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地域工務店の声で読み解く、MSJグループのワンストップ支援の価値|導入企業インタビュー【未来通信note】

MSJグループでは、住宅事業者の経営層に向けたオウンドメディア「未来通信DIGITAL」を運営しています。noteでは、未来通信DIGITALの記事に専門的な内容をかみ砕いた【解説】を加え、note版として発信いたします。

住宅着工数減少時代に「選ばれ続ける工務店」を支える、MSJグループのワンストップ戦略とは

今回のインタビューは、創業100年を超える地域工務店「株式会社小林建設」(埼玉県深谷市)です。新築住宅かし保険や地盤保証をはじめ、住宅性能評価、引渡し後の保証、住宅ローン支援など、MSJグループのサービスを20年以上にわたり幅広く、ワンストップでご利用いただいています。

代表取締役の小林伸吾さんと、設計・広報担当の小林伸之輔さんに、サービスの集約が、現場の業務効率化、施工基準の安定化、企業ブランド確立にどのように繋がったのかお話を伺いました。

【解説】 記事の「?」を紐解く


・住宅瑕疵(かし)保険加入は「住宅会社の義務」

瑕疵(かし)とは、本来あるべき機能・品質が備わっていないことを表す法律用語です。新築住宅においては、住宅会社が瑕疵に対する責任を10年間持つことが法律で定められており、住宅会社では住宅瑕疵(かし)保険に加入(もしくは補償金を供託)することでリスクヘッジを行っています。

工事中の検査が必要ですが、生産年齢減少による検査員不足が問題となっており、「リモート検査」などのデジタル技術でカバーする動きが広がりつつあります。


▼以下、未来通信DIGITALより記事転載(記事公開日2023.12.21)

施工品質を高め施主を守る、保険・保証サービス群。地域工務店の持続的な経営を実現

株式会社小林建設は大正10年創業の地域工務店。OM総合保証(新築住宅かし保険・地盤保証・完成保証)だけでなく住宅性能評価などの審査・証明商品や、引渡し後の住宅保証サービスなど、MSJグループ商品を幅広くご利用いただいています。
代表取締役の小林伸吾さんと、設計・広報担当の小林伸之輔さんに、これまでの歩みと様々な取り組みについてお話を伺いました。

課 題
施工部門の品質管理体制およびモチベーション管理
地域工務店としての経営の持続
解 決 策
加盟するOMソーラーによる総合保証制度と、優良工務店制度を活用
MSJグループの保険・保証・性能評価・住宅ローンをワンストップで利用
効 果
高い設計力と施工技術という強みとブランドを確立
地域工務店として経営を持続するための、顧客への安心提供と進化

ーーー地域に根差し、木の家を丁寧に造り続けておられます

小林さん 祖父の代に創業し、今年で102周年を迎えました。地域の気候風土を深く理解し、高い設計力と施工技術を用いて、美しく質の高い木の家を、地域材を使って造る。このことに強い信念を持ち、真摯に取り組んでいます。

ーーー20年以上も前から、新築住宅かし保険や完成保証など様々な商品をお使い下さっていますね

小林さん 当社が加盟するOMソーラーでは、1990年代後半に工務店の倒産による未竣工物件の増加が社会問題化したことを背景に、施主を守るためにつくられた「OM総合保証」という独自の制度があります。ハウスジーメンの完成保証、新築住宅かし保険、地盤保証が使われていて、MSJグループとはその頃からのお付き合いですね。

ーーー有難うございます。保証のための設計施工基準もOM総合保証とハウスジーメンで一緒に構築しました

小林さん このOM設計施工基準に基づいた「OM優良工務店制度」では、当社は18年連続で最多の表彰を誇っています。

ーーー素晴らしい成績ですね

小林さん この表彰制度は、社内を劇的に変え、施工品質を飛躍的に高めることにつながりました。設計者に比べ光が当たりにくい現場監督が称えられることにより、皆のモチベーションが上がりましたし、連続表彰が目標となることで社内のチェック体制もできていきました。そして「高い設計力と施工技術」という当社の強みに育っていったのです。

小林伸吾 代表取締役

OM設計施工基準は、省エネ基準などに合わせて更新されるため、施工サイドが最新の建築技術を学び、皆で研鑽を積む機会にもなっています。普遍的なものを守りつつ、新しいことにも挑戦し進化し続ける。経営を持続し、竣工物件を守り続けるために、大切にしている精神ですね。

ーーーMSJグループの取り組みが、こうして御社の強みにつながっているのであれば、嬉しい限りです

小林さん 時代とともに、地域工務店に求められるものも変化します。今は施工だけやっていれば良い時代ではありません。当社では、設計事務所にも負けない設計力とゼネコン並みの施工品質を目指し、企画、広報、アフターメンテナンス、地域活動など、領域を少しずつ広げています。

MSJグループも同様に領域を年々広げ、地域工務店をワンストップで支援して下さる。有難い存在だと思います


施工という工務店の「コア」をサービス集約で深化。自社のブランド確立にも寄与

「サービスの集約」が
施工基準の安定と、業務効率化につながる


主なMSJグループのサービス

ーーー特に評価されているサービスを教えてください

小林(輔)さん ハウスジーメンといえば住宅瑕疵(かし)保険というイメージかもしれませんが、当社では、補助金申請に関するさまざまな審査も必ずハウスジーメンさんに依頼をしています。

BELSでもなんでも、「サービスの申込み」ボタンひとつで、登録してある顧客データが流し込まれて申請準備があらかた済んでしまうし、管理画面ひとつで申請状況がわかることも重要です。補助金関係の審査だけ他社に頼んだら、申請したかどうかを別に管理する必要がでてきますから。設計部門の業務負荷が増えるなか、効率化に一役かっています。

ーーーありがとうございます。データ連携機能は他社さんからも好評をいただいています

小林さん それだけでなく、審査関係や地盤保証も含めて一社に集約させることで、徹底すべき設計施工基準がぶれないので、職人さん含め周知しやすいという良さも生まれます。
近年、省エネ基準を満たすためには現場管理がますます重要になってきています。そのなかで、社内だけでなく全ての職人さんに仕様・納まりを理解してもらうことは大きな課題ですからね。

ーーーなるほど、施工基準を集約させることが解決策となったのですね

小林さん 加えて、会社間で「一緒に問題を解決しよう」という協力体制も生まれます。窓口を一本化するメリットは大きいと感じています。

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自分たちの「強み」は、広報活動でも差別化ポイントに


ーーー御社の広報活動で目を引くのがYouTube(陽の栖チャンネル)です。チャンネル登録者数も3.5万人を超え、コンテンツも充実しています

小林(輔)さん YouTubeではお客様邸のルームツアーだけでなく、技術解説や施工に関する動画も積極的にアップしています。YouTubeも会社のパンフレットであると捉えていて、自社の強みである「現場」のことを、印刷物だけに限定せずYouTubeでもしっかり紹介するべきだという方針です。

ーーーすばらしいですね

小林(輔)さん もちろん大変な面も多くあります。揚げ足取りのようなコメントを書き込まれるのは日常茶飯事。スマホを投げたくなる時もあります(笑)

小林さん 開設当時はコメント欄を閉めていたのですが、リスクばかり気にして実施しない方がいいという判断では、結局何も変わらない。検討の結果コメント欄を開放しました。その後、チャンネル登録者数の増加スピードが上がりましたね。結果、問い合わせ数も増えました。

ーーーSNS経由のお客様は、解説動画もくまなくチェックされているのでしょうか

小林(輔)さん 解説動画が直接効果に繋がっているかは、まだ検証しきれてないのですが、YouTube経由のお問い合わせは、その段階で小林建設の「ファン」になってくれているという手ごたえはあります。

モデルハウスにはこれまでの「施工日記」が並ぶ

MSJグループが、住宅ローンも含めて「ワンストップに相談できる」存在に


ーーーモデルハウスでのイベントや完成見学会なども活発です

小林さん 1996年から2022年までに5棟のモデルハウスを建設し、現在もすべて稼働しています。築27年の建物でも、日本の気候風土にあったデザイン・仕様ですから「飽きがこないスタンダードな住まい」として見ていただけると思っています。

小林(輔)さん 当社には営業専任のスタッフがいないので、タイミングが合えば完成見学会へまずご案内しています。担当した設計スタッフが対応するため、その家の細かい部分までご説明ができます。
イベントは他にも家づくり勉強会などを企画しており、住宅ローンセミナーはMSJグループにサポートいただいています。実際に相談が進んでいる案件もありますね。

ーーーこういう形でも住宅会社の支援ができることを嬉しく思います

小林(輔)さん 住宅ローンに詳しいスタッフがいるわけではないので、難しいケースがでてくる度に相談させてもらっています。MSJグループならではのワンストップサービスですね。


住宅着工数減少のなかで「継続」することの重さ


ーーー今後の展望をお聞かせください

小林さん 最近は継続していくことの重要さを感じています。
私どもが建てた家で育った子どもが大人になり、自分たちの住まいを建てる時に「まず小林建設に相談しよう」と思ってもらえることは、工務店冥利に尽きますよね。その時にまず、会社が元気な存在としてあり続けること。

小林伸吾 代表取締役

継続といっても、新設住宅着工戸数が毎年減少しているなかで「現状維持」というのは、企業として更なる努力が必要です。今年で創業102年目を迎えましたが、これから先、110年、120年・・・と継続していける会社でありたいと思っています。

ーーー地域に根差す工務店としてあるべき姿ですね。本日はありがとうございました


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