シンボリックルーバー
私が愛する祖父は、明治時代、家で生まれました。
そして、大正、昭和、平成の時代を生き、本人の希望通り、家で亡くなりました。
その後、老朽や耐震の問題もあり、その家を解体したときから10年以上、障子や欄間、把手金物を大事に保管していました。
「何かに使えませんか?」とダメもとで質問したところ「いいですねー」と予想以上に面白がってくださり、再利用して頂けることに。
古いものを古いまま使われるのかと思いきや、障子や欄間は、色は茶系から白系になり、向きは縦だったものが横、横だったものが縦になり、用途も輝きも大きく変わりました。
再び、いきる・・・生きる!活きる!
ひとつは、リビングに設置されたエアコンの目隠しルーバーに。
格子の幅が広めなので、エアコンが見えます・・・でも、いいんです。
新しく作ったほうが費用は安かったそうです・・・でも、いいんです。
先祖代々の歴史も染み込んでいるし、位置的にも「神棚」 みたいで尊いです。
部屋に入ると一番先に目に入るし、日々見守られているような安心感もあり、エアコンに向かって拝みたくもなります。
