『仕事ができる人の当たり前』 西原亮(著)
話題の本を周回遅れで読んでみました(笑)
仕事ができる人になるための
基本的な考え方、着眼点、行動パターンが
いい感じで、まとまっています。
20代、30代の人向けみたいですが
リーダー、管理職クラス、経営者の人にも、参考なりそうな感じ
部下指導の観点や自分自身を振り返るポイントが見つかりそうです
『仕事ができる人の当たり前』 西原亮(著)
コンサル時代に教わった 『仕事ができる人の当たり前』
西原亮(著) 2024.11、279p
基本的なことを、わかりやすく
売れる本のお手本みたいな本ですね ^^)
仕事ができる人が重要視していること
この本の前半では、
・ 重要なこと
・ 誤解しやすい盲点などが
リズムよく解説されています。
しかし、頭でわかっているつもりでも、実際にやるのは意外と難しい
この本を読んで、ああ、そうだよなぁ、と
わかった気になってしまうのはキケンです!
同じような内容が別のセクションでも登場したり
重複していて、整理されていない感じもしますが、
そこは狙いなんでしょうね
本当にわかってますか? やっていますか?
という問いかけのような気がします
一度言っただけでは、本質まで理解できていないことが多いので
繰り返し、言葉を変えて伝える
これも、仕事ができる人の特徴です
仕事ができる人の定義
まず、「仕事ができる」とはどういう状態か?
責任を果たす → 信頼を獲得する → 責任範囲を拡大させる
責任を果たすとは、成果を出す、ということ
期待された以上の成果を出して、信頼を獲得する
任される範囲を広げていく
そして、より大きな仕事にチャレンジできる環境を自ら獲得していく
主体的な取り込みと、結果にこだわる姿勢
こういったことも
言葉を定義することで、解像度がグッと上がります
認識を揃えることが大事ですね
わかったフリをしない → 素直に聞く
わからないことをそのまま流してしまったり
なんとなく、曖昧な言葉を使ってしまうのは、
みずから、成長機会を放棄しているようなもの
言葉の定義を揃える
曖昧な言葉を使わない
相手の期待を言語化、確認する
具体化するには、5W2H、数値化など
「それって、どういう意味ですか?」 というのは、少し足りない
「○○という意味で、合ってますか?」 くらいが言えるようになりたい
いきなり手を動かさない → まず道筋を考える
まず、仮説を立てる
しかも、時間を掛けずに、ざっくりと見通しを立てる
仮説があるから、意味のある確認ができる
答え合わせとして振り返り、自分の伸びしろに、みずから気づくことができる
上司に確認するときも 「どうすればいいですか?」 みたいな曖昧な問いはNG
「○○の方向で進めようと思いますが、何か見落としはないでしょうか?」 みたいな具体的な確認ができるといいですね。
そして、
価値を出すことに集中する
本質を見極める、不要なものをそぎ落とす
答えを当てに行くのではなく、本質を問う
「問い」を明確にする、「問い」を磨く
こういった姿勢も、
仕事ができる人の特徴的な思考・行動パターンです
プロジェクトを設計する
この本の後半では、仕事ができる人の行動パターンを
具体的に例示しています。
仕事のダンドリをして、根回して、
人を巻き込んで、主体的に仕事を進めていく
成果を出すために、いちいちやり方を聞いているようではダメ
自分でプロジェクトを設計して、回していくのが、仕事ができる人
最終ゴール・期限を決める
ToDoタスクを漏れなく出し切る、本当にこれで全部か確認する
ToDoをグルーピングして整理する(階層構造化)
ToDoの依存関係、ハードルを可視化、スケジュールに反映
実行可能なレベルまで行動計画をブレークダウンする
プロジェクト設計、タスクブレークダウン、構造化が出来る人は
かなり希少性が高い
ロジカル思考と見える化のバランスがいいと、
安心して任せられます。
そして、責任範囲(任せてもらえる範囲)が広がっていく、という流れです。
会議のファシリテーターをやる
会議を仕切るのは、一番えらい人!?
そんな会社が多いのですが、
極論を言えば、会議のファシリテーターは新人でも出来ます!
ファシリテーターと、決裁者は、役割が違います
ただ、ファシリテーターとは何をする人なのか、なぜ必要で重要なのか
会議の基本を理解しておく必要があります
そして、成果が出る会議を体感、体験することが本来は必要
見たこともない、やったこともない
という状況では、やりようがないのです
そもそも、会議が成り立っていない会社が多いので
うちの会議はいまいちだな、と思ったら
ちゃんとした研修会に参加した方がいいかも
本を読んだだけで、ファシリテーションができるようになるとは
到底思えません。いい会議を体験することが必須です
会議ファシリテーターの仕事
目的、ゴールの定義・認識を揃える
全員が発言できる環境を整え、参加意欲を高める
質問して、答えを拾って、翻訳、確認する
問い詰めないこと、答えやすい質問から
論点を書き出し、何度も確認する(見える化)
結論を出す(誰が、何を、いつまでにやるか)
仕事ができる人は
当然のようにファシリテーションもうまい
双方向のやりとりを通して、信頼される
メンバーの巻き込み力も高い
曖昧な言葉は使わず、
全員の認識が揃うように、結論をまとめる
そりゃ、新人にはムリでしょ、と思うかもしれませんが
知識がなくてもできるのがファシリテーターです
著者の西岡さんも、新人なのにファシリテーターを買って出て
最初はさんざんな結果に終わったものの
徐々に形になってきた、とリアルな体験談を告白しています
出来るか、出来ないか、ではなく
チャレンジする姿勢も大事ですね
できる上司は、そういう姿勢をしっかり見て評価しています
目次を眺めるだけでも、有益な気づきが得られます
ダイアモンド社の記事一覧が凄い!
相手の期待を超えられる人
そのために、相手の期待をきちんと言語化、数値化することが必要
自分はまだまだ、と思っている人は教科書的に
自分はできていると思っている人は、答え合わせのために
一度、見ておくと良さそうな本でした
この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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