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ICT Core Content 2017 Month5 第17回|長期トレーダー向け指値エントリー技法




この動画について

📺 元動画:https://youtu.be/WDattjFvNBc?si=9a22Smfkdb6N6nGw

 ICT Monthly Mentorship 2017年1月 長期分析編 第17回(Lesson 7.2)


「Limit Order Entry Techniques For Long-Term Traders」というテーマ。第16回のストップ注文(陰線・陽線の始値)と対になる、指値注文を使ったエントリー技法を解説する回だ。今回は「終値」を基準にする点が最大の違いになる。


ポイント①|指値エントリーの基本前提:ストップ注文との違い

前回同様、月足・週足のPD配列と日足の整合性が前提になる。

  • 前回のストップ注文は、確定した下降(上昇)キャンドルの始値に置いていた

  • 今回の指値注文は、同じ確定キャンドルの終値に置く

この違いにより、指値の方がより深い水準での約定を狙う形になる。


ポイント②|買い指値の具体的な手順:陰線の終値に置く

具体的な手順が示される。

月足・週足が日足価格の上にPD配列を示唆していること。日足チャートには確定した下降キャンドルが必要。買い指値注文は、その下降キャンドルの終値に置く。

翌日以降、価格がその終値を下回って推移すれば約定する。これは、インジケーターを一切使わずに「深く割安な水準」を買うことに等しい、とICTは説明している。


ポイント③|この手法が機能する理由:割安な水準での買い

この手法が効果的な条件についても触れられている。

天井や底そのものを正確に捉える必要はない。市場がすでに市場構造のブレイクを見せ、上昇を始めている状態であれば、「その間」に参加するだけでも十分な長期トレードになる。

つまり、完璧なタイミングを狙わなくても、すでに方向性が確認できている相場の途中から参加する形で、十分な利益を狙えるという考え方だ。


ポイント④|売り指値の手順:陽線の終値に置く(鏡合わせ)

弱気版もまったく同じロジックの逆になる。

月足・週足が日足価格の下にPD配列を示唆していること。日足チャートには確定した上昇キャンドルが必要。売り指値注文は、その上昇キャンドルの終値に置く。

これは、長期的には下落が見込まれる中で、日足レベルで一時的な「短期的な買われすぎ」が生まれた局面を狙う手法だ。ただし、単に陽線であればどれでもいいわけではなく、ベアリッシュオーダーブロック・充填されたボイド・古い高値の突破・古い安値への回帰といった、日足レベルのPD配列とも組み合わせる必要があると念を押している。


ポイント⑤|ジューダス・スイングとの関係

この売り指値手法が捉える値動きの正体についても言及される。

セッションが始まり、ロンドンで高値をつけてから売られていく。それが長期的な大きな下落の始まりになる、というジューダス・スイングのパターンを、この手法はしばしば捉えている。

つまり、終値の上での売り指値は、まさに「最後のひと伸び」を狙って利用する形になっている。


ポイント⑥|実例:日本円の5つのエントリーポイントとpips実績

第15・16回に続き、同じ日本円/USDJPYの実例で検証が続く。

  • 週足のベアリッシュオーダーブロック(118〜119付近)を目標に、週足のブリッシュオーダーブロック(100付近)からの反発を狙う

  • 2016年9月〜11月にかけて、下降キャンドルの終値での買い指値が、合計5回約定した実例が示される

各エントリーからの利幅:

エントリー時期 週足PD配列までの値幅 9月の安値 約1,800pips 11月中旬 約980pips 次のエントリー 約785pips 次のエントリー 約600pips 次のエントリー 約500pips 週足PD配列直前の最後のエントリー 約360pips

価格が目標の週足PD配列に近づくほど、1回あたりの利幅は小さくなっていく。それでも、最も少ないケースでも数百pipsという、決して馬鹿にできない値幅が確保できていたことが強調されている。


ポイント⑦|まとめ:デイトレードじゃなくてもpipsは取れるという結論

最後に、ICTは視聴者に問いかける。

「pipsを稼ぐには、やはりイントラデイトレードが必要だと、まだ思っているだろうか?」

日足の指値エントリーだけを使い、1つの通貨ペアの週足・月足PD配列に絞った今回の実例だけでも、これだけの値幅が確保できることを示した上で、デイトレード・スキャルピングでなくても、リスクを抑えながら十分に成果を出せる枠組みがあることを結論づけている。


XAUUSDトレーダー向け対応表

ICT概念 XAUUSDでの実践ポイント 陰線/陽線の終値への指値注文 XAUUSDでも、上位足PD配列と整合する日足の確定キャンドルの終値に指値を置く手法を試す ストップ注文との使い分け 始値(ストップ、強さでの参入)と終値(指値、深い割安さでの参入)、状況に応じて使い分ける 完璧な天底を狙わない姿勢 XAUUSDのトレンドがすでに確認できていれば、途中からの参加でも十分な利益機会があると考える ジューダス・スイングとの関連 XAUUSDのセッション開始後の一時的な逆行を、売り指値のチャンスとして捉える 目標に近づくほど利幅が縮小する現象 XAUUSDでも週足・月足PD配列に近づくほど、新規エントリーの利幅が小さくなることを織り込む


まとめ

今回の第17回は、第16回のストップ注文(始値)と対になる、指値注文(終値)を使ったエントリー技法を解説した回だった。確定した下降(上昇)キャンドルの終値に指値を置くことで、より深い割安な水準での参入を狙う。日本円の実例では、9月から11月にかけて5回のエントリーが約定し、目標の週足PD配列までの値幅は1,800pipsから360pipsまで、目標に近づくにつれて段階的に縮小していく様子が具体的に示された。デイトレードやスキャルピングに頼らずとも、1つの通貨ペア・1つの上位足PD配列だけで十分な値幅を確保できる、というのが今回の締めくくりのメッセージだった。

次回は第18回、引き続き長期分析編の内容を追っていく。

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