京都を歩こう 3 萬福寺
前回の宇治に行ったときからまた何ヶ月もしないうちにまた宇治の禅寺に来ました。ただこのときは黄檗宗萬福寺で一般的な禅寺とは異なります。

京都府宇治市にある黄檗宗大本山の寺院「萬福寺」。山号は黄檗山。
1661年に中国僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師」によって開創されました。その後幕府の政策等により、宗派を黄檗宗(おうばくしゅう)と改称し現在に至ります。日本でいう「禅宗」は、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の三宗に分類されています。
萬福寺の建造物は、中国明朝様式を取り入れた伽藍配置です。創建当初の姿のままを今日に伝える寺院は日本では他に例が無く、代表的禅宗伽藍建築群として、天王殿・大雄宝殿・法堂3棟が国宝、他主要建物20棟・回廊・額などが国の重要文化財にそれぞれ指定されています。
二十歳になる前に一度訪れたきりでほとんど忘れていましたね。当時は“なんだか中国っぽいお寺”と漠然としていました。なんせまだ寺社巡りもロクにしてなかったですからね。




あちこち細部に至るまでとても大陸の雰囲気が色濃いですよね。西日本の寺社、大陸の寺社、あちこち回って具体的に何が大陸っぽいのか今なら以前よりわかるようになりました。




この場面は写真なんかでもよく見る気がします。大陸の寺社によくある構図ですね。日本も基本は一緒ですが、ここは規模や雰囲気まで大陸の雰囲気がよく残っています。


本当にいい時期に来れたと思います。宇治は人が多くないのがいいですね。

どうやら隠元禅師と渡ってきたり、同じ時代のものの展示があるようなので入ってみました。
時代としては明末清初、王朝交代が起こる混乱の時代、日本は外国人の入国を制限していましたが、実際にはやむを得ない事情で多くの人々が日本に来たと思われます。そのときに黄檗宗も入ってきて、大陸の仏教文化が日本に根付いた経緯や、貴重な文物が展示されていました。
近年は春節に合わせてランタン祭りもやっていたようですね。寒いのが苦手で行けてないのですが、また頑張って行きたいと思います♪
つづく
