頑張っても結果が出ない人は、実力以外の「運」と「〇〇」が足りない。
私は就職氷河期世代なので、
「ちゃんと勉強していい大学に入っていい会社に入りなさい」

と言われた世代です。
しかし、偏差値がすごく高い大学に入った人が成功しなかったり、ものすごく頑張っても成功しない人がいます。
「教えられてきたことと違う!」
と文句を言いたくなるかもしれません。
実は、受け入れ難い事実があります。
学校のテストの成績は、実力で勝ち取れます。
問題が出題される範囲は決まっており、評価も一律。
そのため、頑張って勉強すればいい点が取れる。
つまり、「実力」の要素が大きいのです。
たまたま勉強していたところがテストに出るような「運」要素もありますが、影響度は少ない。カンニングなどの不正を行った場合は無効になりますし、「コネ」もかなり特殊な部類に入ります。
では、社会に出た後はどうでしょうか?

まず、決められた範囲ではなく、範囲がほぼ無制限。
そして、学校で習っていないことも数多くあります。
勉強しようと思っても、物理的・時間的に全分野を努力量でカバーすることはできません。そして、何を選ぶかによって大きな差が出ます。
また、答えが一つではなく、評価も一律ではありません。
むしろ「この人はこう言っているのに、別の人はこうじゃないと言っている」ことが多々あります。
コネも依怙贔屓も当たり前。加えて、生まれた年代、親の経済力、配属先・上司、業界、人間関係などの「ガチャ要素」、立ち回り方、評価される力まであります。
正直、社会に出た後の「実力」の要素は、50%くらいです。
「日本での成功」における実力の割合
私の体感ではありますが、社会的・経済的に成功するための要素の割合は、「実力:50%、運:30%、その他:20%」のイメージです。
①成功の要素:実力
【実力の定義】
専門知識・スキル、継続力、状況判断力、対人調整力、自己管理能力(健康・感情・生活)
まず、経済的成功にはある程度の実力が不可欠です。
ただし、一定水準を超えると、運・所属・人間関係の方が影響度は高くなります。日本特有なのかもしれませんが、
①成果がチーム・組織単位で評価されやすい
②年功序列・慣行の影響がまだ残っている
③リスクを取らないほうが得な場面が多い
ということもあり、突出した能力より平均以上の能力・成果を安定して出す方が成功しやすいです。
②成功の要素:運
「運」で一番影響が大きいのが「最初の会社・配属先」です。
最初の就職先は、ある程度自分でコントロールできますが、配属先は特殊なコネがないと難しく、ガチャ要素が強いです。
最初の配属先の上司、同僚、職場環境、雰囲気がよければ楽しく活力ある社会人生活がスタートできますが、悪ければ病んでしまうこともあり得ます。
③成功の要素:その他
では、「実力でもない、運でもない、その他の要素」は何かというと、それは「学校で教えてくれない、社会でも教えてもらいにくいこと」です。
例えば、
③-1:立ち回り
・正面突破より損しない動き
・波風を立てない程度の自己主張
・敵を作らない距離感の取り方
・責任を取りすぎない技術
これらを実力に含める考え方もありますが、私は実力とはまたちょっと違うと感じており、実力と立ち回りの組合せで評価されやすいと感じています。
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