「マスターの教え」という本を知っていますか?
「夢はまだ誰にも言うな」
これは、世間一般で言われている理論とは真逆だと思います。
今回出版する本のタイトルなのですが、ただの個人的意見ではありません。
今回の本を書くにあたって、自分なりの考えをある程度まとめた後、脳科学的な根拠や、同じようなことを言っている人がいないかを調べていました。
その過程で行き着いたのが、80年以上前に書かれた『マスターの教え』という有名な成功哲学の古典です。その中に、「しっかりした目標を持ち、それを他人には話さない」、という趣旨の一節がありました。
この本、目標を追うと"抵抗"が現れるという説明は分かりやすいのですが、話すとエネルギーが相手に移る、という部分は、正直何度読んでもうまく理解できませんでした。
何が、どうやって移るのかが分からないのです。目標を語られた相手がエネルギーを獲得するということ?なぜ?
きっと当時の語彙では、そこまでしか説明できなかったのだと思います。
そして、この本にはもう一つ、疑問のまま残っていることがあります。
「目標」という言葉だけが使われていて、頭に浮かんだばかりの生まれたてのアイデアと、すでに何年も温めてきた確信めいた望みとが、区別されていません。
すべてひとまとめに「話すな」とされています。
周囲がどんな人たちなのかについても、特に触れられていません。応援してくれる人に囲まれていても、批判ばかりの環境にいても、同じ結論になっているのです。
「マスターの教え」の穴埋めのために書いたわけではありませんが、今回の本では、そこをはっきり分けました。
「夢」はまだ形になっていない内なる種火、「目標」はそれを外に見せるために整えた仮の形。この二つを区別した上で、なぜ話すと実現しにくくなるのか、脳が話した瞬間に感じる満足感の仕組みから説明しています。
生まれたばかりの夢ほど、この満足感一つで簡単に力尽きてしまう理由も、あわせて書きました。
さらに、「語っても特殊な条件」についても書きました。この条件を明確にしたことで、「絶対に話すな」という単純な話ではなくなっています。
なぜ話すと不利になるのか。いつなら話していいのか。そして、沈黙がどう力に変わっていくのか。この一冊で、一つひとつ順番に明らかにしています。
「夢はまだ誰にも言うな」、8月16日発売になります。出版記念で、予約販売&8/16~8/18までの3日間のみ99円セールを行います。あなたの夢を叶える一助になれば幸いです。
