見出し画像

商材化するSDGsや多様性。知らないうちに搾取される側になっていないか?

割引あり

太陽光発電の失敗と、今のSDGsは似ている

10年前くらいまでは、私も「太陽光発電は環境によいもの」と思っていました。しかし、「儲かる」が先行しすぎた結果、山を削って景観を破壊したり、天然記念物の滅失や毀損につながるような開発が行われたり、再エネ賦課金という隠れ税金ができました。

最近の傾向では、同じことが「SDGs」や「ジェンダー」「多様性」という社会的価値観の領域でも起きているのではないでしょうか?


「正しさ」のゴリ押しに感じる違和感の正体

私は会社員時代にいろんな研修を受けました。
中身は正しく、素晴らしい概念なのですが、

「やらなければいけない」
「トップから変わらないと変わりませんよ」

という強い姿勢での推進に違和感がありました。
確かにこれくらい強い姿勢で臨まなければ、なかなか組織は変わりません。
そのため、その時は違和感の正体に気づきませんでした。


◆まるで「スマホゲーム業界」

私が感じた違和感の正体は「次々とローンチされる構造」でした。

詳しく説明します。
かつてスマホゲームのビジネスモデルが「儲かる」とわかった途端、業界は次から次へと新作ゲームを発表しました。

似たようなゲームシステムでも、新しいタイトルやキャラを考え、広告費を投下すれば、売れていた時代がありました。


これと同じ現象が「多様性」「ジェンダー」「ウェルビーイング」「アンコンシャスバイアス」といった次々と生まれる新しい社会的価値観で起きているのではないでしょうか?

新しい概念が生まれると、診断ツールや研修プログラムも生まれます。

これは「思想」が単なる企業の経営課題解決ツールではなく、「儲かる商材」として機能するからです。新しい課題と新しいソリューションを生み出し続けることで、コンサルタントや研修業者、関連ファンドが儲かります。

表向きはきれいに上手に進められていますが、太陽光パネルの販売と同様に、「儲かりたい人」が一生懸命推進し、共感を誘っているのも事実です。


この市場原理による社会的価値観のゴリ押しこそが、
「正しいはずなのに、なぜか疲弊する」
違和感の正体です。


「コト消費」の最終形態

モノが売れない時代です。
モノがあふれた時代です。

そのため企業は「コト(体験・思想)」を売るようになりました。
SDGsも多様性もコンサルタントや投資家にとっては一つの「商材」です。

「やらなければ、時代に乗り遅れますよ?」

煽ることで、セミナーが売れ、認証ビジネスが回ります。


グローバリズムの失敗に学ぶ「行き過ぎた正義」の末路

かつて「グローバル化」はカッコいい、憧れでした。
しかし今は「グローバリスト」は蔑称に近いです。

格差や文化破壊といったマイナス面を考えずに突き進んだ結果、世界中で「揺り戻し」が起こっています。いまではSDGsのマークを外した方がよいとすら言われています。


社会変革も「PoC(概念実証)」から始めよ

繰り返しになりますが、太陽光パネルもSDGsや多様性もそれ自体は素晴らしいものです。しかし、現場に導入する際は、きちんと自社に合っているか、どんなデメリットがあるかを検証する必要があります。

システム開発プロジェクトに数多く携わったので、はっきり言えるとこは

「いきなりシステム化しない」

まずは、小規模でアナログでもいいのであまりお金をかけずにやってみて、上手くいくようであれば、規模を拡大したり、システム化するほうが望ましいです。

推進者や世の中に振り回されずに、

「小さく始める(スモールスタート)」

を基本にするのがよいと感じます。


この記事はこれで完結していますが、もっと深く世の中の構図を知りたい方はお進みください。有料部分はさらに深く切り込んだ内容にしています。

政治・経済・NPOとの相性が良いSDGs

補助金と票、天下り、利権化、官民連携プラットフォーム、富の集中など…

ここから先は

2,296字 / 1画像

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

最後までお読みいただきありがとうございました! サポートもうれしいですが「スキ」をしていただけると大変励みになります!!