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岩手県 気仙地方の方言はキキカイカイ

先日、品田遊(ダ・ヴィンチ恐山)さんの記事で、謎の罵声語「ジンゴキレア」が、
岩手県の「遠野」の方言であることが判明した。

「ジンゴキレア」たぶん、「ジャミロクワイ」と同じ発音だな。うん。

さておき、
私の生まれ故郷は、その遠野に隣接した、
岩手県の気仙(けせん)地方である。
ウニやあわび、わかめなど海の特産が多く
自慢なのだが、東京から帰省する度に思う。
「行きづらい」

気仙地方(気仙広域連合HPより)

なぜなら、新幹線の通る一ノ関駅までは、
高速バスで2時間半かかる。電車だと3時間。
そこからさらに、うちまで30分かかる。
気仙地方は、いわゆる「陸の孤島」だ。

アクセスは最悪。眺望は最高。

実は、うすうす気付いてはいた。
陸の孤島には、独自の言葉が根付いている。

気仙地方の方言は、
「ジンゴキレア」並みにキキカイカイなのだ。

これは、気仙に住むおばあちゃん、
タキとハナヨの会話である。

タキ「ほーい、おじゃっこ飲みさきゃっせん。」
ハナヨ「んでいぐがら。あー身体こえー。」
タキ「われぇ、
あそごのあんねが車ぶつけでしまってよ。」
ハナヨ「あれぇ。」
タキ「ケガほながったんだけんとも。」
ハナヨ「いがったな。車ばなぞったって?」
タキ「だめだっつぁ。」
ハナヨ「だってーぇーな。」
タキ「なんかあそごのあんね、きゃつぱずーんだってな。」
ハナヨ「ほにほにはー、んだべー。会っても挨拶もしねもの。」

※5倍速で読んでください。

【訳】-------------------------------
ねぇー、お茶のみにおいでよ。
じゃあ、行くね。あーなんか身体がしんどい。
ねえねぇ、あそこの家のお姉さんが
車ぶつけてしまったんだって。
あらぁ。
ケガはなかったんだけどね。
よかったね。車は大丈夫だったの?
ダメだって。
だってーぇーな(ドン引きの感嘆表現)
なんかね、あそこのお姉さん、
ずいぶんと気が強くて融通きかないひとみたいね。
やれやれ。そうだろうね。会っても挨拶もされたことないよ。
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口が悪いですねぇ。

帰省すると、
この現地語がすっとはいってくる私。

そして、全国ニュースで
気仙地方の人が話している時の
字幕をみて思うのだ。

この人全然そんなこと話してないよ、
ってね。

どんとはれぇ。

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