『 死神 』 #4 サイボーグ009二次小説
7はリッツ近くのビル路地に入り、ブーンと隙間から入っていく
部屋は一目で資料室とわかる部屋、廊下に出るドアが運良く少し開いていて
「うっかり開けたままか、お陰で助かるけど」
と、一階迄蜂の姿で階段で降りる7
その時、女の子が犯人の一人に銃を突き付けら、売り場のスペースから廊下に出てくる
「ほら、親切にトイレに連れていってるんだ。逃げようなんて思うなよ」
と、目開き帽子に濃紺スーツの男に銃を、幼く見える少女に突きつけ急かす
パリッとしたスーツは老舗リッツの入店に違和感のない上質な服装で、他の仲間達もグレー、ストライプ等と宝飾店に似合っていて、少女は混乱していた。映画で見るようなアーミー服でない事に。高級店への入店の為と繋げる事ができないでいた
さらさら髪のショートカットの13、4位に見える女の子は、うんうん頷き震え歩き、ショーパンのベルトにぶら下げてる水色のミニテディが揺れている、動体チェックが早い7。
廊下の奥にあるエレベーター乗せられ、エレベーターが二階で止まる
7は蜂の姿で、閉まったエレベーターの扉と表示回数に、んん??となった
「なんでだ!二階?ん、んんん言ってたな。二階に従業員用のトイレって、客用のトイレじゃないのか?一階で窓あるからか用心か!女の子なら、そうそう二階から飛び降りる心配もないもんな」
ふむと思う、7
[フランソワ、女の子の方を追う。何かあったら教えてくれ]
と、体内無線で3と4、に伝える
[了解。私達も、横断歩道歩いてる所よ]
と3
「2階の従業員用トイレに向かうそうよ」
と、3が4に捕捉すと
[サンキュー!!]
と、7がおどけてウィンクの姿が見える声に、3も4も顔を見合わ笑う
その光景は、仲睦まじい恋人同士に見え、回りの街並みに溶け込んで見える
ただ2人には、パリの街でよく見るジェラートやクレープを食べながら歩く恋人同士や、プチブーケを持って彼氏の傍にいる女性ように、互いに手には何も持ってはいなかった
3は、4、といる時は、スィーツやドリンクを口にすることは余り多くは無かった
「あれを、見ましょう。あそこは、どうと」
色々な場所を散策させる
4、は自分を気遣ってなのか、他意はなくただ素なのか、考え、そして3日前のハードはミッションになったサハラ砂漠での出来事を思いかえし始めていた
1の命令を受け取った3が、4、7に伝え急遽サハラ砂漠のほぼ中央に向かってジープを走らせていた
エリアによっては携帯は使えるが、サハラ砂漠は基本基地局がなく、無線か衛星電話の世界
3が頼りの場所である事は、確かであった
サハラ砂漠の近い場所にいた時(3がデジタルデトックスをしたいといい、電波が極力少ない場所に来ていた3人)、3に1の念波が届いた
《地中海で観光客相手の漁船を今から4時間以内に、倉庫の爆破をお願いする。あるシンジケートの医療施設で犯罪者に整形が行われている場所を、極秘軍事機密の受け渡しが海の上で行われる。それも一緒に破壊する為だ。一石二鳥を行う》
「無茶だわ。ここからでは」
「何が、あった」
「おい、おい」
3、7、4が同時に言う
《一番近いのが君達だ。なんとか3人で駆使して欲しい。地中海から出ては意味がない。僕はもう眠りにつく》
「意味がないって?!」
4、が言い、その声を打ち消すように
「ちょっと1」
3が叫ぶ
「ざっくりすぎる、1」
7が、おーいって感じで言う
《...... 》
7からは、何も返って来ず
「・・・寝落ちか。仕方ないか、向こうは向こうで何かあったようだな」
4、の言葉に、三者三様の顔で見合わせる3人
「仕方ないわね。探って、精査するわ」
頬杖つくようにため息をつき3は言い、すぐに顔を上げる
「言ってる事は、正しいわ。やっぱり、私達が一番近くて」
と3
「観光客相手のか」
と7
「偽装船よ、問題はないわ。乗組員も全員仲間。観光客も全員犯罪者」
と3
「運びも兼ねてるのか」
と、おどけて言う7に
「それも、あるようね。意味がないのも一緒に潜ってみるわ」
と3
「寝落ちは、これと関係あるんだろうな」
4確認は言い
「5達と一緒にいるようだから、心配ないと思うわ。届く範囲だけど、電波を阻害されているようで、割りだせる位置から何も音も拾えなくて....」
3の答えに
そうかと言う顔で頷き、言う4、に顔を見合わせる7。共に、今出来る事をするしかないなと頷く
「しかし、俺のミサイルをこの場所からは距離も威力も足りない。港に車走らせても時間も足りない。今海の上なんだろ」
サハラ砂漠には、軍事施設も基地局もある
だが公に、場所は公表されてない
この砂漠で探すのは全人未踏でも、3の眼には皿の上の絵と同じ
「ええ、ただここサハラ砂漠には知られてない施設があるの。どの地図にも載ってない」
と3
「!!」
「!!」
その言葉に、他に軍事施設、研究所があると理解する4、と7
「その研究施設には、対空ミサイルもあるって事か。漁船以上も爆破できる」
4、が言う、4自身脳意外全身機械で脚に内臓のミサイルは近接近市街地用小型ミサイル2、3キロの距離。自分のミサイルでは無理
「ええ、豪華客船くらいは
急ぎましょう。ここから1時間ちょっと。侵入に時間が、とられるか分からないもの。ここからだと北東に向かってとりあえず5キロ...」
3が最後言い淀み
「とりあえず、向かいましょう」
と言う
4、7は聞き返す事もなく、ジープに3人乗り、7がエンジンを吹かせ車を走らせる
砂漠から砂漠、端から中央の明るい景色の変わらぬ場所を目指して
景色は、延々と変わらない場所を目指して
続く
→『 死神 』 サイボーグ009 #6

