願いが叶う〜夢のピアノルーム
こんにちは。ピアノ講師、メンタルコーチのOne Heartです。
今日は、わたし自身のプライベートなnoteになります。
すでに何度か記事でふれてきましたが、
名古屋で続けていたピアノレッスンと対面セッションを、
8月末で終了することに決めました。
2月から、神奈川と名古屋を隔週で行き来する「2拠点生活」を続けてきて、
この暮らしをいつまで続けるのか・・・ずっと自分の中で問い続けてきました。
名古屋に帰省するたびに、過去の自分に引き戻されるような感覚と向き合い、
でも、なかなか決めきれない日々が続いていました。
そんな中で支えになっていたのが、この場所(note)での出会いでした。
“スキ”や“フォロー”でそっと背中を押してくださる読者の皆さん、
そして、有料記事やマガジンを購読してくださっている方々のあたたかな応援。
そのすべてが、静かに、でも力強く、わたしを励ましてくれました。
リアルで会えるレッスンの場でも、
「先生の言葉に救われました」「レッスンが楽しみです」と言ってくださる声に、こちらが何度も救われてきました。
ほんとうに、ありがとうございます。
この1年、じっくりと心の奥の声と向き合ってきたわたしの「決断」と、
ピアノとともに迎える新しい日々の始まりについて、
今日は、丁寧に書いてみたいと思います。
少し長いnoteになりますが、ゆっくりと読んでいただけたら嬉しいです。
「ここじゃないかもしれない」その違和感は、静かにやってきた
神奈川に引っ越してからも、名古屋でのピアノレッスンとセッションを続けるために、2週間に一度、名古屋へ帰省する生活が始まりました。
いわゆる“2拠点生活”。
最初は、その行き来がどこか心地よくて。
「やっぱり、こっち(名古屋)は落ち着くなあ」なんて思うことも多く、
実家に戻ると、どこか懐かしいような、安心感に包まれていたんです。
でも、その感覚は、少しずつ変化していきました。
帰省するたびに、胸がざわざわする。
心が少しだけ緊張しているのを感じる。
名古屋にいるときの自分が、なぜか“昔の自分”に引き戻されていくような、そんな不思議な感覚。
神奈川での日々は、毎日が新鮮で、刺激があって、
どこか“未来”とつながっているような、そんな軽やかさがあったのに・・・。
名古屋に戻るたびに、
「そろそろ、ここを卒業していいんじゃない?」
そんな声が、自分の内側から聞こえてくるようになったんです。
でも、その声はときにとても厳しくて、
「続けているのは、ここに依存してるだけなんじゃない?」と、問いかけてくることもありました。
正直、その声には何度も揺れました。
一戸建てという「形ある居場所」を手放すのは、簡単なことではありません。
思い出もあるし、責任もある。
何より、わたしがここに長く根を下ろしてきたという“重み”がありました。
でも、そんな重さを感じるたびに、どこかで気づいていたんです。
これはきっと、「安心」ではなく「執着」なんだって。
「もう、ここじゃないかもしれない」という声は、わたしの心の奥にずっといた“未来を知っている自分”の声だったのかもしれません。
こんなふうに、名古屋と神奈川を行ったり来たりしながら、ずっと心の声を聴き続けてきたこの1年。
✧˙⁎⋆何度も迷って、少し止まって、また動き出して・・・。
わたしがこの「2拠点生活」の中でどんなことを感じてきたのか、別の記事でも綴っていますので、よかったらそちらもあわせてご覧ください。
「決めきれない時間」も、ちゃんと意味があった
「もう、ここじゃないかもしれない」・・・
そんな声が心の奥から聞こえてきても、すぐに行動できたわけではありません。
それはきっと、ずっと大切にしてきた場所だから。
長く過ごしてきた“実家”という場所には、思い出も人とのつながりもつまっていて、簡単に「手放す」と決められるものではありませんでした。
「この暮らしをやめたら、どこかで後悔するかもしれない」
「誰かに寂しい思いをさせてしまうかもしれない」
そんなふうに、思考が何度もささやいてきました。
それでも、心のどこかではわかっていたんです。
この揺れこそが、「本気で考えている証拠」だってことを。
本当に手放すときというのは、
何もかもスパッと割り切れている状態じゃなくてもいい。
むしろ、後ろ髪を引かれながら、それでも前に進む選択をする。
そういう“あいまいさ”を抱えたままの決断があってもいいんだと、わたしは少しずつ学んできました。
今年のゴールデンウィーク。
スケジュールに少し余白ができて、じっくりと未来のことを考える時間ができました。
いつまでこの生活を続けるのか。
これから、どんなふうに暮らしていきたいのか。
そして、わたしがほんとうに「大切にしたいもの」は何なのか。
静かな時間の中で、何度も自分に問いかけているうちに、ふと、心の奥から言葉が浮かんできました。
・・・「決めよう」
その声は、思ったより静かで、でもとても確かな響きを持っていました。
それが、わたしの“決意”の瞬間でした。
8月で、名古屋でのレッスンとセッションを終えることを決めたのです。
未来を先に“体験”する。脳のしくみを味方につけて
決断したはずなのに、すぐに動けるわけではありませんでした。
どこに住むのか、ピアノはどこへ運ぶのか、どんな暮らしをしていきたいのか・・・
未来が決まっていないことの多さに、ふと不安になる瞬間もありました。
でも、わたしはここで、これまで学んできた脳の特性を思い出したんです。
脳は「現実」と「想像」を区別できない
脳には、「想像上のイメージ」と「実際の体験」を区別できないという特徴があります。
つまり、未来の自分をリアルに思い描けば思い描くほど、
脳はそれを“現実として起きていること”として認識し始めるのです。
だからこそ、不安や後悔を繰り返し思い出していると、
脳はその過去を「今、また体験している」と錯覚してしまう。
反対に、未来の自分を鮮やかに想像すれば、それが現実を引き寄せる力になる。
この原理を知っていたから、わたしは「現地に行ってみる」ことを選びました。
現地に行って、未来の自分を体験する
まずはネットで、「楽器演奏OKなマンション」を検索。
すると、思っていた以上にたくさんの候補が出てきました。
川崎エリアを中心に、横浜や東京にもアクセスしやすい物件をいくつかリストアップして、
実際に問い合わせをして、現地まで足を運びました。
まだ入居中で中は見られなかったけれど、
そのマンションの前に立ち、駅からの道を歩き、近くのカフェでコーヒーを飲む・・・
それだけで、頭の中にはもう「そこで暮らす自分」の姿がはっきりと浮かんできました。
静かで落ち着いた部屋で、ピアノを弾くわたし。
窓を開けて風を感じながら、ノートに未来のプランを書いているわたし。
レッスンや執筆を、ここで楽しそうにしているわたし・・・。
「まだ叶っていない未来」を、
先に“体験”するというステップ。
これは、わたしが何度もジャーナリングや瞑想で取り入れてきた方法でもあります。
可視化→瞑想→書き出しのルーティン
未来の自分をリアルに描くために、わたしがやったことはシンプルです。
現地に行って、感覚で体験する
家に帰って、瞑想でその感覚をもう一度味わう
ノートに、未来の一日を文章にして書く
こうして“可視化→体感→言語化”をつみ重ねることで、
脳が「これはもう、実現している」と感じてくれるようになります。
そして不思議なことに、
こうしたルーティンを数週間続けたある日・・・
思いがけない展開が、訪れたのです。
理想の未来は、ある日ふいに現れる
未来の自分を何度もイメージして、
頭の中で鮮やかに描いていた「ピアノと過ごす暮らし」。
「いつか、きっとそんな日が来る」
そう思いながら、日々を過ごしていたある日・・・、
7月1日、不動産屋さんから一本の連絡が入りました。
「条件にぴったり合う物件が出ましたよ」
そう言われて紹介されたのは、
川崎市内、わたしが希望していた駅のすぐ近くのマンション。
しかも、これまで検討していた物件よりも駅に近く、徒歩3分という好立地。
もともと検討していた物件は徒歩10分だったので、
それよりもアクセスがよく、駅からの道も安全で明るい。
まさに“想像以上”の出会いでした。
念願の「ピアノルーム」
そのマンションは、楽器演奏が可能な物件で、
なんと朝8時から夜11時まで、自由に演奏できる環境。
完全防音というわけではないけれど、
音楽愛好家たちが暮らす「お互いさま」の文化が根づいている場所でした。
音大生、大人の音楽愛好家、ユーチューバーなど、
さまざまな楽器と生きる人たちが集まっているこの空間は、
まるで音楽を真ん中にした“ゆるやかなコミュニティ”のようにも感じられました。
わたしにとって、ピアノを弾けることは、
ただの趣味や仕事ではなく、「暮らしの一部」。
音を出すことに神経質にならずに過ごせる場所をずっと探していたから、
この条件は、本当にありがたく、心から嬉しかったのです。
ここから、また新しい“音”がはじまる
この場所で、ピアノを弾き、執筆をし、時にレッスンも行う・・・
そんな新しい日々が、ここから始まるんだ。
想像してきたビジョンが、静かに、でも確かに、現実として動き出しているのを感じました。
“理想の未来”って、がんばって引き寄せるものじゃないのかもしれない。
ただ、「こうなったらいいな」と思いながら、
それを丁寧に思い描き、
ちゃんと自分の足でその未来に近づいていったとき、
その未来のほうから、ある日ふいにやってくる。
そんなことを、この物件との出会いが教えてくれたように思います。
ピアノと、30年かけて育ててきた“信頼”を連れていく
新しい場所が決まり、次に考えたのは・・・
「マイピアノをどうやって運ぶか」ということでした。
大学生のときに親に買ってもらい、それから30年以上、
ずっと一緒に過ごしてきたこのピアノ。
何度も調律を繰り返し、
気持ちが沈んだときも、うれしいときも、
このピアノと一緒に音を出してきました。
ある意味では、家族のような存在であり、
わたしの人生そのものを見守ってくれていた“パートナー”。
だからこそ、ただ運ぶだけじゃなく、
「せっかくならこのタイミングで、中をしっかり整えてあげよう」
そんな気持ちが自然と湧いてきました。
調律師さんのひとことが、背中を押してくれた
6月の調律のとき。
お世話になっている調律師さんに、ピアノの内部の状態を細かく見てもらいました。
もしかしたら消耗している部品があるかもしれないし、
この先も長く使いたいから、今のうちにリニューアルしたほうがいいかもしれない・・・
そう考えて、相談してみたのです。
でも、調律師さんは、ピアノを丁寧に見ながらこう言ってくれました。
「きれいに使ってきたね。このままで、大丈夫だよ。」
その言葉に、肩の力がふっと抜けました。
このピアノは、まだまだこれからも一緒に歩んでいける。
そう言ってもらえたような気がして、とても安心しました。
移動後、もう一度しっかり調律をして、
新しい空間に音がなじむようにしてから、またピアノと向き合っていく。
長年使ってきたピアノを“そのままの姿”で連れていけることが、
わたしにとっては何よりうれしい選択になりました。
ピアノを運ぶことは、心を運ぶこと
名古屋の実家では、地下室をピアノルームとして使っていたため、
近隣への音の配慮もそこまで気にせずに演奏ができていました。
ただ、住宅地という環境上、21時ごろまでと決めていたんです。
一方で、新しく決まったマンションでは、演奏可能時間が朝8時〜夜11時。
そして、何より「音楽を歓迎している空気感」がある。
この違いは、とても大きな意味がある、と思っています。
ピアノを、時間に縛られずに弾けること。
心おきなく、自分の世界に入り込めること。
それは、ピアノにとっても、わたし自身にとっても、
“解放”に近い感覚なのかもしれません。
そして今、ピアノと一緒に未来へ向かう
ピアノの引越しは、専門の業者さんにお願いする予定です。
東海地方から関東へ運ぶ際、どうやら途中でいったん浜松のヤマハ本社に立ち寄ってから関東へ運ばれるとのこと。
移動には2〜3週間ほどかかる可能性があるそうです。
そして到着後も、すぐに弾けるわけではなく、
新しい環境になじませるための再調律などが必要。
それを終えて、ようやくまた、音を出せるようになる。
でもその“待ち時間”さえも、
今のわたしには、少しワクワクしている時間。
このピアノと一緒に、新しい空間で音を鳴らす日が来る・・・
それを思うだけで、心がじんわりと満たされていくのです。
✧˙⁎⋆大変だった💦(業者さんがね)ピアノ移動の記事はこちらをご覧くださいませ。
手放すことで、ひらけてくる未来がある
新しい場所が決まり、ピアノの引越しが決まり、
少しずつ、名古屋の実家の整理も本格的に始めています。
ピアノルームに持ち込む家具や楽譜をまとめながら、
「ここで過ごす日々も、もうすぐ終わるんだな」と実感がじわじわと湧いてきます。
わたしにとって実家は、たしかに“安心の象徴”でした。
でも、それだけに留まっていては、
ずっと「過去のわたし」に引き戻され続けてしまう・・・
この1年の2拠点生活が、そう気づかせてくれました。
そして今、「今のわたし」と「これからのわたし」が
もっとのびのびと暮らせる場所に、ようやく出会えた気がします。
夢が広がる関東の暮らし
今回物件を探していく中で、驚いたことがありました。
関東には、楽器演奏が可能なマンションや、完全防音の物件が本当にたくさんあるんです。
それだけじゃなく、ペットOKの物件も多くて・・・
もしかしたら、いつか犬と暮らす日がくるかもしれない。
そんな未来のビジョンまでふくらんでいきました。
ピアノを自由に弾けること。
コーチングや執筆を、音に囲まれた空間でできること。
それだけで、これからの毎日がとても楽しみになってきます。
“今”を生きる、という選択
変わることは、勇気がいる。
手放すことも、エネルギーがいる。
でも、“今のわたし”がほんとうに求めているものを選ぶというのは、
未来に対する、静かで確かな信頼を育てていくことでもあると思っています。
さいごに〜音と暮らす、新しい章へ
大学時代からずっと一緒に歩んできたこのピアノと、
また新しい場所で、音を奏でられる日が近づいています。
何気ない日常の中で、音に触れ、言葉を綴り、誰かとつながる。
そんな暮らしを、これからも大切に育てていきたいと思います。
わたしの人生にそっと寄り添ってくれたみなさんへ・・・
この場を借りて、心からの感謝をお伝えします。
そして、新しい一歩を踏み出すすべての方に、
やさしい追い風が吹きますように。
今日も、愛あふれる一日をお過ごしくださいね。
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