見出し画像

【第42回】報酬止めるなら、止めると言わんかい

前回、倒産した顧問先の話を綴った。後味の悪い話やった。

今回のは、それと地続きや。違う会社、違う出来事。やのに、嗅いだ匂いが同じ。

正直、まだ細かいとこまで確認しきれてへん。でも、書いておきたい。ほんましんどい。性善説でやってるつもり。でも、やっぱり無理なんかなぁ。。

落ちひんことは、ある。それはええ

社労士やってると、顧問料の口座振替が落ちひん、なんて連絡はたまに来る。

これまでも何度かあった。たいていは資金不足や。経営には波がある。今月ちょっと回らんかった、来月まとめて払いますわ、って。長いこと伴走してたら、そういうのは肌でわかる。

「ええよ、また落ち着いたらで」。

そこは私も性善説でやってる。伴走するって、結局そういうことやと思てるから。

「事業主都合」で、2か月

ところが今回、落ちひんかった理由の欄に並んでたのは、資金不足やなかった。

「事業主都合」。しかも2か月連続。

中身なんて、だいたい想像つく。本人が止めてるか、金融機関に言われて止めてるか。要するに、そのどっちかや。そんなんはわかってる。

確認をサボってきた私が脇甘いのも、わかってる。それは認める。

——でもな。問題はそこやない。

止めるなら、止めると言え

理由が本人都合やろうが、銀行の都合やろうが、どっちでもええねん。

引っかかるのは、止めてることを一言も言うてこーへん、その一点や。

止めるなら、止めると言わな。

「ちょっと今しんどいんで、引き落とし止めてます」。その一言があれば、こっちも構えようがある。一緒に資金繰り考えることもできる。話はそこから始まる。

やのに、何も言わへん。止めといて、払うてるていでこっちと接してくる。

仕事は普通に依頼してくる。こっちが応える。あちらは顔色ひとつ変えへん。「ありがとうございます、助かりますわ」って、いつもの調子で笑て。

裏で支払いだけ静かに止めといて、表では何事もないツラして。

それ、おかしいやろ。どういう神経してんねん。面の皮厚過ぎへん?

倒産のときと、同じやねん

前回の倒産も、結局これやった。

終わるなら終わると、止めるなら止めると、一言あれば、人としての筋は通る。順番がある。

その一言を飲み込んで、こっちには平気な顔で接してくる。その不義理が、いっちゃん後味悪い。金額の問題やない。筋の問題や。

性善説でやってきたことは、間違いとは思てへん。

ただ、信じてる相手に「言わんと済まされる」と思われてたんやとしたら——それはちょっと、こたえる。

来週、ちゃんと話す。理由は聞く。しんどいんなら一緒に考える。

ただ、こっちが先に気づいて、こっちから切り出さなあかん時点で、もう何かがズレてるんよな。報酬もらう側は一生懸命受注した内容をこなそうとしてる。不十分、不適格なことはあるかもしれん。でも、受託した依頼に対して不義理なことをしようと思っている人は多分おらへん。せやから、発注する側もしっかりと認識してほしいと思う。発注するということは報酬が発生する。報酬が発生することを発注側から受注者に常に声がけする。上下関係あるからね。それだけで受発注は上手くいくねん。また、受注側はいわゆる下請けだから立場弱い。請求しにくいねん。それ知っといて欲しい。
発注するなら、その時に「これ、これくらいの報酬で考えてますけどどうですか?」とか一言欲しい。なし崩し的に「こういいう書類作成お願いします!」やと、どうやって請求したらいいかわからん人沢山いる思う。そういうの無くしたい。。発注側は受託者の気持ちを思いやってね。。。。よろしく!!人が動いたらお金は発生するという考え方。

いいなと思ったら応援しよう!