見出し画像

想定していなかった子供の眼鏡

はじめに

少し前になりますが3歳児健診があり、視力を再検査した結果、弱視と少しの乱視があるとのことで眼鏡をすることになりました。
今回は、健診から眼鏡を作り、日常で慣れさせて行くまでの過程や気づきなどを記録します。
同じように再検査になり眼鏡をすることになったパパママの参考になれば幸いです。

I. 眼科での精密検査

  • 眼科受診
    近所の眼科での詳しい検査をしてもらうため、二人で受診しました。
    通常の視力検査のほか、屈折検査(近視・遠視・乱視の有無)、両眼視機能検査(両眼の機能)、眼位検査(目の位置)など細かく検査してもらいました。

  • 診断結果
    検査後の結果を医師から聞くと、年齢の割に視力が弱く成長が止まっている状態とのこと。おそらく、眼鏡をすることになると思いますとのことで、残念ながら「大丈夫、問題ありません」の期待は裏切られました笑。

  • 再検査に向けて
    精密検査の結果、眼鏡が必要とのことでしたが、眼鏡を作るための処方箋を作るにあたり、目のピント調節力*1を一時的に麻痺させて正確な屈折状態を調べるため、調節麻痺薬であるアトロピン(またはサイプレジン)という目薬を処方され、再度、検査を受ける流れとなりました。
    この目薬を1週間、朝晩1滴づつ点眼しましたが、この目薬は沁みるようで、嫌がる子もいるようですが、うちの子供は特段嫌がらずスムーズでした。ただ、注意事項にもありましたが、使用中は近くの物がぼやけて見えたり、眩しくなったりするようです。
    *1.子供は目の焦点を合わせる調整力が非常に強いらしく、この機能を一時的に麻痺させるのが必要とのこと

  • メガネ選び
    眼科で改めて検査を行い、処方箋を作成してもらいました。善は急げではないですが、検査後に近くのスーパーに入っている眼鏡店へ直行して、早速、眼鏡をオーダーしました。子供用の眼鏡が多数あり、子供が気に入ったフレームの色でオーダーしました。
    一番懸念していたのは、子供が眼鏡を掛けるのを嫌がることでしたが、私と同じように眼鏡を掛ける点に面白さを感じているようで、試着段階では面白がって眼鏡をしてくれていました。

Ⅱ.眼鏡の費用

3歳児健診で弱視の判定を受けて眼鏡を作る場合、通常は 「小児弱視等治療用眼鏡等の療養費(治療用眼鏡の保険適用制度)」 が利用できます。
0歳~9歳までの子供が「弱視・斜視・先天性白内障術後」などの治療目的で眼鏡を作る場合、健康保険が7割(または8割)負担し、残りが自己負担 となります。
実際にはいったん全額を眼鏡店に支払い、その後、加入している健康保険組合に「療養費」として申請し、還付される形になります。
戻ってくる費用については自治体によっても変わるようなので、各自治体に問い合わせしてみてください。

トマトグラッシーズの眼鏡を購入

Ⅲ. 眼鏡に慣れるための工夫

  • 最初の反応
    物珍しさもあり、最初は眼鏡を掛けることに抵抗感はなかったのですが、程なくして「疲れる」と言って、勝手に外すようになりました。その都度、「眼鏡は目をよくする薬なんだよ」と言い聞かせ、掛けるように促したりしましたが、とは言っても理解できる訳もなく、付けたり外したりの繰り返しの連続でした。

  • 慣らし方の工夫
    子供に視力を回復するためとは言っても3歳児には到底理解できないので、以下のルールーを設けて、まずは習慣化することを目指しました。

    1. 眼鏡を掛ける時間を午前中だけとか、時間を区切って徐々に付けている時間を増やすようにした

    2. 保育園のお迎え後は外してもいいようにした(毎日20時就寝で起きている時間も短いので)

    3. 休みの日は気分次第だが、1日付けなくても良い日を設けた

    4. レンズの汚れは気にせず掛けることを優先事項とした

    5. 子供が嫌がった時や疲れたと言ってきた場合は、外してもOKとした

  • 日常生活での注意点
    眼鏡のフレームがかなり柔軟性が高く、ちょっとした衝撃などでは壊れない仕様になっているため、レンズ部分を下にして置かないなど最低限の取り扱いに注意に留めた

  • 気づき
    眼鏡を付けることを習慣化する上で重視したのは、まずは、本来であればお風呂に入ったり、寝ている時間以外は眼鏡をしているのが望ましいのですが、不慣れな事を無理強いをして嫌がるのを一番避けたかったので、メガネのオン・オフをはっきりさせました。
    治療は個人差もありますが、中期的な取り組みでもあるので、嫌がらずいかに習慣化するかがポイントと考え取り組んでいます。

  • 今後の展望
    眼科での定期検診の中で経過観察をしながら過ごすことになりますが、回復の度合いは個人差もあるため、気長にやってくしかないかなと思います。

Ⅳ. まとめ

今回の3歳児健診で子供の視力について学ぶことが多かったです。
小さい子供が眼鏡をかけているのは単に視力が悪いんだなという認識でしたが、実は、視力の成長が止まっている(鈍化)していて、眼鏡を掛けることで、視力を成長させ、育てるための治療の一環であることを理解しました。また、驚いたのは、自治体によっては、屈折検査を実施していないところもあり、簡易検査で済ませているところもあるとのことです。早期に適切な治療を開始することで視力の発達を促し、弱視の改善が高い確率で期待できるとのことなので、お住まいの自治体でどのような検査方法を実施しているか確認をお勧めします。

補足)お住まいの自治体で屈折検査をしていない場合の対応

1. 小児科・眼科での受診
小児眼科や一般眼科で「3歳児の視力チェック(屈折検査)を受けたい」と伝えると、スポット的に検査してもらえます。特に屈折異常(遠視・近視・乱視)や弱視は早期発見が大切なので、小児眼科を標榜している医院を優先すると安心です。

2. 自治体の保健センターへ相談
健診で屈折検査を行っていない場合でも、「必要性を感じている」「家庭での視力チェックが難しい」と伝えると、眼科受診の案内や紹介状を出してくれることがあります。場合によっては費用助成(乳幼児医療証など)で自己負担が軽くなるケースもあります。

3. 自費での検査について
医師が必要と判断した場合は健康保険適用で受けられますが、任意での検査を希望する場合は自費になる可能性があります。
費用は医療機関によって異なりますが、数千円程度~。

Ⅴ.最後に

子供が眼鏡を掛けることになった時は、もしかして、親の遺伝が影響しているのかとか、少しネガティブな気持ちにもなりましたが、ふと、周りを見渡すと同じように眼鏡をかけている子供が一定数いるように、特段珍しいことでもなく、治療方法も確立されていることから、少し肩の荷が降りました。子供には少し不便な思いをさせてしまっているところもありますが、互いに協力しながら、視力を育てていきたいと思います。

あと、子供の眼鏡姿は結構カワイイということも分かりました。

いいなと思ったら応援しよう!