仮面浪人を2年続けて北海道大学に受かっただけの話。

こんにちは。マクベガ(仮)と申します。
現在進行形で北大生をやらせていただいているしがない学生です。

いろんな方々と出会っている内に改めて自分の生い立ちはだいぶ狂っていることが発覚しまして、せっかくなので進学におけるルートは王道なものだけじゃないんだよ、ということを伝えるべく、そしてこんな辛い茨の道は歩くことがないようにという二つを目的に書かせていただきます。
中にはこんな人間もいるんだなあ、程度に見てもらえると嬉しいです。



自己紹介

では、最初に軽く自己紹介をさせていただきます。

・名前:環マクベガ(今後変わるかもです笑)
・年齢:22歳
・経歴:公立の小中学校を卒業した後、道内の中堅高校(偏差値60ないくらいかな…?)へ進学。現役で某国公立大(偏差値35とかでしたね…)に合格し、進学。画面浪人を2年続けて北海道大学(総合理系)に合格。(その後一留した。)
・好きな食べ物:わたあめ、牛タン

いかがでしょうか。なかなかにイカれた経歴をしてますよね笑

では大学受験の話をしていきましょう。

1.現役で全く成績が伸びず、北大の受験資格すら得ず終わる。

(一つだけ誤解のないように断っておくと、受験資格はあくまで自分で決めたボーダーのことです。当時の志望学部には足切りはありませんでした。)
高校2年の終わりに志望校を北大にし、勉強を始めましたが時間が全く足りませんでした。基礎学力もなければ、学校の進度も遅く、何もかもが遅れていました。
高校3年に入って数学III、物理をやり始めて到底十分に対策できるわけないですよね苦笑

何が怖いって、そんな私の学力でも学校内ではトップクラス(順位3位以内)をキープしていたことです。進学実績から考えたら学年順位1桁を維持していたら旧帝クラスには行ける、なんて思っていたので当時はそこまで気にしていませんでしたね……いやぁ無知と盲信って本当に恐ろしい。

途中で気づくんですよね。「あれ、これどう考えても間に合わなくね??」と笑
案の定数学、化学、物理が終わったのは12月、共通テストの対策すらまともに終わらなかった原子物理学、高分子化学はボロボロでしたね……。

北大を受けなかった理由なのですが、私の両親が浪人を許さない主義でして…(途中で諦めてしまうと心配してたらしいです。)
後期日程で確実に受かるところがないと北大は受けさせられないということで、共通テストで転けてしまった私は滑り止めがなく、前期から安牌を取ったわけなのです。
ですが、初めて自分で立てた目標の北大合格。簡単に諦められず……。

こうして、仮面浪人を選択したのです。

2.案外辛くないかも??と一瞬だけ思った仮面浪人生活


さて、大学生をやりつつ受験生をやるという生活が始まりました。
私は幸運にもまだ遠隔授業がメインの時に仮面浪人をしていましたので、基本は家にいて、ZOOMで授業に参加しつつ、ずっと受験勉強をしていました。
もちろん対面授業(第二外国語、体育学等)のものは全て出席していましたが、大体は家で受講できたので受験勉強に専念できました。

加えてあまり要求される学力のレベルが高いわけではなかったので物理学や数学は必要最低限の対策で単位が取れたというのも私にとってはとてもありがたい環境でしたね。
(個人的に大学数学の微積は受験においてかなり活きていた気がします。)

基本的なスケジュールとしては、
8:45〜12:00:授業を受けながら内職(スマホで問題見ながらノートに解く)
12:15〜12:50:友人と昼食
13:00〜18:00:授業受けながら内職
18:15〜20:00:図書館でひたすら共テ対策
20:15〜21:30:夕食・掃除等の家事
22:00〜3:00:好きなだけ勉強と時々ウマ娘休憩
3:00〜7:30:就寝

こんな感じでした。
一人暮らしだったので家事は面倒でしたが、家にいたら家族の生活時間を気にする必要がありましたし、なんやかんやで仮面浪人する環境としては良かったのかもしれません。

あと個人的に意識していたことは週に4回は運動をすることです。
・1.5 or 3.2kmのジョギング
・15〜30分程度の筋トレ
・友達と早朝にキャッチボール

こんなことを週に3〜4回はやってました。
当時は身体が衰えてほしくないという意味でやってましたが、とても良いリフレッシュになっていたと思っています。

仮面浪人って、孤独で頼れる人もいなくて大変なんじゃ…と思ってましたが、普通に学校に行って、友達も作れば案外楽しかったです(笑)
もしかしたら内心笑われてたのかもしれませんけど、仮面浪人するからと言って周りの方々を見下すようなする意味もありませんし、一緒に実験とかする以上人間関係は不可避なので、しっかり友人を作っていました。
とはいえ、模試日程の関係だったりで多少は迷惑をかけてしまうことがありましたので、その場合は実験レポートの考察を主体的にやらせていただくなどをして贖罪していましたね笑

3.やっぱきつくね??仮面浪人生活。


仮面浪人生活においてキツイところはなんでしょうか?

それは、
1.時間
2.お金
3.体力
この3要素なんじゃないかなと思っています。

1:どうやったら受験勉強の時間が作れる??問題
私たちの生きる時間は24時間。これはどうやっても伸びません。
ですから、私は1日30時間の勉強という矛盾を……
そんなのができたら良かったんですけどねぇ……。
畢竟、何かを犠牲にする必要がありました。

一人暮らし大学生の時間の使い方を一旦まとめてみましょう。
・就寝→6〜8時間
・ご飯→3食1時間
・講義→6時間(曜日に依る)
・宿題→1〜2時間
・お風呂/お手洗い→1時間
・娯楽(ゲーム等)→2時間
・家事→1時間
・バイト→n時間

ざっとこんな感じではないでしょうか。
ふむ、ここから受験勉強の時間を作るのはやはり難しいですね苦笑

既述のタイムスケジュールの通り、マルチタスクをしなければどうしようもないのは確定してるんですよね…。
加えて宿題も時間がかかるものは捨てるしかありませんでした…。
この通り、仮面浪人は大学の先生に対して冒涜とも取れるような行動を取らなければありませんでした。
❗️私はこれしか方法が思いつかなかっただけで、もっと賢い方法があるかもしれません。ですので、推奨はいたしません。

睡眠時間も削りました。これは絶対良くないと思います。
が、それ以外の方法が思い付きませんでした…。
私の場合はどうしても勉強合間の休憩時間(ゲーム時間)削ることができなかったので、他の場所から削りました。
そこらは自分の体力、性格と相談した方がいいと思います。

(そんな生活なので二徹とかも珍しくなかったですね…)

2.バイトがまともにできなくて問題集、模試代、受験代が稼げなくね??問題
個人的にこれも大きな問題でした。
バイトをしようにもまともにシフトを入れられない上、ただでさえ時間に追われる身であるため固定的なシフトなど受け入れられないために雇用側と合わずに働けないことが多かったです。
そうなるとやることは単発バイトしかなくなってしまいます。
長期休みはバイトを多めに、それでも足りない分は食費等を削りつつ単発バイトで補填する。
そんな感じで捻出していました。バイトの間は勉強ができないので、あまり多くしたくなかったので食費を削りまくってた記憶があります。
こればかりは最低限の食糧や食費を送ってくれた両親に感謝しています。

なので、この時点で仮面浪人を考えているのであればバイトを今のうちにすることを推奨します。
(引越し業はこの時期が繁忙期なので時給高めで仕事ありますよ笑 身体酷使でキツいので連日は推奨しませんが…苦笑)

3.体力的にきつくね??問題
これがなんやかんやで一番重要かもしれないです。
ここの体力は肉体的・精神的にの両方を指しているのですが、本当の本当に厳しかったです。
肉体的は既述の通りですが、兎にも角にも時間に追われ、何かを削って受験勉強を無理矢理する感じなので予想以上に辛いものになります。
試験の時期が特にキツく、土曜に模試のために札幌へ帰省し、日曜に模試を受けて21:00の夜行バスの中で翌日の大学の期末試験対策をして、3.0kmの帰路をリスニング音源聴きながら歩いて、そのまま徹夜で学校の試験対策を徹底。
なんでこんなこと出来たのか私自身驚愕してます苦笑

そして、何より精神的な方も辛かった記憶があります。
仮面浪人はどうしても純粋の浪人生とは勉強時間という絶対的な差があるうえに現役時より勉強時間が明らかに少ないため常に焦燥感に駆られていました。
そしてその現実は模試の結果として如実に反映されます。
少しずつ下がっていく偏差値、順位、判定。
大きな成長を感じない点数。着実に点数を上げていくライバル達に対して少しずつ全く勉強時間すら増やせない環境。
これは本当に精神的に来るものがありました。常に不安と焦燥感に駆られるのにそれを解消する方法がわかっているのに出来ない現実を見なければならない。それでもやれることをやらないとならない。
これが本当に辛かったです。
「これは意味のないものなんじゃないか。諦めて大学生生活を謳歌した方がいいんじゃないか。でももう一年を無駄にした。」
こんな考えが常に頭の片隅に存在する恐ろしさは筆舌し難いです。
(まぁ、二浪目の時はもはや振り切ってましたが…苦笑)

こんな状況にあってもやるべきことを見据えて、やり続ける、これは肉体的にも精神的にも予想以上の体力を要するんです……。

結論:何を選択するか、それは全部貴方が決める。


ここまで読んでわかると思いますが、
「仮面浪人は大学に対して冒涜とも取れるようなことをする必要がある場合もあり、自分の寿命を削るくらいの無理した生活を送る必要がある。」ということです。
私は成功したからこんな文章を書いているのですが、やはり失敗のリスクや肉体の酷使等を考慮するとなかなか推奨はできません…。
ですが、それを覚悟して上で自分の夢を掴みたいのであればこれくらいは必要な犠牲だと思っています。
私はこれだけやってようやく
「成果は相応の犠牲の元に成る。」
という、ごくごく普通のことを理解したのです。
やり方を変えればもっと楽に、効率的に。それもあると思いますが、やはり相応の努力を要するのは変わらないと思います。

だからこそ私は形式を問わず、全力で受験に挑むという経験した方々には尊敬の念を抱きます。

さて、ここでもう一度この拙い記事を読んでくれた貴方に問います。
「相応の犠牲を払ってでも、その夢を叶えたいですか。その夢を掴む以外に、貴方の想いを収めることはできませんか。」
その上で夢を掴みたいと思うのであれば、きっと貴方にはそれを叶えるだけの原動力は間違いなくあると思います。
是非、挑戦していただきたいです。

そしてもう一つ、貴方は幸運であることも忘れないでください。
貴方は失敗しても居場所があるのです。ですから単位はできる限り取ってください。それが貴方の挑戦の安全網となります。

加えて仮面浪人という、ある意味保護者様に対しても冒涜と思われてしまうようなことをすることになります。
結果さえ出れば良いのですが、現実問題必ず成功できるという世界じゃないのはきっと既にわかってると思います。
単位を取ることが学費を払ってくださっている保護者様への贖罪だと思ってください。

さぁ、ここからは1時間、1分、1秒が貴方の未来を決めます。
悔いがない選択をして、今やれることをやりましょう!
どんな選択を取っても、私は貴方を応援しています。

こんな拙い文章を読んでいただきありがとうございました!
少しでも勇気を与えられたら嬉しいです。


下の動画にて当時の模試の成績を公開いたしました!是非ご覧下さいませ!


次回予告

次回以降は北大生ならではの生活を綴ってみようと思います!
北大ってすごい!行ってみたい!と思えるような記事を作成していこうと思っていますのでフォローよろしくお願いいたします!
また、YouTubeでは変人な私の生活をお送りしますので是非楽しんでくださいませ!

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