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【BGM】知覧・阿久根・桜島を歩く、鹿児島の夏景色|Jazz Lo-fi Hip-Hop 創作秘話

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日本各地の風景を音楽で歩くように巡るシリーズ。今回は鹿児島県を舞台に、一時間を通してゆっくり散策しているような空気を目指しました。

鹿児島と聞くと、多くの人が最初に思い浮かべるのは桜島かもしれません。しかし、この作品では桜島だけではなく、歴史が息づく知覧、穏やかな港町である阿久根、そして鹿児島市の海辺へと舞台を移しながら、一日の流れを感じられる構成にしています。

観光名所を次々と巡る作品ではありません。そこに暮らす人が見ている何気ない景色を、ゆっくり歩きながら眺めるような作品を目指しました。

鹿児島という土地が持つ多彩な表情

鹿児島は雄大な自然の印象が強い一方で、それぞれの地域にはまったく異なる空気が流れています。

静かな武家屋敷が残る町並み。漁港の日常が続く海辺。そして都市の利便性と雄大な自然が隣り合う鹿児島市。

同じ県内でありながら景色も時間の流れも大きく変わります。その変化を音楽でも自然につないでいくことが今回の大きなテーマでした。

激しく展開するのではなく、少しずつ景色が変わっていく感覚を大切にしています。

【BGM】知覧・阿久根・桜島を歩く、鹿児島の夏景色|Jazz Lo-fi Hip-Hop

第一章 知覧で始まる静かな午後

最初に選んだ舞台は知覧武家屋敷庭園群です。

石垣や生垣が続く道を歩いていると、不思議と足取りまでゆっくりになります。賑やかな観光地というよりも、今も生活が続いている町だからこそ生まれる落ち着きがあります。

木漏れ日が差し込み、石畳に柔らかな光が落ちる。

そんな景色を眺めているだけで、自然と呼吸までゆっくり整っていくような感覚があります。

作品全体の導入として、この穏やかな時間以上にふさわしい場所はありませんでした。

【BGM】知覧・阿久根・桜島を歩く、鹿児島の夏景色|Jazz Lo-fi Hip-Hop

第二章 阿久根で感じる港町の日常

続いて舞台は阿久根港です。

港町というと観光地を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、阿久根には肩の力が抜けた日常があります。

漁船が並ぶ岸壁。静かに揺れる海面。潮風が運ぶ少しだけ塩の香り。

派手な演出はありません。だからこそ、歩いているだけで心が落ち着いてきます。

海辺特有の開放感と、穏やかな時間の流れをそのまま音楽にも重ねることで、シリーズの中盤として自然な広がりを持たせました。

知覧で静かに始まった時間が、阿久根では少しだけ視界を広げながら続いていきます。

【BGM】知覧・阿久根・桜島を歩く、鹿児島の夏景色|Jazz Lo-fi Hip-Hop

第三章 桜島を望む一日の終わり

最後は鹿児島市のみなと大通り公園です。

桜島を正面に望むこの場所は、鹿児島らしさを象徴する風景の一つでしょう。

しかし今回は桜島そのものを主役にするのではなく、公園を歩く時間を中心に据えています。

噴水の水音。ヤシの木が並ぶ遊歩道。海沿いを歩く人たち。その先に静かにそびえる桜島。

自然と都市が無理なく共存している景色だからこそ、一日の終わりにふさわしい穏やかさが生まれます。

作品全体を締めくくる場所として、この空気感を大切にしました。

【BGM】知覧・阿久根・桜島を歩く、鹿児島の夏景色|Jazz Lo-fi Hip-Hop

一時間を「旅」ではなく「散歩」にする

今回の作品では、場所を紹介することが目的ではありません。

その土地を歩いている時間そのものを感じてもらいたい。

そのため、一曲ごとに少しずつ空気を変えながらも、全体では一時間が自然につながるよう構成しています。

景色は変わっても、歩く速度は変わらない。そんなイメージで制作を進めました。

途中から聴き始めても心地よく、最後まで通して聴くと一つの散歩が終わったような感覚になることを目指しています。

【BGM】知覧・阿久根・桜島を歩く、鹿児島の夏景色|Jazz Lo-fi Hip-Hop

動画内で制作されたイラストについて

動画では、猫が暮らすアトリエで少女画家ローファイちゃんが鹿児島の景色を描き続けます。今回はローファイちゃん2.0として、これまで以上に自然な動きへと表現を見直しました。

主役はあくまで鹿児島の風景ですが、その景色が一枚ずつ完成していく過程を見ることで、作品全体に静かな物語が生まれています。

この記事には、その完成したイラストも掲載していますので、動画と合わせてご覧いただくと、また違った楽しみ方ができると思います。

鹿児島の夏を、何度でも歩いてほしい

知覧の静かな石畳。阿久根の穏やかな港。そして桜島を望む夕暮れ。

どの場所にも共通しているのは、急がなくてもいい時間が流れていることでした。

忙しい毎日の中では、目的地へ向かうことばかり意識してしまいます。

けれど、目的地を決めずに歩いてみると、その土地の空気や光、風景の表情に気付くことがあります。

今回の作品も、そんな何気ない時間を音楽と映像で残したいという思いから生まれました。

作業や勉強、読書のお供としてはもちろん、少し疲れた日の気分転換や、静かに過ごしたい夜にも寄り添えたらうれしく思います。

画面の向こうで広がる鹿児島の夏景色を、ぜひ何度でもゆっくり散歩するような気持ちで楽しんでいただければ幸いです。

※本シリーズは、日本各地の風景や季節感を音楽と文章で記録するプロジェクトです。

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