『話し方の戦略』 千葉佳織(著)
今日、ご紹介する本は、話し方、スピーチがテーマ
人前で話すときや、大事なプレゼンで、
スキルとマインド、どっちが大事?
みたいな話がありますが、、、
どっちも大事なんですよね ^^)
本書は、
「話す」ということを戦略的に捉え、
真剣に考え、繰り返し実践する
わりと硬派な本です
ノウハウ本と呼ぶには恐れ多い
骨太な戦略本です
『話し方の戦略』 千葉佳織(著)
『話し方の戦略』
-「結果を出せる人」が身につけている一生ものの思考と技術-
千葉佳織(著) 2024.4、350p
著者は、5000人に教えてきた、という
株式会社カエカ代表
有名人や政治家の指導もしている、スピーチライターの方です
話し方の戦略
1.「目的」を明確にする
目的と聞くと、何について考えればいいのか、わからなくなる人がいますが、
この本では、シンプルに、この問いかけから始まります
話すことで何を実現したいか?
誰に向けて話すか
その相手に、どうなってほしいか
相手の感情、思考が動く、心が揺さぶられる → 行動が変わる
最終的には、相手の行動が変わるところが目的
そこまで考えて、準備して、話しているか?
と問われると、わりと無自覚に、
目的なく、手段に走っている人も多そうです
話が長い、何がいいたいのか、わからない、つまらない
と言われる人は、まず、目的から見直す必要がありそうです
最後に、グサッとくる言葉
伝わらないのは、自分の責任
伝わらないことを相手のせいにしているようでは、まだまだ、、、
自分の責任として、自分ゴトとして、
相手に伝える
この覚悟が必要です
2.「対象者」を分析する
相手を徹底的に分析して、理解する
相手の感情、思考が動くには、何が必要か
どんなプロセスを経て、そうなるかイメージする
背景となる前提知識、体験、考え方、価値観
思い込み、も含めて
深くイメージして、理解する
そして、どうなってほしいか
どんな未来を一緒につくりたいか
どう巻き込みたいか
相手も自分も心地いい状態を目指す
そんな、自分の願いを言語化していきます
3.「話し言葉」の意識を持つ
話すときに、特別なことをしようとすると
スベってしまう
普段通り、話し言葉で、自然に伝える方が
楽だし、再現性がありそうです
伝えたいことを、一言でいうと?
結局、伝えたいことは何か?
シンプルにワンフレーズに絞る
ここで、最初の目的に立ち返ります
話すことで、何を成し遂げたいのか
ゴールを決める
コアメッセージ(具体的なフレーズに落とし込んだもの)を決める
とにかく、わかりやすく、端的に
相手の役に立つこと、相手が嬉しいこと、という視点も忘れずに
一貫性が大事
ゴールとコアメッセージが決まったら、
あとは、伝え方
目的、ゴールからブレないように
一貫したメッセージを届ける
言葉+話し方
言葉だけでなく
振る舞い(音、動作)を意識して研究する
話し方、というと、漠然としてしまうけど
音と動作に分解する
発声や、立ち振る舞い
視線、熱量、感情、ストーリー、、、
話の順番、内容の比率
沈黙
丁寧、インパクト、わかりやすさ、の使い分け
前半は、戦略論
後半は、かなり濃いノウハウなので、辞書的に使う感じ
プロのスピーチライターが
どこに着目して、どんなことを考えているのか
政治家や経営者が、ここ一番というところで、
心が響くスピーチを実現するまでのプロセスを
疑似体験していいる感じです
プロの世界は、想像以上に凄くて、厳しいわけで、
素人がすぐにマネできるものではないですが
その考え方、行動を知ることは、
自分の伸びしろを考える上で、
とてもいい機会でした
著者の千葉佳織さんは、noteでも活躍中です
『話し方の戦略』 千葉佳織(著) 2024.4、350p。
-「結果を出せる人」が身につけている一生ものの思考と技術-
【目次】
序章 「話し方の戦略」とは
第1部 戦略の基本 だから「伝わる」3つの原則
第2部 「言葉」の戦略
―第1章 言語化:伝えたいことを「ひとことで言うと」
―第2章 構成:言いたいことを印象づける 話の「順番」と「比率」
―第3章 ストーリー:自分にしかない「物語」で共感を呼ぶ
―第4章 ファクト:〝納得感〟を生む「事実」の取り扱い方
―第5章 レトリック:聞き手を味方につける〝ちょっとした〟ひとこと
第3部 「音声・動作」の戦略
―第6章 発声:人を惹きつける「声」の磨き方
―第7章 沈黙:「沈黙」こそ最大の語り
―第8章 身体表現:信頼感を〝体現〟する「立ち方」「動き方」
この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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