分がうれしい」
そんな小さな喜びに意識を向けてみてください。


それが、長く続けるためのいちばんのエネルギーになります。


継続とは、“成長を楽しむ人になること”。


昨日より少しだけ指が動いた。
昨日より少しだけ音がきれいに響いた。


そのほんのちょっとの小さな変化を感じ取れる人は、
きっと、どんなことでも続けられる人です。


ピアノは、そんな“成長の喜び”を教えてくれる最高の先生。


続けることを通して、自分を信じる力や、人生を楽しむ力まで
静かに育ててくれるのだと思います。


わたし自身も、ピアノを続ける上でいろいろと試してみたことがあります。
(ほんと、試行錯誤よ・・・子どもってすぐ飽きるからね・・・)
その中で、これはうまくいった、というものをご紹介しますね。


学生時代からずっと続けているんですけど・・・
それは・・・楽譜に書き込みをすることなんです。


うまく弾けなかったところや、止まりやすいところ、つい#(シャープ)を落としてしまう場所などを、そのままにせず、ちょこっと印をつけておきます。


そして、「止まらないように弾く」とか「#落とさない」みたいに、
どう直したいのかを、短い言葉で書き込むんです。


できるようになったら、その印の横に◯(マル)を。
ときどきは、がんばった自分に“はなまる”をつける日もあります😊
(小さい頃は、先生からも書き込みに◯をつけてもらったこともあります☺️)


これをやるようになってから、
ただ「ここ苦手だな」と思うよりも、「どう直したいか」がはっきり見えるようになりました。(これもいわゆる、ジャーナリングだよね)


そして、できたときの“うれしさ”もちゃんと残るんですよね。
小さなマルの数だけ、「今日も少し進めたな」って思える。


そんな積み重ねが、いつの間にか
わたしの中で“コツコツの魔法”になっていました。


✧✧✧


まとめ

「努力」よりも「継続」。


ピアノを教え、弾き続けてきた中で、わたしがいちばん強く確信していることです。


コツコツという言葉は、どこか退屈でおもしろくない言葉かもしれませんよね。


でも本当は、それがいちばん静かで確かな“魔法”なんです。


毎日のわずかな練習が、ある日ふと「できた!」という瞬間を生み出す。


それは奇跡ではなく、積み重ねのリズムが未来をつくってくれた証。


続けることを「頑張る」にせず、自分のペースで、淡々と。


気づけばそれが、音だけでなく心までも整えてくれます。


ピアノは、人生の縮図のようなもの。
ピアノから人生についていろんなことを教わっています。


努力の先に結果を求めるのではなく、日々の継続の中で、自分が変わっていく過程を味わう。


その喜びが、本当の“上達”なのかもしれませんね。


みなさんも!今日から“習慣化”を味方につけてみませんか?


たとえ1日5分でも、
その積み重ねが、きっと未来のあなたをやさしく支えてくれます。


ピアノを続けることは、自分の中にある“静かな力”を信じる時間なのかもしれません。



ピアノでも、それ以外のことでも・・・
“続けていてよかった”と思えるできごとがあれば、よかったらコメントで教えてくださいね🎹


今日も愛あふれる一日をお過ごしくださいませ。



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