「需要>供給」を考えたら、変身ヒロインものに辿り着いた
「需要(ニーズ)>供給」な分野を狙うのは、ビジネスの基本です。
小説においても、それは言えるはずです。
ニーズに対して供給過多で、既に飽和状態に陥ったジャンルを狙うより、「ニーズはあるのに供給が足りていない」ジャンルの方が、ヒットは狙いやすいのではないでしょうか?
…ということから、ネット小説における「需要>供給」なジャンルを考えてみたのですが…
結果「変身ヒロイン(魔法少女)ものはどうか?」という考えに至りました。
「変身ヒロインもの」と言えば、マンガ・アニメでたびたびエポック・メイキングな作品が登場してきたジャンルです。
しかも、一度ヒットすれば、世代を超え国を超え、長年愛されることも多いジャンルです。
何より、このジャンルには「変身願望を満たしてくれる」「素敵なコスチューム」「可愛いアイテム」「魔法or必殺技」etc…読者(視聴者)をワクワクさせるエンタメ要素がどっさり詰まっているのです。
にも関わらず「小説」では(ノベライズ等を除き)圧倒的に「供給」が少ないジャンルでもあります。
変身ヒロインものが「小説にしづらい」ジャンルということなのかも知れませんが…
そこをあえて小説という形で「小説ならではの変身ヒロイン(魔法少女)もの」を書いてみたらどうなのか、と考えました。
それと「変身ヒロイン(魔法少女)もの」なら、「小説カスタマイズ」の一環としてやってみたかった「文章を読むのが苦手な人向けにビジュアルに特化した小説」を試すのに適していると思ったのです。
<関連記事:「文字ばっかり」がそもそも苦手な読者向けカスタマイズ>
(…まぁ、実際に執筆に取りかかることにした最大の理由は、試しにラクガキしてみたコスチュームに「『魔法少女×巫女×もふもふ』の親和性って、ヤバいじゃん!」と思ったのと、変身呪文のネタが自分で気に入ってしまったからなのですが…。)

こうして本格的に変身ヒロインもの(魔法少女もの)を書くことに決めたわけですが…
前の記事でも書いた通り、自分は書く作品を決める際、脳内で「コンペ」を行います。
<関連記事:脳内コンペを勝ち抜いたアイディアだけ、小説化しています。>
その小説が「完結できるものか」「書く価値のあるものか」等々、様々な面で「検討」「審査」を行い、それをクリアしたものだけを実際に小説化しているわけですが…
この作品を脳内審査する際、基準をクリアするために、様々な「方向性」「目標」を決めました。
それは「コメディ要素は入れても、本筋では“王道”で“正統派”な魔法少女モノを目指す」ということ、「『なかよし』『ちゃお』『りぼん』を読んでいそうな層へ向けた“少女向け”作品にする」ということでした。
「変身ヒロイン(魔法少女)」にも様々あり、幼児~小学校低学年向けなら、現在でも毎週日曜朝に絶賛放送中の某シリーズなどがあります。
また、深夜帯のアニメや、変身(魔法少女)を「ネタ」として扱ったものなどもあります。
しかし「なかよし」「ちゃお」「りぼん」のターゲット層へ向けた変身ヒロインものは、幼児~小学校低学年向け(プリキュ○など)や、深夜帯の大人向けの変身ヒロイン(魔法少女)ものとは、何かが違う気がするのです。
ここの層で過去に出てきた有名どころと言えば、「セーラー〇ーン」「怪盗セイント○ール」「カードキャプター〇くら」「神風怪盗ジャ○ヌ」等々ですが…
ここの層には、何と言うか…バトル要素や魔法要素、可愛いコスチュームやアイテムだけではなく、「思春期の少女の恋」や「友情」など、“エモく”て“ピュア”な要素が多々含まれている気がするのです。
(深夜帯アニメ系だと、ピュアというより、ダークな要素が入ってきてしまうことが多いので…。)
なので自分も「恋に恋する女の子」をヒロインとし、そんな彼女の「思春期の日常や葛藤」を描いていきたいと思いました。
こうして出来上がったのが、魔法少女風ラブコメ小説「魔法の操獣巫女エデン」です。
ただ…変身ヒロイン(魔法少女)ものって、何となく、未読の方々には「うろんな目」で見られてしまう気がするので、そこが若干の不安要素ではあるのですが…。
