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【血糖値が気になるなら】早めの対策・治療が大切!糖尿病について解説①-血糖値が高くなる原因と症状-

こんにちは。
ママ看護師ライターの村川さおりです。

突然ですがみなさんは

・仕事やプライベートが多忙で、ついつい外食が多い
・間食やジュースなどの清涼飲料水をたくさん摂取している
・飲み会の機会が多い
・普段全く運動しない

など、当てはまるものはありませんか?

これらは私が今まで看護師として勤務する中で、2型糖尿病患者さんからお聞きした生活習慣の一部です。
特に体調の変化がないから大丈夫と思う方もいるかもしれませんが、糖尿病は早期の段階では自覚症状がない場合も多いとされています。

血糖値が高い状態が続いていると全身の血管が痛み、視力が落ちたり腎臓の働きが悪くなる、心筋梗塞や脳梗塞を発症するなど、合併症を発症するリスクも高くなります。

このnoteでは、大学病院の糖尿病・内分泌内科病棟・外来にて勤務経験があり、現在も内科クリニックにて糖尿病患者さんの治療に携わっている私が、糖尿病という病気や治療などについてわかりやすく解説していきます。

糖尿病についてこれから知りたいという方におすすめの記事です。
たまたまこの記事を見つけた方にも、この記事を読むことでご自身の健康や生活習慣について考えるきっかけとなれば嬉しいです。

今回は糖尿病の疾患解説第一弾として、糖尿病がどんな病気なのか、発症する原因や症状などについて説明します。


糖尿病の定義と分類

糖尿病は「インスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝疾患群である。」と定義されています。

これは、「血糖値を下げる働きをするインスリンというホルモンの分泌量が不足したり効きが悪くなることにより、血液中のグルコース(ブドウ糖)の濃度、つまり血糖値が高い状態が続く病気」ということです。

糖尿病は大きく以下の4つのタイプに分けられます。

①1型糖尿病
②2型糖尿病
③その他の特定の機序、疾患によるもの
④妊娠糖尿病

今回の記事では、主に2型糖尿病について説明していきます。


健康な人の血糖値の調整

人がエネルギーとして使える栄養素には炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質の三種類があり、その中でも特に血糖値への影響が大きいのが炭水化物(糖質)です。

食べ物として体の中に取り入れた炭水化物(糖質)は、消化酵素によってグルコース(ブドウ糖)というエネルギー源として最も利用しやすい状態まで分解されます。
その後グルコースは小腸から吸収されて血液中に入るため、食後の血糖値は高くなります。

血糖値が上がると膵臓がその変化を感知してインスリンを分泌します。
インスリンの働きによって血液中のグルコースは筋肉に取り込まれてエネルギーとして使われます。

すぐに使わないグルコースは、筋肉や肝臓、脂肪細胞に取り込み、グリコーゲン(たくさんのグルコース分子が繋がったもの)や脂質の形にして蓄えておきます。

健康な人の場合、この調整により次第に血糖値は下がっていき、血糖値を一定の範囲内(70~140mg/dL)に保っています。


糖尿病を発症する原因

2型糖尿病は、「インスリン分泌低下」や「インスリン抵抗性」をきたす遺伝的要因に、加齢やストレス、生活習慣の乱れ(食べ過ぎ、肥満、運動不足など)といった環境的要因が重なって発症すると考えられています。
血縁関係にある家族に2型糖尿病の方がいる場合も多いです。

①インスリン分泌低下とは
膵臓の働きが悪くなり、インスリンが体に必要な十分量作られなくなる状態。

②インスリン抵抗性とは
インスリンが効きにくくなった状態。
→インスリンが細胞に糖を取り込むように呼びかけても、細胞がなかなか反応せず、肝臓や筋肉、脂肪細胞にブドウ糖を取り込みにくい状態になる。


糖尿病に特徴的な症状

・口が渇く
・水分をたくさん飲む
・尿の量が多くなる
・食べているのに体重が減る
・体がだるい

といった症状が特徴的ですが、自覚症状がないことも多いです。
知らない間に悪化していて、重大な合併症を引き起こしてから初めて糖尿病を発症していることを知るケースもあります。


まとめ

・糖尿病とは、インスリン分泌低下やインスリン抵抗性が原因となって血糖値が高い状態が続く病気。
・食べ過ぎ、運動不足、肥満などの生活習慣の乱れが2型糖尿病発症リスクを高める要因となる。
・糖尿病に特徴的な症状として口の渇き、水分をたくさん飲む、尿の量が多くなる、食べているのに体重が減る、体がだるいなどが挙げられる。自覚症状がないことも多い。

生活習慣の見直しは糖尿病だけでなく他の病気の予防にもつながります。
まずは自分の生活習慣に改善すべき点がないか考えてみるところから始めてみましょう。


あとがき

今回の記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

私は今まで糖尿病患者さんの治療に関わらせていただく中で、生活習慣の乱れを機に糖尿病を診断されて治療を開始された方や、通院を自己判断で中断された後悪化して戻ってくる方など色々な患者さんをみてきました。

微力ではありますが、医療ライターとして情報発信することにより、読者さんの健康や生活への意識を変えたり治療に前向きになるお手伝いができたら嬉しいです。

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前回投稿した自己紹介記事もたくさんの方に読んでいただき、スキやフォロー、コメントなど反応をいただけて嬉しかったです。
まだ読んでない方は、ぜひこちらも読んでみてください。


医療に関する記事においては自分でも改めて学び直したり、正しい知識をわかりやすくお伝えできるように考えながら執筆しています。

時間はかかってしまいますが、次回の記事も読んでいただけると嬉しいです。


参考文献

(1) 日本糖尿病学会(2024)糖尿病治療ガイド2024.文光堂
(2)日本糖尿病学会(2023) 糖尿病治療の手びき2023 (改訂第58版増補) .南江堂
(3)小田原雅人(2021) 運動・からだ図解 糖尿病・代謝・内分泌のしくみ.マイナビ出版
(4)土方ふじ子(2025) まるごと図解 糖尿病看護&血糖コントロール.照林社

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