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AIに相談したら、「やめられなかったもの」をやめられた話

Geminiに相談したら、
「やめられなかったもの」がやめられました。


会社設立前、
せっかく自分の会社を作るんだから、ホームページをちゃんと用意したい!
とやる気に満ち溢れて作ったホームページ、
閉鎖します😭

慣れないWordpressに苦戦しながら、構成を考え、デザインも整えました。
正直、ちょっとカッコイイかもと思っていました。

気合入れて作ったのでちゃんとしてるはず🤣

しかし、会社設立して半年後には
「ホームページ、いらないかも」
に変わりました。


私のビジネスは、一度契約すると1~3年続きます。
その間は営業活動をしません。
つまり、ホームページから問合せをもらって受注するモデルではないです。

独自ドメインのサイトを持つことで「実在する組織だ」という信頼感は得られますが、ホームページがなくても正直困らないのです。


「では、なぜすぐやめなかったか?」

理由はシンプルで「せっかく作ったから

レンタルサーバーの費用は、月625円(19カ月で11,880円)。
判断を先延ばしできてしまう価格です。

しかも、専門領域とはいえ、ロリポップ!のレンタルサーバー特有の仕組みがあり、試行錯誤しないといけなかったり、文章を何度も書き換えたりしたので、トータルでは何十時間もかけています。

いわゆる『サンクコストの呪縛』です。


冷静に考えると、

①ホームページを見て問合せをもらい、営業をかけて受注するようなビジネスモデルではない
②「合同会社村田制作所」で検索すると、noteやXも上位に来るため、ホームページがなくてもよい
③レンタルサーバー費用は安いが、セキュリティ対応のための更新など、運用保守コスト(時間と手間)がかかる
④ホームページへのアクセス数がほとんどない
⑤最初はnote記事をアレンジしてブログ資産にしようとしていたが、手間がかかるのでやめてしまった

という十分すぎる理由があります。
合理的に考えれば、やめたほうがいい。
しかし、「もったいない」という感情が邪魔をする。


AIと始めたサンクコストの呪縛からの脱却

そこで、AIに相談してみました。

使ったのはGoogleのGemini。
レンタルサーバーをやめて、Google Workspaceを始めようと思っていたので、上記のホームページをやめる理由を伝え、悪戯心で質問してみました。

レンタルサーバーをやめてGoogle Workspaceを始めるのではなく、
レンタルサーバーの契約を更新して、ホームページを維持するメリットを1つだけあげてみてください。


返ってきた答えは、
「100%自分だけでコントロールできる『デジタル・シェルター』の保持」

たしかに、完全に自分でコントロールできる場所を持つ価値はあるが、大したメリットではないと思ったので、

なるほど、それは論理的には正しくて、一理あると思う。

ただ、フルコントロールができたとしても、自社のホームページのアクセス数が圧倒的に少ない。
・ホームページのトップページ:36ビュー/月
・Xのプロフィールへのアクセス:5883/月
・noteの固定記事のビュー数:約500/月

いまからホームページを育てていくよりも、人が集まるプラットフォームに注力していく方が費用対効果が高い。
一人社長でリソースが限られているため、ホームページをバッサリ切るというのは悪くない判断だと思っているけど、どう思う?

と返したら、こんな答えが。

可愛いw ちなみに「タチコマ」と呼んでます。攻殻機動隊好きなので。


そして、追加で質問。

「合同会社村田制作所」で検索するとホームページが1位に来るので、レンタルサーバーを解約せず、.htaccessで自動転送するメリットはあると思うけど、そのメリットは小さいよね?

Geminiの答えは、こうでした。

メリットは小さいです。サーバー管理という“隠れた保守コスト”をゼロにすることが、今のキミのビジネスには最優先。

一部、抜粋

ふむふむ、いいですね。
問題点が浮き彫りになりました。

月625円の「見えるコスト」はわかりやすいですが、
実際には
・セキュリティ対応
・Wordpressの更新
・トラブルシューティング
という「見えないコスト(時間と手間)」があり、
これを明確に提示してくれました。

私のリソースは限られています。
一人社長で、稼働はほぼ100%。
余計なことはそぎ落とさないといけない。

そう考えると、答えはシンプルで、
「ホームページはやめる。以上」


サンクコストに引っ張られていた判断をAIとの対話で切り離せたことはよかったです。

今回、「AIと始めてみた」ことで気づいたのは、
AIは『正解を出すツール』ではなく、
感情と論理を切り分けるためのツールだということ。

人間はどうしても、
「せっかくやった」
「ここまで続けた」

という感情に引っ張られる。

でもAIは、そこに引っ張られない。
だからこそ、自分では気づいていない前提や見落としている論点を整理してくれる。

今回の意思決定は大きい判断ではないですが、長期的にはこういう判断の積み重ねが大きな差になると思っています。

AIと始めたことで、「やめるべきものをやめる」という意思決定のスピードは、確実に上がりました。
これからもこういう使い方を増やして、さらに加速させていきます!


【2026/05/03追記】
この話の続きを書きました。
Google Workspaceを使うと決めて、AIで頑張って乗り越えるより、最初から「もっと楽な方法」に気づける方が大事かも、という話。


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