とある創価学会員が思った今回の選挙と中道改革連合に対する本音
まず、大前提として、これは自分が勝手に今回の選挙と中道改革連合に対して一人の有権者、一人の創価学会員として感じていることです。そして物事は何にでも良い面にも見えれば、悪い面にも見えるといったことを自分なりになるべく整理しながらお話しします。またその中で、色んな人の意見やデータも参考にさせて頂きます。
“中道改革連合”という古風なインパクトの名前の強さと高市総理の選挙の争点
まず、なんつーネーミングセンスだと話題になったこの政党名。いや中道とは、公明党の創立者でもある池田先生の〜、仏教の考えにおいても〜、元々自分は右でも左でもなく中道的な立場として自覚しているのは実に日本人の6割の人が〜と中道について色んな話題が飛び交い、中道という言葉を学んで、徐々に受けいれた支持者や有権者の人もいれば、何、中道?いや中核連ダー!とすぐに批判、文句、罵倒、誹謗中傷にせっせと勤しむ人達もおりました。それを受け止める代表の顔がおじいさん2人。野田代表と斉藤代表。もうこの時点で勝負アリ!と思った人も多かったのでは?そう思われても仕方ないだろうなぁと感じる今回の選挙結果。
高市総理は衆議院解散決断の演説の中で、自分が総理に相応しいのか国民に信を問いたいと言いました。
その中で、総理に相応しいのは自分なのか?それとも野田総理もしくは斉藤総理なのか?はたまた別の方なのか?と。まだそんな出来立てほやほやのよく分からない党に政権を担えないことを知っていて、静かに挑発をかけてきたなと感じました。

実際は国を二分するほど高市総理は好かれても嫌われてもいないのではないだろうか?
英国🇬🇧のスターマー首相と会談しました。「強化されたグローバルな戦略的パートナー」、そして安全保障上極めて重要な同志国として、サイバー、防衛・安全保障、経済安全保障、科学技術等の分野での協力強化を確認しました。こうした取組を一層進め、日英の協力を更なる高みに引き上げていきます。 pic.twitter.com/9ITDKQMB37
— 首相官邸 (@kantei) January 31, 2026
イタリア🇮🇹のメローニ首相と会談を行いました。本年の外交関係樹立160周年を機に両国の緊密な関係を発展させるため、両国関係を「特別な戦略的パートナーシップ」としました。防衛、経済、経済安全保障、宇宙、科学技術等の分野で連携を強化し、国際社会が直面する様々な課題に共に取り組みます。 pic.twitter.com/1BHn501dPG
— 首相官邸 (@kantei) January 16, 2026
解散の後、選挙期間中も高市早苗の言動でメディアやSNSを中心に大きな反響がありました。自分も憲法改正、円安発言、高額療養費制度引き上げ、食料自給率100%を目指すなど、なんつーやばい総理なんだろうと思いながら、批判するところは数多けれど、同時に世間の人はそこまで大きく興味・関心を持っている人ばかりではないだろうと感じていました。とにかく高市早苗を二元論で判断出来るほど、まだどんな人なのかよく分からないからとりあえず様子見でいようと思っている人も少なくはないだろうと。高市自民党の暴走ダー!と批判しつつも、でも自民党って巨大与党で色んな議員がいるし、自民党支持者の中でも高市総理は不支持でも、自民党支持はこれからも変わらない人もネットの声以上にリアルで沢山居るだろうと。
生活者ファーストよりも政治クラスタの多くが気になっていたのは組織論や票の行方
YouTubeに無数に投稿されている各政党関連動画群のタイトルや説明文をベクトル化して、各党についてどんな物語が語られているかを意味空間上に視覚化しました。興味深いことに参政とみらいがマップ上は近くなります。自民党の圧勝、参政・みらいの躍進、そして中道の大幅減の背景を探ってみます✍
— 徒然研究室✍🏻 (@tsurezure_lab) February 8, 2026
【1.… pic.twitter.com/fjO4oqSDgj
【3. 中道の議席減 :「政局」への埋没と生活実感の欠如】
マップにおいてもう一つ興味深いのが、中道の関連動画群が、本来最も打倒するはずの自民と近い位置に出現していることです。
動画群を見ると、「中道の組織固め最前線」「公明票が勝敗を左右」といった「政局・組織論」に関する動画が多くを占めています。
対照的に、国民民主党は「手取りを増やす」「政局より、暮らしを」という具体的な生活実感を伴うタイトルの動画が並んでいます。
YouTubeという、個人の共感やメリットが重視される空間において、組織の論理や政局の話が多くなった中道勢力は、有権者にとって「自分事」として捉えられず、結果としてナラティブの足場を喪失してしまった可能性もありそうです。
旧公明と旧立憲がくっ付いて一体どうなるんだ?
比例の上位は公明党議員?創価学会員は去年まで自公連立で自民党議員を支持してきたのに、かつて散々批判をしてきた旧立憲議員を支持できるのか?立憲支持者は宗教団体を大きな支持母体とする政党と上手くやっていけるのか?等々。挙げたらキリがないぐらい、肝心の政策よりも気になってしまうことが沢山ありますよね。
自分の場合は、2010年代に野党共闘で、旧立憲と共産党が選挙協力をしていた時、ネットでもリアルでもバチバチにやっていた過去があったものですから、周りの公明党支持者が旧立憲候補者や旧立憲支持者と交流を深めているのを見て、ものすごく気まずい想いををしておりました。ボロクソ言ってしまって申し訳ないと思いつつ、当時山口元代表の鉄人28号の替え歌を見てドン引きしていたことも思い出します。それ以来周りの公明支持者の人達が熱烈に「なっちゃ〜ん」と言っても、どこか冷めた目で見ておりました。案の定、中道改革連合の話題が出た時、すぐさま動画がでまわりましたからね。だから本当はまず中道改革連合のYouTubeチャンネルには誰よりも先に山口元代表が出るべきだったのではないかと。
山口代表が歌っている動画を発見。18秒だが、本当はもっと長い。
— 🖊おくあき まさお📝一本気の むかし記者📸 (@tuigeki) October 18, 2017
「手~をにぎれ、自民と公明♪叩きつぶせ立民、共産♪敵に渡すな大事な議席」https://t.co/84YQTsspi9
だが、勝手に歌詞を変えるのは、著作権侵害になる。政治家が選挙の演説で歌を歌うのも珍しい。
ってか創価学会票に期待し過ぎでないの?
中道改革連合の話題が出た後、創価学会員の一人がネットでこうコメントしていました。
「結局のところ私達は票田」
この一言に尽きるのではないかと思うのです。これは創価学会への好悪に関わらず、大多数の人が思っていることなのかと。創価学会の中でもこの事実は一人一人受け止め方はそれぞれ違うのかもしれませんが、創価学会全体の選挙応援の方針としては、どう票を掘り起こすかというのが時に学会活動の中に組み込まれていきます。ここで少なからず色々な軋轢が生じて支援活動にも温度差が生まれてしまうんですよね。
Xでも同じ創価学会員でも支援活動の在り方を巡って、激しいバトルをしているのを見かけることがたまにあります。でもそんなバトルをする気もさらさらない「また今度選挙あんのかよ〜」と支援活動に熱心じゃない創価学会員も多いのです。それなのに「いよいよ創価学会が本気を出してきた!」「公明党が野党になって、支持者にも活気が戻ってきた!」という創価学会員もそうではない人もする話題をたまにSNSで見ては、「なんだかなぁ〜」と今回の選挙戦でも冷めた目で見ておりました。特に自分がドン引きしていたのは以下の投稿の類です。
でも、この雪と極寒は中道にとっては追い風だよね。特に、固い支持基盤となっている方々はどんな天候であっても為すべきことは為すから。中道にとって、ここだけは救い。
— 正木伸城 (@nobushiromasaki) February 8, 2026
創価学会員や連合など組織の人は悪天候もびくともしないスーパーボディの持ち主だとでも思っているのか
そもそもこんな大義のない解散で、しかもとんでもない悪天候で、そんな中、批判を逆手に取りたいのかなんなのかよく分からないアピールが目立つベテラン揃いの議員が集結した赤ちゃん組織の新党が誕生して、これも「信心の戦いだー」「時の権力者の暴走を止めるんだー」って思った学会員や組織の人はどれぐらい居たんでしょうか?そして、過激なごく一部の与党支持者のこれは宗教票や組織票の息の根を止める選挙戦だー!なんて思って戦った支持者はどのぐらいいるんでしょうか?どちらもノイジーマイノリティが勝手に騒いでいるだけで、実際に投票に行った大多数の人はそんなことはまったく気にしていないと思います。そこで勝った負けたの話題をしている人も本当は世間の大多数に比べたら少ないんでしょうけど、メディアはそこを中心に取り上げたりして、また熱心な人達が一喜一憂したりするんでしょうね。
それでも中道を前向きに評価してくれている人達もいる
否定的な感想ばかりしてしまいましたが、自分がXで見たのは、中道に対して好印象や高く評価をしている人もいるということです。そして自分は過去に立憲民主党についてボロクソ言ってしまった負い目も感じて、政党マッチングボートで立憲民主党が1位になることもあるのに、旧立憲の候補者の活躍や実績を選挙中盤までよく見ておりませんでした。この煽り色メインのサムネイルのYouTubeチャンネルを観るまでは、知らなかったことが多かったです。
ここまで書いてもやっぱり思うのは、政党や政策や候補者の言動や選挙情勢にまで、全部にアンテナ張れるわけねーだろということ
選挙報道の感想、動画の切り取り合戦、支持者同士のレスバ、ハッシュタグの投票ムーヴメントなどを見てると、大多数の人が選挙・政治に関心を持っているかのように錯覚してしまいます。これは自分が毎年紅白歌合戦を観ながら感じることですが、紅白出場歌手を全組知っていて、紅白の歴史まで知っていて、紛れもなく正真正銘の国民的音楽番組だなんて熱心に観ている人ばかりじゃないけど、まぁ他のコンテンツに比べれば観ている人が多いかなという感じで、自分も含めて、議員一人一人の活動や国会論戦など普段はまったく気にしていない人の方が多いですよね。だけど選挙になるとワーキャー騒ぎ、まるでそれが紅白だったら音楽業界最大のイベントのように思うかもしれませんけど、実際はけん玉やったりドミノやったりしているんですよ。そして若い人や高齢者は決して紅白全歌手に興味関心がある訳でもなく、自分の好きな歌手気になる歌手さえ見れればそれで終わりという人も多いんです。
中道は今後、50代以下の支持を増やせるのか?
参考:年代別支持政党における無党派(無支持)層の割合https://t.co/NljtCPlOvZ pic.twitter.com/X2EvBvUIxN
— 徒然研究室✍🏻 (@tsurezure_lab) February 8, 2026
これは創価学会員として、たまに学会の会合に参加していても思うことですが、やっぱり高齢者中心なんですよ。創価学会は基本成人過ぎた女性の会員を女性部として一括りにしますが、基本成人男性は40代前半を境に壮年部と男子部として別れて活動することが多いんです。これは創価学会に限らずどこの組織でもやっぱり高齢男性をとりあえずまとめ役に置いて、高齢男性グループと若い男性グループで別れてしまうんですよね。中道改革連合もまさしくそう。若い男性や女性が前に出てこない組織は、なかなか若者の支持を得るのは難しいのではないかと思います。
覚えていますか。
— 中道改革連合 (@CRAJ2026) February 5, 2026
物は少なくても、 心はどこか豊かだった、あの頃の日本。
強い言葉より、 思いやりが行き交う社会を。
子や孫に、穏やかな日本を残したい。
そのために、 今できることを前に進めます。
小選挙区は、中道改革連合の候補に。
比例区は、「中道」へ。#中道いいじゃん… pic.twitter.com/mWiHe6jnLC
覚えていますか?って生まれる前なんだから覚えている訳ねーだろ!
と思いつつ高齢の母を抱える中年男性の自分としては、何気に動画にじーんと来ていたのでした。ただこりゃまた格好の批判ネタになるような動画を出してきましたねと。
色々思うことはまだまだあるけど、それがプラスにもマイナスにも働くんだから、もうとにかくこれから広く支持を得られるよう頑張ってください!!
Xなど他のSNSで全然呟かない分、noteに頑張って書いたので疲れました😓
