【学校では教わらないシリーズ #03】比べぐせをゆるめる3つのヒント
誰かと比べてしまって、ちょっと落ち込む日。
そんな自分に、やさしくなれたらいいのに・・・。
そう思うこと、ありませんか?
こんにちは。ピアノ講師、メンタルコーチのOne Heartです。
今日は、無料マガジン 『学校では教わらない、生きるスキル。』 のnoteをお届けします。
隔週木曜日を投稿予定としています。
ふらっと立ち寄る感覚で、あなたのペースで読み進めてもらえたらうれしいです。
°⌖꙳✧˖°
いつからだろう・・・。
「隣の誰か」と比べて、自分のことを測るようになったのは。
テストの点数、運動の成績、通知表。
いつも誰かと並べられて、「上か下か」を気にしてきた。
がんばっても、満足できない。
ほめられても、「あの子よりは・・・」なんて言葉がついてきたりする。
気づけば、何かにつけて比べてしまう自分がいる。
・・・SNSを見て、モヤモヤ。
誰かの成功や充実ぶりに、焦ったり落ち込んだり。
子どもが頑張っているのに、他の子と比べてしまって罪悪感。
そんな経験、ありませんか?
わたしたちは、知らず知らずのうちに
「比較の世界」の中で生きることに慣れてしまったのかもしれません。
でも、本当にその生き方じゃないとダメなんでしょうか?
「比べない」という選択肢は、ないのでしょうか?
このnoteでは、
そんな“比べぐせ”にやさしく気づいて、
少しずつ「自分の中心」に戻るヒントを探していきます。
わたし自身も、比べられることで「自分には向いていない」と思い込んでいたことがあります。
それは、「体育」という科目。
学校ではいつも評価が低くて、足も遅いし、球技も苦手で・・・
「わたしは運動がニガテ」と、ずっとそう思ってきました。
でも、大人になってから「なんか、身体動かしたい」と思い、スポーツジムに通ってみたら、意外と楽しい。
地味だけど“ランニングマシーン”で走ったり、歩いたり・・・。
なんだか・・・スッキリする自分を発見しました。
30代ではマラソンにも挑戦して・・・、
いまはキツい運動よりも、“おうちレーニング”が習慣になっています。
気づいたんです。
わたし、身体を動かすのが好きだったんだなって。
あの頃は、「順位」や「評価」で比べられていたから、嫌いだと思い込んでいただけかもしれない。
本当の「好き」や「得意」は、比べることで見えなくなってしまうこともあるのだと、今なら思えます。
°⌖꙳✧˖°
「比べる」がやめられない理由
「比べたって、意味がない」
頭ではわかっていても、つい比べてしまう。
そんな自分に、がっかりしたことはありませんか?
でも、これにはちゃんと理由があるんです。
実は、わたしたちの脳は“比べるようにできている”のだそうです。
なぜなら、比べることで「危険かどうか」「仲間かどうか」などを
瞬時に判断し、生き延びるために役立ててきたから。
たとえば、
「相手の方が力が強そう」👉戦わずに距離をとる
「自分だけ持っていない」👉群れからはずれる不安を察知する
そんなふうに、人類は比べながら生き延びてきました。
つまり、比べること自体は、悪いことでも弱いことでもないんです。
むしろ、そうすることで安心したり、身を守ったりしてきた本能なんですね。
ただ・・・
現代はもう、ジャングルではなく、SNSや職場や日常の中の人間関係で生きています。
それなのに、わたしたちの脳は昔のまま。
本能的に、つい「誰かと自分」を比べてしまう。
しかもそれが、点数や肩書き、フォロワー数や見た目といった「数値化しやすいもの」になっていくと、
つい自分を小さく感じたり、足りないような気がしてしまうのです。
ここで、もうひとつ。
わたしたちが育ってきた「学校」という場所も、
この“比べぐせ”を知らず知らずのうちに強めていたのかもしれません。
通知表、偏差値、順位、平均点。
同じ基準で、同じタイミングで、みんなで一斉に。
比べられることが「当たりまえ」になっていた日々。
それに慣れすぎて、
大人になっても「比べなきゃ、がんばれない」と思ってしまったり、
「誰かより劣っている」と感じるたびに、自分を責めてしまったりする。
でも、本当は・・・
人生に、順位なんていらないはず。
誰かと比べなくても、自分のペースで進んでいい。
だからこそ、
この「比べぐせ」に気づいていくことが、
“わたしらしさ”を取り戻す最初のステップになるのです。
°⌖꙳✧˖°
「比べぐせ」の奥にある、本当の願い
比べたくないのに、比べてしまう。
しかも、そのたびにちょっと落ち込んだり、自分にダメ出ししたりしてしまう。
そんな自分を、「弱いな」「器が小さいな」と責めていませんか?
でも、本当にそうでしょうか?
比べぐせの“奥”をのぞいてみると、
実はそこにあるのは、とても素直で純粋な願いだったりします。
たとえば・・・
・自信を持ちたい
・大切にされたい
・認めてもらいたい
・置いていかれたくない
・自分にもできると思いたい
そんな、誰もが心の奥に持っているような「願い」。
でも、どう表現していいかわからなくて、
どう叶えていいかわからなくて、
わかりやすく“他人と比べる”という形で出てきてしまっているだけかもしれません。
たとえば、誰かの成果にザワザワしたとき。
「なんであの人ばっかり・・・」と思ったとしたら、
本当は「わたしもあんなふうに輝きたい」という願いがあったのかもしれません。
誰かのキラキラしたSNS投稿に焦ったとき。
「自分には何もない」と感じたのなら、
「わたしだって、大切にされたい」
「わたしの毎日にも意味があると感じたい」
そんな気持ちがあったのかもしれません。
比べることは、自分の本音を映し出す鏡になるんです。
だからこそ、責めなくていい。
比べてしまったときこそ、自分にそっと問いかけてみてください。
「いま、何を求めていたんだろう?」
「どんな気持ちを感じたくて、比べてしまったのかな?」
その問いかけの中に、
あなたがこれから大事にしたい“本当の願い”が隠れています。
°⌖꙳✧˖°
比べぐせをやさしくほぐす、3つの習慣
比べてしまうこと自体は、悪いことではありません。
でも、そのたびに苦しくなるのなら・・・
少しずつ、やわらかく“ほぐして”いく方法を知っておきたいもの。
ここでは、毎日の中で取り入れられる
【比べぐせをやさしくゆるめる3つの習慣】をご紹介します。
①「比べてるな」と気づくだけで、半分ほどける
まず最初に大切なのは、“気づくこと”。
「また比べてるな」と思った瞬間、
それだけで、すでに一歩引いて自分を見られている証拠です。
比べてしまうことよりも、
比べていることに“無自覚”な状態の方が、心には大きな負担がかかります。
気づけた時点で、もう半分ほどけています。
おすすめは、こんなふうに自分に声をかけてみること。
「あ、今ちょっと比べてるかも。そっか、そういう気持ちなんだね」
責めるのではなく、ただ気づいてあげる。
それだけで、心はゆっくり緩みはじめます。
꙳✧˖°
②「わたしに戻る時間」を、少しだけ持つ
誰かと比べているときって、
実は「自分を見ていない」状態だったりします。
だからこそ、いったん他人の世界から距離を取って、
“わたしに戻る時間”を意識的に作ってみてください。
たとえば・・・
5分だけスマホを手放す
ノートに気持ちを書き出してみる
窓の外をぼーっと眺める
好きな香りをかぐ
深く息を吐く
この小さな「間」が、心の軸をゆっくり“自分”に戻してくれます。
外の世界に揺さぶられすぎないために。
比べぐせをゆるめるには、まず「戻る場所」が必要なんです。
꙳✧˖°
③「誰かと比べる」から「昨日の自分と比べる」へ
つい他人と比べて落ち込んでしまうとき、
視点を少し変えてみるのも効果的です。
たとえば、
「1年前の自分と比べて、できるようになったことは何だろう?」
「昨日よりほんの少しでも、進めたことはあったかな?」
こんな問いを自分に向けてみると、
他人軸ではなく“自分軸”で見る練習になります。
比べるなら、「誰か」ではなく「昨日のわたし」。
その方がずっと、心は穏やかで、自信も育ちます。
すぐに完璧にやめられなくても、大丈夫。
大事なのは、少しずつほぐしていくこと。
比べたことに気づいたら、やさしく戻る。
それを何度も繰り返していくうちに、
比べない時間が、少しずつ増えていくからです。
꙳✧˖°
比べることで、遠ざかっていたもの
比べることに意識が向いているとき、
わたしたちはつい、目の前にある小さな喜びや、
自分だけの“ペース”や“好き”から遠ざかってしまいます。
「もっとできるようにならなきゃ」
「こんなんじゃダメだ」
そんな思いに追い立てられて、心の余白がどんどん失われていく。
でも、本当は・・・
誰とも比べなくていい場所が、ちゃんとある。
その場所は、「いま、ここ」。
“誰かの人生”ではなく、“わたしの人生”を生きる場所です。
わたしにしか見えない景色
わたしにしか感じられない喜び
わたしにしか歩けないスピード
そんなふうに、
「わたしのものさし」で人生を感じられる時間が増えると、
いつのまにか心は、静かに満ちていきます。
急がなくても、追いつかなくても、大丈夫。
ほっとひと息つける場所を、ちゃんと自分の中に持っていることが、
何よりの「生きるスキル」になるのです。
꙳✧˖°
今日のQuestion
あなたは最近、どんなときに「比べてしまったな」と感じましたか?
そのとき、本当はどんな気持ちを感じたかったのか・・・
少しだけ、心に耳を澄ませてみてください。
さいごに
比べてしまうことに気づいたときは、
「ああ、いまのわたし、がんばってるんだな」って
そっと寄り添ってあげてください。
生きるって、思っているよりずっと繊細で、すばらしい営みだから。
今日も“愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。
合わせて読みたい
✧˙⁎⋆誰かと比べて落ち込んでしまう日もあるけど、
そこには“今の自分を見つめ直すきっかけ”が隠れているのかもしれません。
比べぐせを手放すヒントと合わせて、読んでみてください。
✧˙⁎⋆目に見える数字にふりまわされてしまうときこそ、
“本当の価値”に目を向けてみるチャンスです。
「比べるクセ」の先にある、“自分を信じる力”を育てるヒントに。
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