【学校では教わらない #02】“ちゃんとしなきゃ”って、誰が決めた?
“ちゃんと”を手放すと、静かに自己肯定感が上がる。
“ちゃんとしなきゃ”。
そんな言葉を、気づけば毎日、自分に向けていました。
起きるときも、片づけるときも、誰かに返信するときも・・・
無意識に、自分を正そうとする声が、いつも頭の中にありました。
でもあるとき、ふと立ち止まって思ったんです。
「もしかしてこれ、わたしの本音じゃないかも?」って。
こんにちは。ピアノ講師・メンタルコーチの One Heart です。
今日は、無料マガジン 『学校では教わらない、生きるスキル。』 のnoteをお届けします。
隔週木曜日を投稿予定としています。
ふらっと立ち寄る感覚で、あなたのペースで読み進めてもらえたらうれしいです。
“ちゃんと”って、誰のためにやっていますか?
°⌖꙳✧˖°
“ちゃんと”三連発は自分の声を消す呪文だった
「ちゃんと起きなきゃ」「ちゃんと返信しなきゃ」「ちゃんと片づけなきゃ」。
この3つをいつも頭の中で唱えていた頃、わたしは“わたしの声”を置き去りにしていました。
“ちゃんと”は悪者ではありません。
でも、それが毎日のデフォルトになると “正しさ”が“檻”になる。
そこでわたしは一度立ち止まり、こう自分に問いかけました。
「それ、本当にわたしが望んでいること?」
°⌖꙳✧˖°
“ちゃんと”=正解? いいえ、ただの刷り込みです
幼い頃から浴びてきた「ちゃんとしなさい」のシャワーは、
“ちゃんとしている=正しい”
“ちゃんとしていない=ダメ”
・・・という二元論をわたしたちに染み込ませます。
大人になっても寝坊すると自己嫌悪、部屋が散らかると「わたしはだらしない」と責める・・・それ、本当に “わたしの基準” でしょうか?
もし苦しいなら、あなたは 誰かの基準で動いているサイン かもしれません。
°⌖꙳✧˖°
“いい嫁”をやめた・・・わたしのはなし。
わたしはずいぶん前に、 義母の理想の“いい嫁”をやめる と決めた。
義母はきちんとした方。
何も言われなくても“ちゃんと”の空気が漂います。
料理の盛りつけ方ひとつにも、無言の美しさや整いがにじんでいて、わたしはそれに無意識で合わせようとしていました。
いつの間にか「こうすれば安心されるはず」「これが“きちんと”してるってことだよね」と、自分のふるまいを義母基準で測るようになっていたんです。
「これはわたしらしさではなく、“正しさをなぞったわたし”だった」
でも、頭ではわかっていても、やめるのはすぐには難しかった。
「わたしが我慢すれば丸くおさまる」と思っていたし、波風を立てたくない気持ちもありました。
それでも、「正しさの仮面をかぶったままで、本当の関係性って築けるのかな?」と、心の奥で問い続けていたんです。
“いい嫁”をやめたことで、まず感じたのは、安心でした。
関係が壊れるのではないかという不安もありましたが、そんなことはなく、義母との距離感はむしろ自然になっていきました。
そして、自分に対して「ダメ嫁かもしれない」というラベルを貼ることがなくなり、どこかで自分を責めていた気持ちがふっと軽くなったのを覚えています。
相手の“ちゃんと”に合わせなくても、自分なりの在り方を大切にすることはできる。
そう実感できたことは、わたしにとって大きな転機になりました。
「ちゃんとしなきゃ」と思わなくなってからの方が、優しくなれる場面も増えたように感じています。
°⌖꙳✧˖°
“ちゃんと”の裏側。不安・比較・承認欲求
わたしが“ちゃんと”していた目的は、几帳面さでも完璧主義でもありませんでした。
嫌われたくない
安心されたい
認められたい
この目に見えない期待に応え続けるほど、
“演じているわたし” と “本当のわたし” のギャップが広がり、苦しさも比例して大きくなる。
“ちゃんと”をほどく 3 ステップ
ここで、“ちゃんと”をほどくステップを3段階でお伝えしますね。
気づく ・・・「今“ちゃんとしなきゃ”と言った?」と自分に問いかける。
→ たとえば朝、起きてすぐ「ちゃんと朝ごはん作らなきゃ」と思った瞬間に立ち止まってみる。
その“声”は自分の心地よさから来ているのか、それとも義務感なのか。検証する ・・・それは「わたしの基準」か「誰かの基準」かを書き出す。
→ わたしは実際、手帳に「家をいつもきれいにしておかなきゃ」と書いてみて、「これは母の価値観かも」と気づきました。
書き出すことで、外側からその考えを見つめ直すことができます。選び直す・・・今のわたしに必要なら続ける/不要なら手放す。
→ 手放すと決めた日は、少しだけ部屋が散らかっていても「今日は疲れてるから、それでいい」と許せるようになりました。
それだけで、心の中の息苦しさがふっとほどけていきます。
°⌖꙳✧˖°
今日の一行ワーク
「○○しなきゃ」を一つだけ選び、手帳に線で横棒を引いて消してみる。
線を引く瞬間、胸がスッと軽くなる感覚を味わってみてくださいね。
たとえば「返信しなきゃ」「掃除しなきゃ」「ちゃんとご飯作らなきゃ」など、普段よく使う“しなきゃ”を選んでみてください。
ほんの数秒でも、心の余白がふっと広がる感覚があるかもしれません。
その小さな変化こそが、あなた自身のペースを取り戻す第一歩です。
°⌖꙳✧˖°
次回予告
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