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コハクチョウ撮影記 〜降雪の湖北にて〜

コハクチョウ撮影に行ってきました!

場所は滋賀県琵琶湖の北部、旧湖北町があるエリアで、湖北野鳥センターを起点として探索しました。
寒波が来た直後の訪問ということもあり、普段大阪に住んでいるぼくからすると豪雪の雪国。
地元の方からしたら「こんなもんやなあ」ということでしたが、ぼくにとってはかなり不安な雪の中での撮影でした。

訪問前に気になっていたことも情報収集できたので、写真紹介がてら共有したいと思います。


湖北ってどんなとこ?

湖北は琵琶湖の北部のエリアのこと。ざっくり北北東くらいかな。
野鳥撮影が目的の方であれば、「湖北野鳥センター」の周辺エリアのことと考えれば問題ないと思います。

この地域は琵琶湖の豊富な水源があるため、水鳥を中心とした野鳥の王国であることで有名です。
さらに冬季(10月末〜翌2月末ごろ)になるとコハクチョウが飛来し越冬するということで、野鳥観察に最高のスポットなのです。

ようやく出会えたコハクチョウは感動


湖北野鳥センターって?

説明が重複しますが、このエリアでコハクチョウを観察・撮影したい場合は、まずは湖北野鳥センターに行くことをお勧めします

というのも、コハクチョウの生態として朝晩は水上で睡眠を取り、日中は飛んで近くの田んぼに餌を探しに行くのです。
近くの田んぼと簡単に言いますが、長浜の広い土地にはたくさんの田んぼがあり、到底自力で見て回ることはできません。

ですが湖北野鳥センターに行けば、その日コハクチョウたちがどこの田んぼに飛んでいったかを把握しており、それを教えてくれます
コハクチョウは家族単位で集団で行動するので、その田んぼの位置がわかるとたくさんのコハクチョウに会いに行くことができるのです。

着地直前の足が可愛い

そのほかにも、名物オオワシをはじめとした様々な野鳥の情報を教えてくれるので、まずは湖北野鳥センターを起点として散策をすることをお勧めします。

ちなみに、入館料として現金で300円が必要な点は注意です。


アクセスについて

ぼくが訪れた日は写真の通り大雪でした。

雪に縁遠いためかなり大変でした

雪道に慣れていなかったので電車を使って行ったのですが、これは正解でもあり失敗でもありました。

まず、電車で行く場合はJR河毛駅というところで降ります。
その後、タクシーで湖北野鳥センターまで向かいました。

このタクシーですが、前日に予約しておいたので行きは難なく乗れたのですが、16時ごろに帰りのタクシーを歯医者してもらおうと電話すると、出払っているとお断り。
合計3社に電話したのですが、残り2社は遠いからいけないとこれまたお断り。
大雪の中、帰りのタクシーが完全に捕まらなくなってしまいました!

これ、都会の感覚からするとまあ歩けばいいじゃんということなんですが、実は河毛駅から湖北野鳥センターまでをGoogleマップで調べると、徒歩1時間半と出るのです!
そんなものは徒歩で移動する距離じゃない!
しかも周りは吹雪、足元は積雪で歩きづらく、とても歩けたものではありません。
そもそも帰りのタクシーに電話したタイミングは、湖北野鳥センターから当日コハクチョウがいると教えてもらった田んぼの場所までの道をすでに2時間近く歩き、さらに1時間ほど雪の中での撮影を終えている状態です。
とてもじゃないですが体力が持たず、本当に命の危機を感じました。

ひたすら雪原の中を歩く

幸いにも、数分歩いていると車が通りかかり、頭を下げてヒッチハイクさせてもらい、なんとかことなきを得ました。
優しい運転手さんに巡り会えて本当に幸運でしたが、あの方がいなかったらと思うと今でも怖いです。

ということで、電車でのアクセスは極めて過酷を要するので、体力に自信のない方にはお勧めしません。

一方で、じゃあ自家用車で行くのがいいかというと、ぼくは電車でよかったと思います。
車通りの多い場所でもシャーベット状になっており、普段雪道の運転に慣れていない人が運転するべきではないと、素人目には思います。
少なくとも、雪のシーズンに通常タイヤで行くことだけは絶対にやめてください。

体力にも自信なく、雪道の運転も不慣れな方は、11月など雪の心配がない時期にコハクチョウに会いに行くのがいいかと思います。


田んぼでの撮影について

上記のような事情のため、撮影可能時間はおよそ昼の時間帯だけ。
そのため、田んぼにいるコハクチョウのみを撮影できました。
湖に浮かぶ姿を撮影したい場合は、早朝か夕暮れに行くしかなさそうです。

他の水鳥もたくさんいるので見応えは十分です

田んぼでの撮影は駐車場等がないので、この点も注意が必要です。
近隣住民の迷惑になる路上駐車は論外です。マナーを守って楽しんでください。

また、徒歩アクセスの場合屋根のある休憩場所がないので、降雪時のレンズ交換は諦めた方がいいと思います
防塵防滴の信頼性があるズームレンズ1本で行きましょう。

レンズには厚手のタオルを巻いて、急激な温度変化を避けるようにしました。
寒いところから急に暑いところに入ると、レンズ内に霜ができて最悪おじゃんですので、絶対に気をつけてください。
また、水滴を飛ばすためのブロワーとドライタオルを数枚持っていくといいと思います。


撮影した写真

コハクチョウだけでなく、様々な野鳥や雪景色も楽しめました。
過酷ではありましたが、撮影の満足だけでは終わらない冒険に行った気分です。

最後に写真と、YouTubeでRAW現像動画も作りましたので、ご覧ください。

カメラ:Nikon Z6III
レンズ:NIKKOR Z 100-400mm F/4.5-5.6 VR S

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