Z900RSでつくる「ネオクラシック・クロスオーバーツアラー」
どこまでも走れる。
どこまでも楽しめる。
自分らしい旅のスタイルを、できる範囲で作ってみる。
クラシカルなスタイリングを受け継ぎながら、進化を続けるZ900RS。
そんなZ900RSを、自分の使い方に合わせて作ってみたい。
そこから考えついた、自分なりのカスタムコンセプトが、
「ネオクラシック・クロスオーバーツアラー」
これから相棒になるZ900RS、通称「グリさん」。
グリさんのカスタムで大事にしたのは3つ。
どこまでも走る楽しさ。
ロードスポーツの軽快さ。
ネオクラシックな美しさ。
長距離を快適に走れて、旅の荷物も積める。
足つきや停車時の安心感も欲しい。
でも、そのためにZ900RSの軽快さを大きく犠牲にはしたくないし、元々のスタイリングもできるだけ残したい。
どれかひとつに寄せるのではなく、自分の使い方に合わせてバランスを取る。
そんなバイクを目指した。
なぜ「クロスオーバー」なのか
長距離を走るなら、快適性も積載性も必要。
高速道路では防風性も欲しいし、数日間のツーリングなら荷物も増える。
でも、いつでも最大限の荷物を積んで走るわけではない。
普段はロードスポーツ。
旅に出るときには、ちゃんとツアラー。
用途に合わせて使い分けながら、Z900RSらしい走りも楽しむ。
「クロスオーバー」とした理由のひとつが、これ。
最初に欲しかったのは、大型のELIMINATOR
今までの相棒はELIMINATOR SE。
次のバイクを考え始めたとき、最初からZ900RSが欲しかったわけではない。
最初に欲しかったのは、
大型のELIMINATOR。
ELIMINATORのスタイルも乗りやすさも気に入っている。
その延長線上に、もっと余裕のあるエンジンと、長距離を楽にしてくれる装備を持った大型モデルがあれば、それが一番だった。
でも、自分が欲しい大型のELIMINATORは出てこない。
だから、他のバイクも探し始めた。
次のバイクに求めたもの
ELIMINATORでツーリングを重ねるうちに、次のバイクに欲しいものははっきりしていった。
・高速・長距離の余裕
・クルーズコントロールや電子制御
・積載性
・ワインディングの楽しさ
そして、見た目も大事。
丸目ヘッドライトに、丸いタンク。
欲しい性能を持つバイクはある。
見た目が好みのバイクもある。
でも、
その両方を兼ね備えて「これに乗り換えたい」と思えるバイクは、なかなかなかった。
2026モデルのZ900RS
そんな中で出てきたのが、2026モデルのZ900RS。
次はZ900RSだ。
丸目のヘッドライトに、丸みのあるタンク。
クラシカルなスタイリングに、ロードスポーツとしての走り。
さらに新型では、クルーズコントロールをはじめ、自分が次のバイクに欲しかった装備も加わった。
長年の人気車両でカスタムパーツも豊富。
ほぼ理想的だった。
あとは色だけ、自分の好みに合っていない。
だから、待つことにした。
カスタムコンセプトを考える
欲しい色が発表されるまでの間に、
Z900RSを自分の使い方に合わせるなら何が必要なのか?
を考えた。
足つき。
長距離で疲れにくいポジション。
防風性。
積載。
停車時の安心感。
ひとつずつ調べていくと、何かを良くすれば別のところに影響が出ることが分かってきた。
足つきのために車高を下げれば、走りや乗り心地への影響がある。
快適装備や積載装備を増やせば、重量も増える。
だったら、一部分だけを最大化するのではなく、全体のバランスを取る。
走行性能。
安定性能。
快適性能。
費用対効果。
全部を100点にはできなくても、どれかひとつを大きく犠牲にはしたくない。
費用についても、単純に安く済ませるという意味ではない。
必要なところにはきちんと使う。
でも、効果を感じにくいところや、見た目だけのためにはむやみに増やさない。
自分にとって意味のあるところに使いたい。
そうやって考えていくうちに、
どこまでも走る楽しさ。
ロードスポーツの軽快さ。
ネオクラシックな美しさ。
この3つに方向性がまとまった。
先にパーツを選んで、後からコンセプトを付けたわけではない。
まず、どういうバイクにしたいのかを決める。
そこから方法とパーツを選ぶ。
グリさんのカスタムは、この順番で考えた。
2027モデル。
思ったより早く、その時が来た
キャンディトーングリーニッシュブルー。
欲しかった色だ。
正直、こんなに早く2027モデルが出るとは思っていなかった。
2026モデルが出てから、まだ半年ほど。
好みの色が出るとしても、もう少し先だと思っていたから、ちょっと戸惑った。
でも、カスタムの方向性も、必要なパーツも、待っている間に散々考えた。
だったら、
今がその時だ。
そう思って、行くことにした。
頭の中で考えていた「ネオクラシック・クロスオーバーツアラー」を、実際の車体に落とし込むことになった。
走りをできるだけ犠牲にせず、足つきを改善する
グリさんのカスタムで、特に考えたのがローダウン。
足つきを良くするだけなら、ローダウンリンクという方法もある。
でも、私が欲しいのは単純に低いZ900RSじゃない。
足つきは良くしたい。
でも、走りはできるだけ犠牲にしたくない。
そこでリアはNITRONのローダウン仕様サスペンション。
フロントはHYPERPROのローダウン仕様スプリング。
さらにシートも加工した。
座面を大きく薄くするのではなく、内腿に当たるサイド部分をかなり削って、足を下ろしやすくする。
長距離で使う座面のクッション性は、できるだけ残した。
ひとつの方法だけで大きく下げるのではなく、サスペンションとシートの両方から足つきを作る。
快適性はできるだけそのままに。
足つきはできるだけ良く。
走りへの影響はできるだけ少なく。
ここはかなり欲張った。
疲労を減らして、長距離を走りやすくする
私の場合、500km、700kmと走ることもある。
だから、長時間乗ったときに少しでも負担を減らせるものは入れたい。
ハンドルはアップ&バック方向へ。
ステップ位置も調整。
高速道路の風対策にスクリーン。
ハンドガードやグリップヒーターも使う。
ひとつひとつは小さな違いでも、長距離ではその積み重ねが効いてくる。
私にとってツーリングは、目的地までの移動だけではない。
走っている時間も楽しみたい。
だから、長時間走り続けやすいことも大事な性能のひとつ。
必要なときに、必要なだけ積む
積載は、サイドパニアとリアキャリア。
サイドパニアは常に装着しておく前提で、日常でもツーリングでもそのまま使う。
旅の時だけ、リアキャリアにキャリーケースを載せる。
日帰りならサイドパニアまで。
泊まりのツーリングでは、必要に応じてリアにも追加する。
必要なときに、必要なだけ。
使い方に合わせて積載量を変えられる構成にした。
見た目では分かりにくいカスタム
ここまでいろいろ手を入れているけれど、完成したグリさんを見ても、
「めちゃくちゃカスタムしてる」
とは、たぶん見えない。
外見を大きく変えるものが少ないから。
手を入れているのは、サスペンションやシート、ポジション、防風、積載、車体保護や安全性に関わる装備。
見た目より、乗ったときに効いてくるところが多い。
外見カスタムが好きな人からしたら、
「え? 何かカスタムしてるの?」
となると思う。
それでいい。
自分がどう走りたいかを考えて、必要なものを選んでいった結果がこれ。
答え合わせは、納車後
ここまで考えたカスタムのほとんどは、まだ自分のZ900RSで走る前に決めたもの。
サスペンションのセッティング。
ハンドルやステップの位置。
スクリーンの防風性。
加工したシートの長距離での快適性。
荷物を積んだときの走り。
このあたりは、実際に乗って確認する。
違ったら調整するし、必要ならまた考える。
ここまで考えられることは考えた。
あとは走ってみる。
どこまでも走れる。
どこまでも楽しめる。
自分らしい旅のスタイルを、できる範囲で作ってみる。
「ネオクラシック・クロスオーバーツアラー」
グリさんとの旅は、ここから。
#Z900RS
#ネオクラシッククロスオーバーツアラー
#Z900RSと旅したい
