記憶力じゃなく、設計で覚える——LLMとLogseqで作る「思い出しトリガー」メモ術
気になるリポジトリを、未来の自分への手紙に変える3ステップ
記事後半にリポジトリのリンクあり🔗
GitHubで面白いリポジトリを見つける。「これは使えそう」と思う。でも3日後には忘れている。
そういうことが、ずっと続いていた。
解決策は記憶力を鍛えることじゃなかった。思い出すタイミングを設計することだった。
ワークフロー全体像
1. 気になるリポジトリに出会う
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2. LLMに「これは何の系譜ですか?」と問う
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3. Logseq形式(階層・タグ・トリガー)で出力させる
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4. 日誌ページ + 再評価トリガーページに保存
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5. トリガーが来たとき、自然に思い出せる
ステップ1:「これは何の系譜ですか?」とLLMに問う
リポジトリのURLをそのまま渡して、こう聞く。
「この系譜を先に調査してください。何の延長ですか?」
機能リストを読むのではなく、この道具が何の問題を解くために生まれたかを先に理解する。
たとえばheadroomというリポジトリを渡したとき、返ってきたのはこういう答えだった。
SmartCrusherはデータシリアライズ最適化の延長
CodeCompressorはコンパイラ技術(AST解析)の延長
headroom learnは失敗ログからCLAUDE.mdを自動生成する
機能名だけ見ていたら気づかなかった系譜が、一問で見えてくる。
ステップ2:Logseq形式で出力させる
LLMへの指示文はこれだけでいい。
「Logseqに保存します。階層・タグ・トリガーに整理して、再利用可能な形で出力してください」
出力例:
- headroom [[コンテキスト圧縮]] [[AIエージェント]]
- LLMに渡す前にコンテキストを圧縮する中間層
- ローカル動作・可逆・MCP対応
- 3エンジン構成
- SmartCrusher(JSON)
- CodeCompressor(AST)
- Kompress-base(テキスト)
- `headroom learn` — 失敗ログを CLAUDE.md に自動書き込み
- 再評価トリガー: [[Claude Code]] を本格利用し始めたとき
- ref: https://github.com/chopratejas/headroom
ここで重要なのは「再評価トリガー」の行だ。
「いつ、このメモを開くべきか」を一緒に書いておく。これがないと、日誌に埋もれて終わる。
ステップ3:2か所に置く
日誌ページ:いつ出会ったかの記録
トリガーページ:[[Claude Code]]など、条件となるトピックページ
Logseqの双方向リンクが効くのはここだ。[[Claude Code]]のページを開いたとき、自動的にheadroomのメモが浮上してくる。時系列ではなく、文脈で思い出せる。
気づいたこと
このワークフローを動かしているとき、ふと気づいた。
Logseq形式への変換は、それ自体が構造化圧縮だ。
「何をページリンク(タグ)にするか」を決める瞬間に、意味の取捨選択が起きている。headroomがLLMに渡す前にコンテキストを圧縮するように、人間もLogseqに保存する前に情報を圧縮している。
道具を調べることで、道具の使い方が変わった。


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