【投資家からの質問】 売上が小さく見えるのはなぜ?/金融リスクをどう考える?
こんにちは。日本モーゲージサービス株式会社(東証スタンダード:7192)のIR・広報担当です。本noteでは、投資家の皆様から寄せられた疑問に、MSJグループの事業構造とリスク対応の視点からお答えします。
住宅ローン事業におけるオフバランス型スキームや、財務構造と金融リスクへの考え方をわかりやすく解説いたします。皆さまにMSJグループへのご理解を深めていただく一助となれば幸いです。
本記事の内容は、MSJグループ公式サイトにある「よくあるご質問」ページの内容をもとに補足解説しています。
Q:住宅ローンの会社なのに、売上が小さく見えるのはなぜですか
A:債権を流動化させ、住宅ローン契約に伴う事務手数料を収益源としているためです
当社の住宅ローン商品は、原則として融資後すぐに債権を譲渡・売却するオフバランス型の商品スキームを採用しております。
一般的に、銀行では債権を資産として保有し、利息収入が主要な収益源となります。これに対し、当社では住宅ローン契約に伴う手数料(融資事務手数料など)を売上として計上しているため、売上高は相対的に小さく見える傾向があります。

オフバランス型の商品スキームは、債権の流動化によって信用リスクや金利変動リスクを軽減できるメリットがあります。また、オフバランスすることによって、資産効率が高い利益を安定してキャッシュフローを得ることができます。
これまでの【MSJフラット35】の貸出累計額は1.1兆円を超えており、当社のビジネスモデルが安定的に推移していることが表れています。
Q:金融リスクをどう考えていますか
A:金融リスクを最小限に抑えるビジネスモデルを構築しています
MSJグループでは、住宅ローンや保険・保証商品に関する金融リスク(信用リスク、金利変動リスク、保険引受リスクなど)を抑えることを重視し、創業以来、独自のビジネスモデルを築いてきました。
債権などの資産をバランスシート(B/S)に計上しない「オフバランス化」により、リスクを外部に移転し、収益構造の安定化を図っています。
主力商品である住宅ローンは、以下の方法でオフバランス化を実現しています。
MSJフラット35:貸付債権を住宅金融支援機構へ売却
十色(トイロ):融資実行後直ちに信託会社へ信託譲渡
MSJつなぎローン:当社が住宅ローンの代理受領権を持ち、住宅ローン実行時に貸付金を回収
これにより、信用リスクや金利変動リスクを保有せず、手数料収入を中心とする安定した収益を確保しています。
また、新築住宅かし保険、地盤保証、住宅設備延長修理保証などの保険・保証商品においても、再保険によるオフバランス化を行っています。

オフバランス化によって以下のようなリスクを外部に移転し、財務健全性の維持に努めています。
保険金支払いの増加リスク
補修費用の集中・高騰リスク
一方で、当社はノンバンクであるため、貸付資金の調達を他金融機関からの短期借入金で賄うことから、金利上昇に伴う資金調達リスクには注意を払っています。
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※ご留意事項
本記事は当社事業に関する情報提供のみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではございません
