秋、ビ➖ナスラインを走るぞ!
秋に久しぶりの長野への旅を、計画する。
今回は珍しく友人と二人。
そんなわけで、車で眠るわけにはいかず3泊とも宿をとった。
目的はビーナスラインを走るということで決まった旅なので、どちらから入るかと思案をしていた。
昔、本当に昔、よく長野県に通ったが、このところご無沙汰していた。
ところがビーナスラインをバイクで走っているユーチューブをたまたま友人と二人で見て、こんなに美しい?こんなに走りやすくなっているの?と驚き、たまらなくなり行くことにした。
友人は長野県、あまり知らないということで私がコースを考えることになる。
前日、私が富山で用があり、次の日の夕方富山を出発ということになった。
友人はその日の朝、新幹線で富山入りをし、私が駅まで迎えにいって合流する。
そんなわけで無駄の多い旅の計画にはなったけれど、ビーナスラインに二人とも憧れてしまい、最大限楽しみたく、計画を練る。
今回私が出した計画は、富山から高速で上越妙高まで走り、ホテルイン。
翌日は、戸隠高原、越水が原を目指す。
そこで一泊。
ここでは戸隠神社、奥社の杉並木を歩いて、あの祠に久しぶりのご挨拶をしにいく。
それから、ビーナスラインだ。
そして上諏訪でホテルイン。
そして自宅という計画を立てた。
私が内心一番楽しみにしているのは、越水が原と奥社の杉並木。
それからまた会える妙高の山々。
そして、やっぱりビーナスラインだ。
そんなわけで、シーズン中のことでもあり、安く取りたくもあったので、はやばやと宿をおさえる。
越水が原の山荘に、ネットからでは予約は8月までだったので、
電話をした。
これが新鮮だった。
奥さんが出られて、
「その頃は観光客で混雑しているかもしれませんので、奥社に行くんだったら車をここに置いて歩いて行かれたらいかがですか?」
と言ってくださった。
「奥社の前には、車そんなに止まらないですものね」と私が昔の光景を浮かべながらいうと
「今は大きな駐車場ができているんですが、混雑して止められないかもしれません」
「いやーあの静かな杉並木を友人と歩きたいと思っているんですけど、そんなにいっぱいですか?」
「どれだけ昔に来られたかわかりませんが、がっかりしなかったらいいのですが……」
「きっとがっかりすると思いますね(笑)どこでもそうなんですよ……でも変わったところも、見たいんです」
そんな話をして電話を切った。
その時だった。
かって肌で感じたあの冷涼な空気や風が、一気に部屋の中に流れ込んできた。
電話の向こうの人は今、そこにいるんだ!と実感した。
胸がすっと高なる。
私たちの長野の旅は、もう始まっている。
