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言葉にできない疲れが、一番深い

なんとなく、疲れている。

でも、「何に疲れているのか」はうまく言えない。

忙しかったわけでもないし、
特別に大変なことがあったわけでもない。

それでも、少し重たい感覚が残る。


説明できる疲れと、できない疲れ

はっきりしている疲れは、対処しやすい。

・仕事が忙しかった
・人間関係で消耗した
・睡眠が足りていない

こういうものは、理由がある。

でも厄介なのは、

理由がはっきりしない疲れ。

何が原因かわからないまま、

静かに積み重なっていく。


小さな違和感の蓄積

言葉にできない疲れの正体は、

大きな出来事ではないことが多い。

むしろ、

小さな違和感の積み重ね。

・少しだけ無理をした
・本当は気が進まなかった
・なんとなく引っかかった

そのひとつひとつは小さい。

でも、処理されないまま残っていくと、

確実に重さになる。


「気づかないまま」が一番消耗する

ここで難しいのは、

その疲れが、はっきり認識されないこと。

自覚できない疲れは、回復の対象にならない。

・まだ大丈夫だと思ってしまう
・これくらい普通だと流してしまう
・深く考えないようにする

こうして、

回復されないままの疲れだけが残っていく。


問題は「強さ」ではない

この状態になると、

「もっと頑張らなきゃ」と思うこともある。

でも実際は、

強さの問題ではなく、認識の問題。

何に疲れているのかが曖昧なままだと、

どれだけ休んでも、うまく回復しない。


言葉にするだけで、軽くなる

ここで必要なのは、

大きく変えることじゃない。

曖昧なままにしないこと。

・なんとなくしんどい理由
・少し引っかかっていること
・違和感の正体

それを完璧じゃなくてもいいから、

言葉にしてみる。

それだけで、

少しだけ輪郭が見えてくる。


半歩先の見方

この疲れは、

弱さから生まれているわけじゃない。

ちゃんと感じ取れている証拠でもある。

違和感に気づけるからこそ、

言葉にできない状態が残る。

だから無理に消そうとしなくていい。


言葉にできない疲れが、一番深い。

でもそれは、

見えないままにしておくものではなくて、

少しずつ輪郭を与えていくものだと思う。

はっきりさせなくていい。

ただ、見過ごさなければいい。

それだけで、

重さは少しずつ変わっていく。

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