『バズる文章教室』 三宅香帆 (著)
三宅香帆 さんの文章術
色々出しているみたいですが、私は、ようやく2冊目
前回は、「好き」「推し」をテーマにしていましたが
今回は、より汎用的な文章術
しかし、いわゆるノウハウ本ではありません
その実態は…
『バズる文章教室』 三宅香帆(著)
文芸オタクの私が教える 『バズる文章教室』
三宅香帆(著) 2019.6
少し前の本ですが、時代性は全然問題ない
おもしろいです
アート作品としての文章解説
まず、本書の位置づけを、ノウハウ本として期待して読むと
崖から落とされた気分になりますw
こんな凄い文章なんて、書けないよ…
みたいな
そうじゃなくて、アート作品として文章を鑑賞する、味わう
その観点を解説してくれている感じ
素人には気づかないような、
細部にわたるテクニック、その背景にある考え方などを、
まさに文芸オタクの視点で、熱く語っています
文章術の百科事典風ヒント集
活用しようとすると、ムズイくらいバラエティー豊かなテクニック集
別の角度から見ると、百科事典風でもある
これを読んで、すぐに活用できることは少ないかもしれないけど
ヒントや刺激になる
なるほど、そういう角度からアプローチする手もあるのか、と
パラパラ眺めながら、書きたくなる瞬間を待つのも、アリですね
星野源の水でビシャビシャ事件
なにやら、
洗面台で顔を洗っていたら、まわりがビシャビシャになった話
周りに水が飛ばないように頑張っても、ますますビシャビシャ…
冷静に聞くと、ミステリーを超えて、ホラーなんですけど
グッと惹かれる自分がいる
続きを読みたくなる
絶対、謎を解き明かしたい、という衝動に駆られる
これが、バズる文章なのか(笑)
やはり、理屈で説明されるより、
実際の文章を例示しながら、解説してもらった方が、
何十倍も納得感がありますね
前回読んだ、「好き」を言語化する技術 も最後の例文解説が秀逸だった
例文の分析から感じ取り、自分の中に取り込む作業が重要です
同じところに惹かれた たえこさん が、noteに詳細を書いていらっしゃいます
「バズる」 の定義を変えてやりたい
三宅香帆さんのインタビュー記事から
この本の目的は、
1、(文章の終わりまで読もうかな)と思ってもらう。
2、(この人いいな)と思ってもらう。
3、(広めたいな)と思ってもらう。
そんな文章を書けるようになることです。
(『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』より)
瞬間的にバズらせるより、
長期的に印象に残る
しかも、いい人だな、おもしろい人だなと思われる
誰かに教えたくなる、という波及効果を狙って
文章を書けるようになると、世界が広がりますね
文章を使って、人と人とのつながりを広げる
そんな視点がいいな、と、ますます気になっちゃいますw
バズる文章の特徴
要するに、読んだ人の心が動く、ということ
説明より、ストーリー
こだわり抜いた細部のリアルな描写
ギャップ、裏切り、意外性
リズム感、スピード感
読者への配慮、丁寧さ、置いていかない
簡単にまとめると、こんな感じだけど
そういうレベルを超えて、
とても説明できない、何か熱いものがある
何なんでしょうね?
文章術の本質を求める旅は、長そうです
でも、たぶん、本質は自分の中にある
ノウハウより、振り返りつつ、実践量を増やすことかな、と思います
この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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