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『タイトルから考えよう』 鈴木 俊之 (著)

タイトルで引かれた
その本のタイトルが 『タイトルから考えよう』 という
タイトル押しの本

おもしろいですね ^^)



『タイトルから考えよう』 鈴木 俊之 (著)

『タイトルから考えよう』
鈴木 俊之 (著)


タイトルが刺さらなければ、無価値になってしまう

本のタイトルも重要ですが、
特に、Web記事では、タイトルが全て

読者の目に止まる、クリックされる、そして、ようやく読んでもらえる

読んでもらえなければ、そのコンテンツは存在しないのも同然
無価値になってしまう


かなり強烈なメッセージですが、
事例を見ると、納得です

× 修正前 人気俳優X、離婚を発表
○ 修正後 人気俳優X、会見で見せた涙のワケ

× 修正前 今日のサッカーの結果
○ 修正後 三笘、後半34分奇跡の逆転

たしかに、修正前は、小学生でも書けそうw
修正後は、プロじゃないと思いつかない感じ


× 修正前 「ジムトレーナーが教える効果的な筋トレ」
○ 修正後 「絶対にやってはいけない筋トレ5選」

これは、YouTube動画のタイトルで、
修正後、再生回数が4倍に跳ね上がった、とか


「つまらない」文章は、なぜ生まれるのか?

刺さらないタイトルは
いわゆる、無難で、ありきたり
間違ってはいないけど、おもしろくない

× 今日は楽しかったです → 具体的に、何が?
× 最高でした → 何が?
× また、よろしくお願いします。 → もはや、意味なし

こういった、ありきたりの文章は、単純に「つまらない」
どこかで見たようなフレーズ
つい、書いてしまっているかも?


内容の要約ではなく、尖ったハイライト部分のダイジェスト

内容を全部伝えようとすると、結局何も伝わらない
全部をまとめるのではなく、
尖った部分を切り取り、クローズアップする
いわゆる、おいしいところピックアップして、ダイジェストとして見せる

読みたくなる
おもわず、クリックしたくなる
そして、最後まで読ませてしまう

それが、タイトルの役割


言葉に魂を吹き込む

AIに文章を書かせると、どこか、表面的で刺さらない
AIにグッとくる文章を書かせるには、
背景情報や狙いなどを、大量にインプットする必要がある
そして、具体的に、的確な指示を出す

なんとなくの指示で、AIが文脈を汲み取ってくれて、
いい文章を書いてくれるなんてことは、ありえない


人間ならではの観察力、洞察力、想像力

AIは、言葉の意味や文脈、人間の感情などは理解していない
理解しているように振舞っているだけ

だから、我々は、人間にしかできないことを徹底してやる

1.一次情報を徹底して集め、蓄積する

直接現場にいって、自分が見聞きした情報
自分が直接、体感したこと
こういったリアルな観察、体験から、
本当にグッとくる言葉が生まれてくる

2.どこにフォーカスするか? 「着眼点」を見つける

みんなが感じているようなモヤモヤに、フォーカスする
なぜ、モヤっとするのか?
徹底して掘り下げ、あえて名前をつけてみる
全然、別の分野の言葉を当てはめる

筆者は「エアポート投稿おじさん」の名付け親らしい
空港から、なにげに投稿して、無言で自慢する

そういう、みんなが気づいている違和感に着目し、名前をつける

また、一般的な読者は、メリットよりリスクの方が気になる
潜在的な不安や欲求を刺激されると、つい読みたくなる

時代がどれだけ変化しても、「人間の本能」は変わらない。
自分の生存を脅かす情報や、利益を損ねかねない情報に強く反応する
この普遍的な真理を理解しているかどうか

正解を示されるより、○○で損していませんか?
という不安を煽られる方が気になる

3.キーワード候補を大量に出す (まずは、数で勝負)

こんなことを聞かされると、いやいや、自分にはムリ
とか思ってしまうけど、
プロでも、数十個、数百個と、アイデアを出して、並べて、
じっと眺めながら、候補を絞り込んでいくらしい

素人でも、3~5個くらいは、出してみよう、という話

一発で、凄いタイトルが生まれるわけじゃない
まずは、大量に数を出す。勝負は、そこから

4.感情のジェットコースターを設計する

読者の心、感情を揺さぶる
「なぜ?」 を喚起させる
ジェットコースターのような変化を、意図して設計する

設計した流れから、逆算して、言葉、文章を組み立てる

なんとなくやっていたのでは、そうならない

そのためには、ふだんから、人の感情、感性に敏感になる
人間理解で勝負する


タイトルを磨くと、コンテンツの「核」が明確になる

タイトルは、単にクリックさせる、読ませる効果だけでなく
コンテンツ自体の核を明確にさせる効果が大きい

その結果、書き手の思考がブレなくなる

タイトルを決めてから、本文を書く
読者の感情の動き、納得感を先に設計して、本文を具体化していく
そうすることで、より刺さる内容になる


言葉の筋トレを、普段から習慣化する

  • 一般名詞を使わない、固有名詞で具体化する

  • 数字を加えて、具体的に表現する

  • タイトルは20字以内と決める(パッと理解できる長さ)

  • タイトルにセリフ「  」を入れる(リアリティーが格段に増す)

  • 大事な言葉は、できるだけ先頭に置く

  • 自分が感じている違和感、苛立ちを、言葉で表現する

こういったチェックポイントを持ちながら、
言葉選び、文章作成を習慣化していけば、
だんだん、プロっぽい文章、タイトルがつけられるようになる


「バズる」と「炎上」は、全然違う

タイトルでバズらせるのが、プロの仕事だが
一歩間違えると、炎上してしまうことがある

では、「バズる」と「炎上」の違いは、具体的に何なのか?

「バズる」とは、「賛否両論」が巻き起こる、「感情のジェットコースター」で、
読者の心、感情が大きく揺さぶられる。そうなるように設計してある。

「炎上」とは、「タブーの境界線」を越えてしまい、批判殺到の状態
書き手の意図を超えて制御不能な反発が起きてしまう
いわゆる、設計ミス

品川駅のデジタルサイネージ 「今日の仕事は、楽しみですか」
は笑えないブラックユーモアだった

倫理観や、相手の感情への配慮、想像力不足から、こういった結果が生まれてしまう。


AIに代替されないための文章力

AIはもっともらしい、優等生っぽい文章が得意
でも、それは無難な文章
間違ってはいないけど、つまらない文章、タイトルになりがち

そもそも、AIには感情がなく、主張もない
何がおもしろいか、判断できない

そこは、人間の役割

人が感じる、違和感、モヤモヤ、不安、グッと前のめりになる感覚
こういった体温を感じる、魂がこもった言葉は、人間が主体的に選ぶ必要がある


感覚的になっている、言葉の選択
まずは、無難な言葉を捨てること

そして、感情が揺れ動くストーリーを設計する

そうすれば、一段上の世界が見えてきます



この記事を書いたのは、

収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz


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