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技術進化と社会変革がもたらすB2Bマーケティングの未来像(2035年頃を見据えて)



インサイドセールスを5年以上に渡り経験し、インサイドセールス BDR senior として現在業務をおこなう私が10年後のインサイドセールス、マーケティングの未来について考えてみました。率直なご意見やコメント、ぜひお願いします。

目次

  1. AIアバターによる営業接触の自動化と人間の価値再定義

  2. データドリブンによる即時行動とGo-to-MarketOpsへの統合

  3. 意思決定の個人化と思想で動く購買者の登場

  4. SMB市場の拡大と「営業しない営業」の主流化

  5. 担当者一人ひとりへのパーソナライズ化の深化

  6. マーケティングのビジネスデザイン化と共創の時代

  7. BtoBマーケターの役割進化:市場創造者へ

  8. 専門化と分業化が進む営業組織の未来

  9. まとめ:10〜20年後のBtoBマーケティングの逆転と兆し


本文

1. AIアバターによる営業接触の自動化と人間の価値再定義

2035年頃には、初期接触やプレゼンといった顧客との最初の商談はAIアバターが担当します。顧客は時間や場所を問わず、いつでも好きなときにAIと商談できるようになり、「人間が出てくること」の希少価値が一段と高まる世界観が予測されます。AEやFSは単なる商談担当者ではなく、“ハイエンドなコンシェルジュ”として、より高度な共創の役割を担うことになると思われます。

2. データドリブンによる即時行動とGo-to-MarketOpsへの統合

顧客のIntentデータをAIが秒単位で解析し、次に取るべきアクションを自動提案または実行する時代が到来します。これにより、マーケティングと営業の境界は曖昧となり、「MarketingOps」と「SalesOps」は「Go-to-MarketOps」として統合されます。商談開始時点で勝負の8割が決まるという新しい競争環境が生まれます。

3. 意思決定の個人化と思想で動く購買者の登場

購買の意思決定は組織単位から「担当者個人」の思想やブランド力にシフトします。B2Bマーケターは単なる商材説明ではなく、「一緒に未来を描く」思想発信力が求められ、ブランドやナラティブの重要性が一層高まります。

4. SMB市場の拡大と「営業しない営業」の主流化

SaaSの普及と分散型経済の進展により、従来の巨大エンタープライズだけでなく、5~50人規模のSMB企業が主要な購買主体になります。これに伴い、「営業しない営業」=プロダクト主導のAIアシスト型営業が主流となり、人間マーケターは複雑な意思決定や重要パートナーの選定フェーズに特化します。

5. 担当者一人ひとりへのパーソナライズ化の深化

これまでの「業界別」「企業別」提案から、「担当者個人」「思想別」に最適化が進みます。カスタマージャーニーは行動ベースから心理的状態ベースへとシフト。マーケターは顧客の内情推進を支援する「コーチ」役としての役割が強化されます。

6. マーケティングのビジネスデザイン化と共創の時代

従来型のコンテンツ制作やキャンペーンは衰退し、顧客との関係構築・共創・プロジェクト化が主流に。マーケティングは単なる施策ではなく、「Community Design」「User Co-Creation」という新たなビジネスデザインの領域へと進化します。

7. BtoBマーケターの役割進化:市場創造者へ

マーケターは単なるリード獲得者から、市場や共創機会を創る「Market Maker」へと変貌。マーケティング機能をリードし、社内外のパートナーと連携してビジネス全体を推進します。

8. 専門化と分業化が進む営業組織の未来

業界専門、技術専門、戦略提案専門など営業職の役割分化が進みます。逆にフルスタック型のマーケターは希少価値が高まり、戦略的な市場牽引役としての地位を確立します。

9. まとめ:10〜20年後のBtoBマーケティングの逆転と兆し

現在10〜20年後(予測)人間営業が当たり前AI営業が当たり前、人間は例外的存在購買は組織の意思決定購買は担当者個人の思想が中心営業=商談クロージング営業=市場創造/共創の担い手マーケ=リード獲得マーケ=関係設計/思想発信インサイドセールス=一次対応インサイドセールス=高度なシグナル管理AE=社外対応AE=社内外の「組織間橋渡し人」

今後は現状のSDR/BDR役割は大幅に減少する一方、AIと連携しながら「市場探索」「共創推進」「顧客内組織巻き込み」といった高度かつ戦略的な役割へ進化していきます。AI活用が前提となる中で、人間マーケターの価値は「非言語的共鳴」「思想発信」「組織横断的な調整力」にシフトし、真のビジネスイノベーターとしての存在感が増していくでしょう。


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