40歳ワーママの葛藤──時短か退職か、迷いの理由と向き合ってみた
時短か、退職か、それともフルタイム継続か
「あと5年で会社員を卒業したい」
そんなふうに書いている私ですが、ここ最近、仕事がぐっとハードになってきて。
精神的にも体力的にも、明らかにガタがきていると感じています。
最初は、「フルタイムであと5年頑張って、ある程度資産を築いてから退職できたら」と思っていました。
そうなると5年後、私は45歳。娘は小学5年生になります。
でも、ふと考えてしまったんです。
小学校高学年になった子どもって、いったいあとどれくらい、私と遊んでくれるんだろう?って。
子どもとの時間は、取り戻せない。
当たり前のことだけど、心が弱っている今、この現実が胸に刺さりました。
「もし今、会社を辞めたら生活に影響はあるだろうか?」
正直に言うと、贅沢をしなければ生活はきっと成り立つと思います。
夫が働いてくれている限り、"普通の生活"はできる。
ただ、今のようにお金をあまり気にせず…というわけにはいかないかもしれません。
私はなぜ、まだ辞められないのか?
この問いに、今の私はまだ明確に答えられません。
まず、現状の給与は同世代女性の平均よりも高く、
おそらく同世代男性と比べても上位に入ると思います。
この水準の収入を手放すのは、正直惜しいと感じてしまう――これは事実です。
さらに、今の職場は長く勤めているため慣れがあります。
大変ではあるけれど、業務の流れや人間関係はわかっている。
「なんとか乗り切れるかもしれない」という惰性も、私をここに留めています。
そして何より、ずっとフルタイムで働き、自分で稼ぎ、自分で好きなものを買える生活に慣れてしまったこと。
その自由を手放すことへの怖さもあります。
書いてみて思ったことは、私は会社員を卒業したら、収入がなくなり、自分の舵を自分でとれなくなるのではないかという不安からきているように見えました。
夫の収入に頼らなければならない、ということは自分の舵を自分で握れないと感じているんだと思います。
なぜ、自由がないと感じてしまうのか?
私が「会社を辞めたら自由がなくなる」と感じてしまう理由は、大きく2つあります。
ひとつ目は、経済的な選択権の不安。
これまでずっと、自分で稼ぎ、自分の判断でお金を使う生活が当たり前でした。
その習慣がなくなると、たとえ夫が「好きにしていいよ」と言ってくれても、お金を使うときに“相談”や“確認”が必要になる気がしてしまいます。
そうなると、無意識にブレーキがかかり、自分の選択権が減ったように感じるのです。
極端な話ですが、もし将来「離婚したい」と思ったときに、経済的に安定していなければ、その選択すらできません。
相手に人生を委ねてしまうことが、私は怖いのだと思います。
ふたつ目は、経済的に自立している自分というアイデンティティ。
社会人になってからずっと、自分で稼ぎ、自分の生活を回してきました。
それは私にとって“当たり前”であり、ある種の誇りでもあります。
それを手放すことは、これまで築いてきた生き方を少し壊すような感覚があるのです。
この2つが、私がなかなか退職や時短に踏み切れない理由なのかもしれません。
考えてみれば、時短なら経済的自立は保てますが、単純に収入が減ることで「自分の価値が下がったように感じてしまう」――そんな自分も、確かにいると気づきました。
見えない恐れを手放すには
「会社を辞めて、収入がなくなったら、自由がなくなるかもしれない」
書いてみて、感じるのは、現実の問題だけじゃなくて、これまでの価値観や思い込みがつくっている感覚なんだと思います。
じゃあ、この恐れをどうやって手放せばいいか。
1. 自分の中の“自由”の定義を見直す
まずは、「自由=収入があること」という思い込みを少しゆるめてみます。
たしかにお金があると選択肢は広がるけれど、それだけが自由じゃないはず。
時間の使い方、人との関わり方、暮らす場所…お金では測れない自由もたくさんあります。
私の場合は、紙とペンを出して“私にとっての自由の条件”を書き出してみようと思っています。
2. 思い込みを確かめてみる
「夫に頼る=自由がない」って本当にそうなのか、というところも思い込みかもしれません。
夫婦はそもそも支え合う関係だし、もし逆の立場だったら、私は夫の自由を奪おうなんて思わないはず。
実際に、お金の使い方や決め方について夫と話してみると、
「相談=制限」じゃないってことが見えてくるかもしれません。
3. 小さく試してみる
いきなり会社を辞めるのはやっぱり不安。
だから、段階的に試してみるのはやっぱりありかもしれない。
時短勤務で、収入が減る生活を体験してみる
副業や小さな仕事で、自分の収入源を持っておく
生活費を試算して「このくらいなら大丈夫」と知っておく
こういう“小さな実験”で、不安はだいぶ現実的になるかもしれない。
4. 軸を「どう生きたいか」に置く
最後はここ。
「会社員かどうか」じゃなくて、「私はどう生きたいか」という軸で考えること。
お金の額よりも、日々の満足感や子どもとの時間、自分らしくいられる感覚を優先してもいいはず。
それが私にとっての本当の自由なら、そこに向かって選んでいけばいい。
書いていて、少しずつ自分の中の答えの輪郭が見えてきた気がします。
まだ「これだ!」という結論には至っていませんが、今の率直な気持ちを言葉にしました。
長年、当たり前のように続けてきた会社員生活。
でも今、その前提が大きく揺れています。
仕事そのものは嫌いじゃない。
けれど、自分の時間をすり減らし、子どもと遊ぶ時間まで奪われるような働き方は、もう続けられないかもしれない。
このモヤモヤとは、もう誤魔化さずに向き合うときが来た――そう感じます。
「辞めるか続けるか」だけじゃない。
0か100かじゃなく、きっとその間にも選択肢はあるはず。
じゃあ、私にとって心地いい形って、どんなだろう?
きっとこれから、その答えを探す時間が始まります。
同じような思いを抱えているワーママは、きっと私だけじゃないはず。
どうやって折り合いをつけてきたのか、似た経験を持つ方がいたら、ぜひお話を聞かせてください。
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