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大川橋蔵・主演 銭形平次 第209話「女が消えた」(1970)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:高橋稔
監督:長谷川安人


あらすじ

蕎麦屋を始めるために信州から江戸へやって来た伊之助とお小夜。
明るい未来を夢見ていたが、伊之助が大家への挨拶から帰ってくるとお小夜の姿が忽然と消えていた。
万七は家出だと相手にしないが、伊之助の訴えに根負けして一緒に家までついて行くことにする。
すると、家では伊之助の知らない女がお小夜のふりをして待っていた。
昨日の駕籠屋へ確認するが、この女を乗せたことは間違いないと断言する。
調べるのを止めた万七に代わり、話を聞いた平次が捜査に乗り出す。


紹介と感想

偽物のお小夜であるお艶と会った瞬間に偽物と見抜く平次の鋭い観察眼から動き始めた捜査は、町民の命をなんとも思わない侍達の陰謀へと繋がっていきました。

手紙の中に暗号を仕込んだお小夜の明智も素晴らしいですが、すぐに解けちゃう平次の柔軟な頭もさすがです。

今作は、ここから最終話までお静を担当、大川平次における三人のお静の中では最も姉御肌な香山美子さんの初登場回になります。
初回から自分にとっては最も馴染み深いお静となっており、安心感がありました。

また、これからの数年間ひょうたんの顔となるお弓ちゃんのおばさん、お勝さんも初登場と長寿シリーズものとして益々盤石なものとなっていきます。
レギュラー陣の丁々発止のやり取りが今後更に楽しいものとなっていくのも楽しみです。

大工として潜入する平次と八五郎の姿など、ユーモラスな場面も面白かった本作。
未来を夢見る若夫婦のために命を懸けて戦う平次だけでなく、最後には勇気を振り絞って追いかけてくる万七(だけど間に合ってない)の姿も印象に残りました。

※2025年11月21日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※

アマプラの東映オンデマンドでも観れます。


キャスト

ゲスト
   
お艶/佐藤友美
  
お小夜/伊藤栄子
  伊之助/加藤恒喜
桜井宗十郎/舟橋元
一色半兵ヱ/勝部演之

大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)
 銭形平次/大川橋蔵
  八五郎/林家珍平
   お静/香山美子

   万七/遠藤辰雄
   清吉/池信一

   お弓/土田早苗
   お勝/武田禎子
   爲吉/神戸瓢介


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