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今週の選挙(2025 2.1投票)


 昨日、衆院選が告示され、取材に行ってきました。 大義無き選挙なのでタダでさえウンザリしていますが、現場に行くと政権の枠組みが変わったコトで選挙の景色も変わり、それは “怪奇現象” に見えるほどの違和感で、初日にして疲れ果ててしまいました・・・

 やはり、ちゃんと任期満了で行われる地方選が、よっぽど真摯でマジメ。 私と同じく衆院選を見てウンザリしている方、どうぞコチラを読んで癒されてください。




▼今週の参政党

◎秋田県・潟上市議会議員選挙(定数18/23人)

 現職14人、新人9人が立候補し、党派別では維新、公明、参政、共産が1人ずつ立てた選挙です。

 参政党は秋田県出身の30代女性を擁立。 雪が積もる中、オレンジのベンチコートを着て走っています。 冬はオレンジ色のアウターが多いので着るのに困らないですね()。

 その他、維新からは「看護師」で「マジシャン」という人が出ており、その派手なキャラが東北の有権者に受け入れられるのか気になります。

 共産からは6期以上務めている74歳男性が立候補。 直近選挙が行われた8年前は11位と中位でしたが、今回はどうなるやら。 寒い中の選挙戦ですが、どっかの国政選挙と違ってコチラは任期満了で行われている至ってマジメな選挙です。


◎埼玉県・川口市議会議員選挙補欠選挙(欠員3/10人)

 辞職した議員2人と亡くなられた議員1人の席を埋める選挙で、自民と参政の公認を含む10新人(うち女性候補5人)で争います。

 辞職した2議員は、れいわ所属ながら「クルド人意見書」に賛成したアト立憲愛知の衆院議員に転身した人と、衆院選に出るために辞職した参政党の人。 そして亡くなられた人は、れいわ所属でした。 れいわは本選で獲れた2議席を失っていたのですね。

 その亡くなられた議員お連れ合いが立候補していますが、無所属です。 亡くなられた議員の経歴を確認すると、5期務めたうち初当選時が共産公認、無所属が2期続いて4期目が立憲公認、そして5期目がれいわ公認と結構渡り歩いていたようなので、無所属なのも納得。 市長選に出ている、保守系無所属議員の会派にいた元市議と一緒に活動しています。
 と、いうワケで、れいわは今回候補を擁立せず議席を獲り返すコトは有りませんでした。 れいわは差別と排外主義に対して関心が薄いのでしょうか・・・。

 さて、参政党は40代男性を擁立。 衆院選に出るために辞職した参政党現職の後継として出馬しており、当選し議席を守る確率は高そうです。

 他にも、元N国のヤツが2人も出ていてヘイトを撒き散らし、「安易な移民は…」と弱火ながら焚きつけている人もいて自民党候補がマトモに見えるレベルですが、川口市議には自民所属でヘイト撒き散らしているクソ市議もいるのでコッチはコッチで考えもの。  有権者におかれましては、選挙公報等で政策を見ていただいてヘイト候補には入れないでいただきたく。(無所属系女性候補なら良さそう…かな?)


◎福岡県・糸島市議会議員選挙(定数20/31人)

 現職16人、元職1人、新人14人が立候補し、党派別では、立憲と公明が2人ずつ、維新、国民民主、参政、共産が1人ずつ立てた、女性候補3人の選挙です。

 参政党は40代男性を擁立。 行政書士資格を持って活躍していたようですが、それでも満たされないモノが有ったか、お目覚めになられてしまったようです。

(参政党 2026年全成績)

 やはり衆院選と重なっているため応援は薄め。 それぞれの選挙に縁の有る議員やボードメンバー()が入っているのみです。 コチラで良い結果が出れば更に勢いが増してしまいますが、どうなるでしょうか。

 糸島市議選は、他に立憲が2人擁立して議席増を、国民民主は初の議席獲得を、維新は議席維持を目指します。
 そして前回2人擁立し全滅した共産は、候補を1人に絞り議席奪還を目指します。 前回は1人が最下位当選者に僅か22票差で次点となっており、是が非でも議席を取り戻したいトコロ。
 落選した2候補の票を足せば中位で当選できる数になるとはいえ、そう簡単にいくワケもないでしょうが、衆院選直前、少しでも良い知らせを党に届けたいトコロでしょう。 注目です。 ちなみに糸島市は、

モスクの建設計画が有りますが、これに対してヘイトを吐いてる候補は(参政党候補を含め)見当たりません。 1人「外国人問題へ対策実行」と掲げている人がいますが直接「モスク」という言葉を挙げているワケではないので、基本的にヘイトが蔓延している選挙にはなっていないようです。 よかった・・・


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◎埼玉県・川口市長選挙

 3期務めた現職が出馬せず、次の座を、自民党推薦の元県議、共産党推薦の元市議、元県議の40代女性、歯科医の50代男性、ふたつの諸派がそれぞれ50代男性の6人で争う選挙です。

 市内に住むクルド人に対するヘイトが普段から蔓延してしまっている川口市。 そんな市で「発言の自由」が担保されている選挙となれば尚のことでありまして、排外主義者が複数湧いており、控えめに言って地獄です。

 まず、市長選は団体名に「日本」がついている諸派候補には絶対に入れないでください。 クソです。

 それを取り除いた上で話を進めますれば、衆院選と選挙期間がダブるため、自民推薦候補は埼玉2区の公認候補と連動した選挙運動を展開しています(※川口市は埼玉2区と埼玉3区に分かれている)。 埼玉2区の自民候補は当選が有力視されているので、連動している市長選自民推薦候補も有利に選挙戦を進めているものと思われます。 なお、共産は衆院選に候補を立てていないため市長選単独で選挙戦をしています。

 歯科医の50代男性は前回の衆院選で埼玉2区から出馬し、自民、維新に次ぐ3位となり、今回は市長選に照準を合わせました。 立憲が関わっている様子は無く、無所属候補として分刻みの街宣をしています。

 元県議の40代女性は2013年に亡くなるまで5期17年市長を務めた方の次女。 市議1期県議2期の中で3回選挙を戦っていますが、いずれも断トツのトップ当選で直近の県議選では自民推薦候補の1.8倍もの票を獲っており、地力では圧倒していますが「定数1」の首長戦でも有利になるとは限らず、当然現職市長を挟んだ「世襲」批判も起こるでしょう。 しかも衆院選と日程がダブり政党候補が有利になる構図の下で行われる市長選、この結果は大注目です。


◎三重県・大台町長選挙

https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-3070017391  (←NHKニュース)

 2期務めた現職が出馬せず、次の座を元県議の70代男性、元町議の60代男性、元役場職員の50代男性、元町議の40代女性の4人で争う選挙です。

 見事に40代~70代まで、各世代からの候補が揃っております。

 70代候補は県議時代は非自民の団体(会派)から出馬しており、2023年まで3期務め3年ぶりに政治の舞台に帰ってきました。
 60代候補は町議を2期務め上げ町長選に出馬。 前回の町議選は5位でした。
 50代候補は町役場で27年勤務し、2004年に台風で大きな被害が出た際は災害担当者として先頭に立って支援活動にあたりました。
 40代候補は町議を1期務め上げての出馬。 町議選はトップ当選でした。 選挙事務所には自民と立憲の国会議員から贈られた為書きが貼られています。

 出馬表明は、昨年7月に40代候補、9月に50代候補、10月に70代候補、12月に60代候補の順。

 同時に町議選も行われますが、先に3候補出馬表明している中で元町議が町長選出馬を表明している点から混戦の選挙になっているであろうと推察できます。 誰が当選するのでしょうか。


◎鳥取県・境港市議会議員選挙(定数15/17人)

 現職10人、新人7人が立候補し、党派別では自民が4人、公明が2人、共産が1人立てた、女性候補1人の選挙です。

 石破前首相のお膝元で自民が強い鳥取県。 境港市が属する衆院鳥取2区は赤澤経産相と隙の無い強さを誇るからか、4人の公認候補を立ててきました。
 しかも全員現職で、内訳は50代2人、60代1人、70代1人。 30代の新人候補が3人出ており世代交代の雰囲気が漂う中、全員当選なるでしょうか。

 共産は前回2候補中1候補落選し、今回は4期目を目指す現職1人に絞りました。 この方は前回3位だったので当選は固そうに見えますが、新人多数の構図で油断すると落選の恐れも有ります。 貴重な非自民の議席を守れるでしょうか。


◎広島県・東広島市長選挙

https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-4000032910  (←NHKニュース)

 3期目を目指す現職に、元電気機器メーカー職員の70代男性が挑む一騎打ちです。

 新人候補は広島の “選挙大好きオジサン”。 年1回のペースでコンスタントに出馬しており、直近では昨年11月の広島県知事選に立候補し、得票率5%でした。
 そのため現職の当選は固いのですが、やはり注目すべきは新人。 現在の肩書きは「サイエンス作家」で、自身の主張を “ココログで” 展開しているのですが、内容はサイエンスを超えて「ミステリー」の領域に入っており、「無投票阻止」の目的で急遽立候補したにもかかわらず「投票率50%以下なら私が当選するであろう」と断言しています。
 「アレ」候補好きの方にはたまらない逸材です。 是非彼の主張を御確認下さい。 きっと「癒し」と「爆笑」を得られるでしょう。


◎福岡県・糸島市長選挙

https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5010031750  (←NHKニュース)

 4期目を目指す現職に、大学名誉教授の70代男性が挑む一騎打ちです。

 衆院選福岡3区に属する糸島市。 現職は自民の古賀篤候補と連動して選挙運動しており、多選ですが有利だと思われます。
 一方の新人は現職より5歳年上の70代ですが、夕方ワイド番組のコメンテーターをしたり、ラジオ番組のパーソナリティを10年間務めたりするなど一定の知名度は有ると思われ、街頭演説も精力的に行い演説場所もMapつきでHPで告知するなど、しっかりと選挙運動をしているため、現職に対する多選批判が盛り上がれば当選の可能性も見えてきます。
 年齢の高い2人による選挙ですが、中身は面白そうです。 さぁ、結果や如何に。


◎宮崎県・美郷町長選挙

https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-5060022982  (←NHKニュース)

 2期務めた現職が出馬せず、次の座を元町長と町の地域おこし協力隊だった新人の一騎打ちで争う選挙です。

 元職は2010年の町長選に出て37票差で落選するも、2014年に当時の現職を39票差で破り初当選。 しかし2018年に今の現職に224票(5.4ポイント)差で敗れ落選しました。 2022年の町長選で返り咲きを狙うも55票差で返り討ちに遭い、今回が5期連続5度目の町長選です。
 常に接戦まで持ち込んでおり、現職が出ないとなれば有利のように見えますが、そこに出てきたのが33歳若い新人。 元県職員で地域おこし協力隊員、昨年秋から多くの集会を各地域で重ねており、同世代の宮崎市長や延岡市長とも繋がりが有るという人物で、比べればどう見ても現職が強そう。
 果たして町長返り咲きに執念を燃やす元職の “ラストバトル” となってしまうのか。 見届けたいと思います。


◎鹿児島県・志布志市長選挙

 3期目を目指す現職に、前副市長、元市議の70代男性と60代女性の新人3人が挑む選挙です。

 現職が出ているのに前副市長が出馬する。 しかも「前」副市長というコトは現職の市政で№2として働いていた方なので、出馬の経緯は分かりませんが面白く見れば “謀反” にも見えます。
 自民の森山裕前衆院議員は両候補を応援する姿勢なので党派性は薄そうで、そうなると周辺自治体首長から為書きが贈られている前副市長よりは優勢かもしれません。 そして77歳と高齢の現職は「ラスト」というパワーワードを出してきており、この切り札を切った現職は、強いです。

 対して元市議の60代女性は多様性を重んじるスタンスで三姉妹の御子様を前面に出しての選挙戦。 同じく元市議の70代男性は2度目の市長選。 前回は現職との一騎打ちで43%の得票を獲っています。

 どの候補も実績やアピールポイントを持っており、混戦になるとなんだかんだで現職が抜け出るような雰囲気も有りますが・・・ 果たしてどうなるでしょうか。



以上です
候補者の皆様の御健闘をお祈り申し上げます


「今週の選挙」テーマ曲
ギターパンダ / 選挙に行ったけど


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