ベートーベンピアノ協奏曲第3番 グレン・グールド&カラヤン(ロイヤルクラウンダービー社とグールドにみる「矛盾する品格」と「銀ブラ」の語源を考える)☕

🇬🇧《 ロイヤル.クラウン.ダービー社の気品 》🇬🇧
1750年頃に陶工アンドリュー(アンドレ).プランシェが、ジョン.ハースという資産家に援けられて窯業を始めたのがダービーの母体である。
1756年にウィリアム.デュズベリが参加し、窯は急速な発展を遂げた。
デュズベリは元は特定の窯に雇われない独立した絵付け師であった。
彼はブランシェ窯の進展の為には、他窯の買収が近道だと考え、ブランシェ窯より早く1745年頃からダービーの地で営業していたトーマス.ブリアンとジェームス.マーチャントの工房を1756年プランシェ窯に統合した。(この窯の統合については、自然廃窯等の異説がある)。
1770年にはチェルシー窯を買収して、チェルシー.ダービー社として1784年まで経営した。
1748年創業をうたうロイヤル.クラウン. ダービー社であるが、旧ダービー社とは関連のない歴史を持っているとされている為、「現存する英国最古の磁器メーカー」の呼称を、1751年創業で後発のロイヤル.ウースターに譲る形となっている。
この事により、何年なのかについては 諸説あるのだけれど、ロイヤル. クラウン. ダービー社は1876年発足の企業と考えるとの説がある。
このロイヤルクラウンダービー社の器というものは、一種独特の気品が感じられる。
そう、グレン.グールドの演奏の様に…..
カラヤンとの姿は、両手をポケットにねじ込んではいるけれど、大先生に対する敬意が感じられる。
これは、パッと見ただけでは、何て失礼な!と思ってしまう態度だけれど、そんな態度とは裏腹に矛盾するけれど、実はカラヤン先生に対して、物凄く気を使っていて、使いすぎているから、緊張して逆にポケットに手を入れたのかも….等とか考えてしまう。
本心は本人にしかわからないのだけれど、この写真の姿は何となく、穏やかな気持ちになれるというものだ。
そんな時には、ロイヤルクラウンダービー社の器で、アールグレイのミルクティーなんかが良い感じ。
出来れば、英国トワイニング社あたりの癖の無い、無難な茶葉で。
「銀ブラ」の語源は銀座でブラジル珈琲……という珍説についてでも考えながらのティータイムという事にしてみよう。⚜️

カラヤンとグレン・グールド 1957年ベートーベン協奏曲 第3番
モーツァルト ピアノ.ソナタ 第10番 ↑
モーツァルトピアノソナタ 第17番 ↑

「銀ブラ」の語源は銀座でブラジル珈琲…..については、珈琲のプロの方が、「銀座のパウリスタでブラジル珈琲を飲む事」という全くのデタラメ、珍説が現実に出回っていると、仰っている事についてである。
それは、カフェーパウリスタを経営する珈琲会社が、自社の宣伝物で主張したのが始まりとされる。
それを、まともに受けて、あたかも真実の事として勘違いした不勉強なマスコミとマスコミ人が、そして一番困るのが、タモリ様が司会をする番組でも取り上げられた為、それを鵜呑みにした人々がプログ上で言及した事によるもの…..という事の様だ。
今では銀ブラは本来の意味である、「銀座通りの商店街を冷やかしながら散歩する事」(新明解国語辞典)、「東京の繁華街銀座通りをぶらぶら散歩する事」(広辞苑)という説が間違っているのか?という状態にまでなってしまっていて、色々な意味で恐ろしい事になっている…..という話を、その珈琲のプロの方は非常に憂いていらっしゃる。
私は紅茶派ではあるけれど、珈琲の場合は、「レギュラー珈琲のブルーマウンテンのブレンド」と決めている。
この珍説については、又あらためて別途書いてみるつもりである。
珈琲や紅茶の香る場所にて、好きな音楽に耳を傾けるのは至福の時である。
そんな時には、お気に入りのカップにて楽しみたいものである。⚜️








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《 あとがき 》
「グレン・グールドには気品はあるのか?」について異論を唱えて来た人がいらっしゃるけれど、記事をよく、御覧下さい。
「矛盾する品格」と書いています。
この事は、英国王室の歴史と重なる訳で、あれだけの事を起こしながらも、今も尚、「英国王室としての気品」というものは失われてはいないと思われる事から、グレン・グールドの演奏スタイルに対して、エレガントさが仮に見られなかったとしても、それはチャールズ国王や過去の歴代王と同じであり、だからといって品格がないのか?という事になる。
グレン・グールドの立ち振舞い、演奏スタイルはエレガントではないにしても、矛盾するけども そこに見えるは、「矛盾の品格」であると私は考えている。
