見出し画像

モノクロの街を抜けて。「私の内側」にある優しい灯火への気づき

もふねこ博士さんの許可を得て、コラボしてみました。
音楽を聴きながら、もふねこ美術館のアートをお楽しみください😊



モノクロの日常

朝起きて、冷たい満員電車に揺られ、無機質な数字と時間に追われる日々。
気がつけば心はすり減り、大好きなはずの季節の移ろいすら感じられないほど、世界から色が消えていた。

「もう、頑張れないかもしれない」

そんな時、ふと一枚の絵に目が留まった。


どこか儚げで、彩り豊かな湖畔。


ゆっくりと呼吸することを、いつから忘れていたのだろう。
立ち込める霧の中から漏れ出す、柔らかな光。

それは誰かに見せるための装飾ではなく、ただそこに在るだけの「純粋な輝き」。その光に触れた瞬間、静かに心がほぐれていくのを感じた。



描いている絵を見せてもらった。
そこには溢れるほどの輝きが満ちていた。

引き寄せられるような柔らかな光。
見ているだけで癒された。




生命力を感じた夏、過ぎ去った夏


思えば、子供の頃の私はもっと自由だったはずだ。
海と空が溶け合い、どこまでも境界線がなかったあの頃。


かつては至るところに「命の煌めき」を感じていた。
道端の草花、夕暮れに響く虫の声。


いつの頃からだろう
それらを「景色」としてしか見られなくなったのは


夏の終わりの強い日差しが、ステンドグラスの輝きを増す。
「過去の夏」を思い出すことで、少しだけ何かを思い出せた気がした。



静寂の秋、優しさの秋


あの絵と同じ、優しい秋がやってきた。
何もするわけでもなく、ただそこにいるだけで許される温かく優しい光。


外の喧騒から距離を置き、自然の呼吸に合わせてみる。
少しずつ、心が呼吸を取り戻していく。


たぶん、本当の光りは、ずっと「そこ」にあったのだと思う。



内省の冬、共鳴する冬


街を白く染める、浄化の雪。
そっと目を閉じ、自分の声を聞く。


きっと、光を自分の外に求めすぎたのだ。


「外」のまぶしさに目を奪われ、自分の「内」にある、小さくも優しい灯火を忘れてしまっていたのかもしれない。


それは誰かと競い合うためのものではない、
穏やかで温かい、私だけの本質的な輝き。


静寂の中で自分と向き合う時間は、
その「内なる光」をそっと育んでくれた。


もう一度、冬の光り輝く街に立ってみる。


目の前のイルミネーションと、自分の「内の光」が絡み合う。
そこにはいつもの景色とは違う、優しくて深い「特別な輝き」を感じた。



また、明日へ


季節は巡る。
モノクロだった日常がゆっくりと色づき、再び動き出す。

もし、また自分を見失いそうになったら、少しだけ立ち止まって内なる声を聞いてみようと思う。

そこにある優しい灯火と、世界に溢れる美しい光。
その両方を感じられたのなら、きっとまた一歩を踏み出せる。




あとがき

もふねこ博士さん、もふねこ美術館の絵で記事を書きたいと言った時に快くお返事いただき、本当にありがとうございます。

もふねこ美術館OPENからずっと拝見させていただいておりますが、本当に素敵な絵ばかりで、選ぶのが大変でした。

ストーリーに合う絵を選んだので、残念ながら紹介できなかったお気に入りの絵もありますが、別の機会でご紹介できればなと思っています。


Xでご紹介した時に「まるで素敵な詩を贈っていただいたような、とても幸せな気持ちになりました」と言っていただいたので、今回はストーリー仕立てにしました。
素敵な絵をストーリーと共に楽しんでいただければと思います。


🎄✨🎄✨🎄✨🎄✨🎄✨🎄✨🎄✨🎄✨🎄
✨皆さまにも素敵なクリスマスが訪れますように✨
🎄✨🎄✨🎄✨🎄✨🎄✨🎄✨🎄✨🎄✨🎄



いいなと思ったら応援しよう!

村田 裕樹 最後までお読みいただきありがとうございました! サポートもうれしいですが「スキ」をしていただけると大変励みになります!!