夏に働いたアリ🐜は、冬に幸せに暮らしました…って、それ本当の幸せ?
みなさんは、子供の頃に聞いた
イソップ童話『アリとキリギリス』を
覚えていますか?
ざっくりと説明するとこんな感じです。
夏の間、遊んでばかりいたキリギリスさんは冬になって食べ物も住むところもなく凍えてしまい、ついには力尽きてしまうのでした。
一方、夏の間に一生懸命働いたアリさんは冬にしっかり備えたので安心して冬を越すことができたのでした。
めでたし、めでたし。
この寓話は、
目先の楽しみに惑わされるな。
未来のために努力して備えよ。
という素晴らしい教訓を示してくれます。
たしかに今の世の中、
努力なしに手に入るものなんて
そうそう多くはありません。
特に、学習塾の講師として
日々、生徒たちと接していると
努力の大切さをいつも痛感しますね。
でも、ふと気づいたんですよ。
🔵アリって、本当に幸せだったの?
キリギリスの演奏を
うらやましそうに眺めていたアリ。
そのアリが求めていた
幸せな暮らしって…
「冬をのんびり過ごすこと」
だったのでしょうか?
この物語で描かれている「幸せ」は
心の底から湧き上がるような喜びではなく…
誰かの価値観で押し付けられた
「正しい生き方」のように思えてならないんです。
アリはふと耳にした
キリギリスの演奏に心を奪われた。
その美しい音色に憧れ、
ほんの少しでも一緒に音楽を楽しみたい。
ただ、それだけを望んでいた。
しかし、誰かの言う「幸せ」のため、
その気持ちを抑え込んでしまった。
結果、やりたかったことすら出来ず
「冬を越せたからハッピーエンドだね」と
人から言われ、天寿をまっとうするのでした。
でも、それって本当にめでたいんでしょうか。
🔵キリギリスって、本当に不幸だったの?
一方、キリギリスは「努力をしない遊び人」として描かれています。
「あんな生き方をしてるから死ぬんだ。自業自得だ」とも言われます。
でも、ちょっと立ち止まって
考えてみてください。
そもそも彼らの寿命では冬を越せないんです。
彼らは短い夏の命を懸命に生き、
音楽を奏で、仲間と過ごし、
そして命をつないでいます。
それを「遊んでいる」と断じてしまうこと自体、誰かの価値観を押しつけているのではないでしょうか。
アリはずっと周りの声に耳を傾けて生き、
キリギリスはずっと自分の声に耳を傾け続けてきた。
あなたはどちらの生き方を選びますか?
私はアリの生き方を選びません。
🍀幸せって、他人が決めるものじゃない。
🍀本当の幸せは、自分で見つけるんだ。
この本を通じて一人でも多くの人が
今の幸せを見つめ直し
本当の幸せを感じて生きてほしい。
そんな想いを込めて…
私はこの物語を書きました。
▼私のデビュー作です!
📘『また、晴れの月夜に ~アリとキリギリス もうひとつの物語~』
🔽単行本
🔽電子書籍
あなたがいま追いかけている幸せは、
本当にあなたが望んだ幸せですか?
それとも誰かが望んでいる幸せですか?
どうか、心の声が指し示す道の途中で
あなただけの幸せが見つられますように。
