20260418
今日の現場は、トークイベントと舞台の2本立て。
まずは下北沢へと向かう。
春の陽気に包まれた下北沢は気持ちよくて、散歩してるだけでも心が満たされた。
今日がRECORD STORE DAYであることを思い出し、ふらっとディスクユニオンに立ち寄る。

するとアンバサダーをしている満島ひかりとceroによるレコードが売っていたので、思わずレジまで連れて行ってしまった。午後には売り切れてる店舗もあったみたいなので、買っておいて良かったかもしれない。
それからもう1軒レコード店に行き、ダイアナ・ロスのレコードを購入。ホクホクのまま本日最初の現場である北沢タウンホールへ。
今日から4ヶ月連続で、ふかわりょうが様々なゲストを招いてトークライブをやるということで、チケットを購入。

本当は5月のみうらじゅん&いとうせいこうがゲストの回を買う予定だったのだが、間違えて初日の阿川佐和子がゲストの回のチケットを、発売と同時に購入してしまった。
後から間違いに気づいてみうらじゅん&いとうせいこう回のチケットもギリギリ購入できたのだが、特段予定がなかったので、これも何かの縁だと、阿川佐和子ゲスト回にも行ってみることにした。
チケットを発券したらまさかの最前列。濃そうなファンにまみれてかぶりつきで2人のトークを聞いてきた。
最初はふかわりょうと構成作家が登場して、アイドリングトークをしたり、阿川佐和子の著書『聞く力』になぞらえて、色々な『〇〇する力』をスクリーンに出してそれについてふかわ独自の語り口でトークを進めていき、場を温めた。
そして中盤には阿川佐和子が登場。いきなりふかわの背後にまわり、膝カックンをお見舞いして登場するお転婆っぷり。
初めて生で観たけど、思ったより背と声が小さい方なんだなぁ、という印象だった。
そして新幹線「のぞみ」の名付け親が阿川佐和子だということは、全く知らなかったので、凄いなぁと思いながら聴いていた。
そこからは阿川佐和子とふかわと構成作家の3人でテーマに沿ったトークをしたり、依然阿川とふかわでやっていたというラジオ番組の再現をしたりと、シンプルにトークだけで2時間のライブを成立させるという、なかなかストイックなライブだった。
色々な話を聞いたが、一番笑ったのは最後にふかわりょうが感極まって号泣してしまったところ。突然泣き出したから何事か?と思ったけど、今まで真顔でボケてた人が急に感情を剥き出しにして泣くもんだから、そのおかしさといったら!最後に大笑いさせてもらった。
帰りにはふかわりょうが1人1人とハイタッチならぬロータッチ(五十肩のため)でお見送りをしてくれた。
そしてバスに乗って、次の現場である三軒茶屋へ。
下北沢から三軒茶屋ってバスで15分くらいで行けてこんなに近いんだ!と新たな発見。
2本目の現場は、シアタートラムで『サボテンの微笑み』という舞台を観劇した。

ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の最新作で、出演はケラさんの妻でもある緒川たまき、そして初の兄妹出演となる瀬戸康史・瀬戸さおり、そして萩原聖人に鈴木慶一という豪華なメンツ。
ケラさんの舞台はすごく久しぶりで、遡ってみたら2016年の妻夫木聡が出ていた『キネマと恋人』以来10年ぶり。
随分と間は空いてしまったが、その間もSNSなどではチェックしていて、タイミングが合えば行きたいなぁと思っていた。
そのタイミングがようやく巡ってきたのと、単純に生の瀬戸康史くんを観たいというのもあり、チケットを買って観てきた。
設定は大正から昭和初期の日本で、キャストはみんな袴や着物やスーツなどでバシッと決まっていた。
ジャンルで言ったらコメディになるのだろうか。でも結構シリアスな展開もあったし、恋愛模様が垣間見える瞬間もあったりと、人間と人間の会話の中で、喜怒哀楽の感情を出していく会話劇だったので、なかなか見応えがあった。
とくに緒川たまきの個性的な高い声と、オーバーに感情を込めてセリフを言うお芝居は、圧巻だった。ちょっとやりすぎ、感情を込めすぎくらいでも全然良いんだな、とケラさんの舞台を観ていると思う。
そして初めて生で観る瀬戸康史。特別すごい推してるわけではなかったけど、やはり生で実物を観ると、白くて細くて顔が整っていてめちゃくちゃ格好良かったな。歳を重ねてさらに色気が増したような気がする。
お芝居は休憩入れて3時間10分という長尺だったから、観終えたあと達成感と満足感はかなりのものがあった。
長ければいいってもんじゃないのはわかるけど、やはり1秒でも多くエンタメを摂取していたい身としては、これくらいのボリュームがあるとありがたい。
まだケラさんらしさを語れるほど彼の演劇を観ているわけではないが、コメディなのにどこか冷たさや残酷さがあって、最後を完全なハッピーエンドにも完全なバッドエンドにもしない、絶妙なところで終わる感じとかは、ケラさんの舞台ならではなのかな、と思った。
またタイミングが合ったら、観に行きたい。

