さっきまでやってた“何か”が消える、あの怪奇って話
ハサミを忘れて、風呂場のドアを開けていた
あの「思い出した瞬間」のスッと抜ける感じ。
あれがなんか、ちょっと気持ちいい。
いつも通りの日常、ありふれた日々の中で、
ちょっと奇妙なことが起きる時がある。
例えば、
古新聞を束ねようとして、
ビニール紐を持って、
「あ、ハサミ忘れた」
ってなって、ハサミを取りに行く。
で、
そこで、消える。
本当にスーッと、
カーテンが閉まるみたいに、
「ハサミ」っていう言葉だけが、頭の中から消える。
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