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【マキタ18V】MUR195Dに純正ナイロンカッタ(A-79435)を付けたら別物に!チップソーと徹底比較

こんにちは、もと国王です!

今回は、マキタ18V刈払機 MUR195D に、マキタ純正の らく巻きフラットナイロンカッタ A-79435 を取り付けて試し刈りしてみた話です。

結論から言うと、切れ味はかなり強烈でした。

通常のチップソーと比べると、草が「刈れる」というより、溶けるに近い感覚。

ただしその代償として、

飛散がすごい。
振動も大きい。
バッテリー消費も激しい。

という、なかなかクセの強い結果になりました。

ナイロンカッタ、便利です。
でも、ナメてかかると普通に痛い目を見ます。



今回使った刈払機:マキタMUR195D

今回使ったのは、もと国王が使っているマキタ18V刈払機 MUR195D

手持ちのマキタ18Vバッテリーを流用できるので、草刈り用としてかなり便利な一台です。

これまでは主にチップソーで使っていました。

チップソーの場合、3.0Ahバッテリーでも体感としては30分前後は作業できていました。もちろん草の密度や負荷にもよりますが、少なくとも「すぐ切れる」という印象はありませんでした。

ところが今回、ナイロンカッタに交換してみたところ、3.0Ahバッテリーが10分も持たずに終了

これはちょっと想定外でした。


購入したのはマキタ純正「らく巻きフラットナイロンカッタ A-79435」

今回購入したのは、マキタの らく巻きフラットナイロンカッタ A-79435

分解不要でコードを巻ける外巻きタイプのナイロンカッタです。

外箱
開封状態
本体
マキタ純正の刈り払い機にポン付できるボルト
内部のコード巻き状態
スプリングの座面がしっかり面取りしてあるところに感心

見た目は黒い円盤状のカッターヘッドで、オレンジ色のナイロンコードが巻かれています。

コードがオレンジ色なので視認性もよく、扱いやすそうな印象です。

そして実際に取り付けてみると、MUR195Dにも問題なく装着できました。

通常の留め金具を外します
そのまま回しても軸が空転してしまうので
この穴に六角レンチなどの金属棒を突っ込んで軸をロックします
MUR195Dに装着した状態

切れ味は想像以上。草が本当に「溶ける」

まず驚いたのは、切れ味です。

通常のチップソーは、刃で草をスパッと切る感じ。
一方でナイロンカッタは、コードを高速回転させて草を叩き切るような仕組みです。

なので正直、太めの草や笹にはそこまで期待していませんでした。

ところが実際に使ってみると、若い雑草や柔らかい草はもちろん、笹の若芽程度ならかなり気持ちよく刈れます。

もと国王の使用環境は、きれいに整備された芝生ではありません。

かなり原野に近い場所。
そして梅の木の下の雑草刈り。

放っておくと笹も生えてくるような場所です。

そんな環境でも、若芽レベルの笹なら写真の通りかなり刈ってくれました。

チップソーだと木の幹を傷つけないように気を使います
こんな見た目でも一応近隣住民の生活道路?通路?なんです
切るというかぶち砕く感じ

これは普通に感動しました。

「おお、ナイロンコードでもここまでいけるのか」と。

草が刈れるというより、回転しているコードが草を粉砕していく感じ。
まさに、草が溶ける

この感覚はチップソーとはかなり違います。


ただし飛散がとんでもない。飛散で悲惨

ただし、ここからが本題です。

ナイロンカッタは、切れ味が強烈なぶん、飛散も強烈でした。

草、砂、細かい枝、砂利、草汁。
いろいろなものが容赦なく飛んできます。

チップソーでも飛散はありますが、ナイロンカッタはさらに「周囲のものを全部巻き込んでばらまく」感じが強いです。

特に砂利のある場所ではかなり注意が必要です。

ヘルメットのバイザーを見ると、飛散状況がよく分かります。

こんなに綺麗だったのに
そんなにきれな顔じゃない
綺麗な顔じゃないけど、これだけの飛散物から守ってくれました

顔面に直接来ていたら、かなり嫌なやつです。

「飛散で悲惨」と冗談っぽく言いたくなりますが、実際これは笑いごとではありません。

保護具なしでナイロンカッタを使うのは、かなり怖いです。


木の下作業にはヘルメットが欠かせない

もと国王の作業場所には梅の木があります。

木の下で草刈りをする場合、下から飛んでくるものだけでなく、上の枝にも注意が必要です。

しゃがんだり、体勢を変えたりしながら作業していると、枝に頭をぶつけることがあります。

今までは登山用ヘルメットを使っていました。

上からの衝撃を考えると、登山用ヘルメットでも一定の安心感はあります。

ただ、ナイロンカッタを使うとなると、問題は上だけではありません。

下から飛んでくる飛散物。
横から飛んでくる草汁。
顔面に向かってくる細かい砂や枝。

これらを考えると、フェイスガード付きの作業用ヘルメットが欲しくなります。

そこで追加購入したのが、チェーンソー作業などにも使えるフェイスガード付きヘルメットです。

メッシュバイザー付きなので、大きめの飛散物を防ぎやすく、耳当ても付いています。

ナイロンカッタは音もそこそこ大きいので、耳の保護ができるのもありがたいポイントです。


さらにナイロン用カバーも追加購入

今回もうひとつ追加購入したのが、マキタ純正の ナイロン用カバー A-73427 です。

標準部品よりも縦に大きくなっています
説明書通り回転軸より30cmくらいで装着

標準カバーでも作業はできますが、ナイロンコード使用時は飛散がかなり強くなります。

そこで、より広い面積で飛散を受け止めるナイロン用カバーを追加しました。

ナイロンコードはチップソーと違って、草を叩き砕くように刈ります。
そのぶん、周囲に飛び散るものも多くなります。

なのでナイロンカッタを本格的に使うなら、ナイロン用カバーはかなり重要だと感じました。

これは「あると便利」というより、ナイロンカッターには必須です。


フェイスカバーも追加。メッシュだけでは細かいものが入る

ヘルメットのメッシュバイザーは、大きめの飛散物には強いです。

ただし、細かい草汁や砂ぼこりまでは完全には防ぎきれません。

そこで、フェイスカバーも追加購入しました。

目出し帽のようなタイプで、顔や首まわりを覆えます。

これにより、草汁や細かい粉じん、日焼け対策にもなります。

ただし、ここで注意したいのが目です。

メッシュバイザーとメガネだけでは、細かい砂や小石の粉が入ってくる可能性があります。

できれば内側に保護メガネ、もしくはゴーグルを併用した方が安心です。

ナイロンカッタは本当に飛ばします。
「ちょっとだけだから大丈夫」は、あまりおすすめできません。


チップソーより振動が大きい

もうひとつ気になったのが振動です。

通常のチップソーと比べると、ナイロンカッタは明らかに振動が大きく感じました。

理由はおそらく、回転バランスの違いです。

チップソーは、ほぼ真円の薄い金属円盤です。
構造としては比較的バランスが取りやすい。

一方ナイロンカッタは、内部にコードを巻き込む構造になっています。
コードの巻き方や出方、内部構造の偏りによって、どうしても偏心が出やすいはずです。

内部構造

さらに作業中は、コードの左右の長さが少しずつ変わります。

片側だけ摩耗したり、片側だけ草に強く当たったりすると、さらにバランスが崩れます。

その結果、手元に振動として返ってくる。

これはチップソーとはかなり違う点です。

長時間作業すると、手や腕の疲労感にもつながりそうです。


3.0Ahバッテリーが10分もたなかった理由

今回いちばん想定外だったのが、バッテリー消費です。

チップソーでは30分前後使えていた3.0Ahバッテリーが、ナイロンカッタでは10分も持ちませんでした。

軽さが気に入ってます

これはかなり差があります。

理由としては、まずナイロンカッタの負荷が大きいこと。

チップソーは刃で草を切ります。
スパッと切れれば、回転を維持しやすい。

一方でナイロンコードは、草を高速で叩き切ります。

草、笹、枝、地面、砂利。
当たるたびに抵抗がかかります。

さらに、ナイロンカッタ本体はチップソーより回転体として重く、空気抵抗も大きいはずです。

つまりモーターから見ると、

チップソー:薄い円盤を回して草を切る
ナイロンカッタ:重めのヘッドとコードを高速で振り回し、草を叩き砕く

という違いになります。

そりゃあ、電気を食います。

しかも今回の作業場所は、きれいな芝生ではなく、原野に近い場所と梅の木の下。

草も均一ではなく、笹の若芽や枝、砂利も混ざります。

ナイロンカッタにとっては、かなり高負荷な環境だったと思います。


6.0Ahバッテリー購入を検討中

ここまでバッテリー消費が大きいとなると、3.0Ahだけでは少し心もとないです。

そこで現在、6.0Ahバッテリーの追加購入を検討しています。

単純に容量で見れば、3.0Ahの約2倍。
同じ条件なら作業時間も伸びることが期待できます。

ただし、6.0Ahには注意点もあります。

容量が増えるぶん、重くなります。

刈払機は手元だけでなく、全体のバランスが重要です。
後ろ側のバッテリーが重くなると、作業姿勢や疲労感にも影響します。

長く動くようになるのはありがたい。
でも、そのぶん人間側が疲れる可能性もあります。

このあたりは少し悩ましいところです。

個人的には、

チップソー作業:3.0Ahで軽快に使う
ナイロンカッタ作業:6.0Ahで短時間集中
高負荷作業:バッテリーを交換しつつ休憩を挟む

という使い分けが現実的かなと感じています。


チップソーとナイロンカッタは役割が違う

今回使ってみて感じたのは、チップソーとナイロンカッタは単純な上位下位ではないということです。

チップソーにはチップソーの良さがあります。

硬い草や太い茎に強い。
回転バランスが良い。
バッテリー持ちも比較的良い。
振動も少なめ。

一方で、石やブロック、木の根元まわりでは刃を当てるのが怖い。

ナイロンカッタはその逆です。

石まわり、木の根元、フェンス際などでは使いやすい。
草を粉砕するように刈れる。
若い笹くらいならかなりいける。

ただし、飛散がすごい。
振動も大きい。
バッテリー消費も激しい。

つまり、使い分けが大事です。

もと国王の環境だと、原野っぽい場所の大まかな草刈りはチップソー。
梅の木の下や障害物まわりはナイロンカッタ。
そんな組み合わせが良さそうです。


ナイロンカッタは「安全」ではなく「別の危険がある」

ナイロンカッタは金属刃ではないので、チップソーより安全そうに見えます。

もちろん、金属刃特有の危険は減ります。

でも実際に使うと、ナイロンカッタにはナイロンカッタの危険があります。

特に飛散物です。

草汁、砂、小石、枝、粉じん。
これらが顔や体に飛んできます。

防護メガネなし、フェイスガードなし、半袖短パン。
これはかなり危ないと思いました。

最低限ほしい装備はこのあたりです。

保護メガネまたはゴーグル
フェイスガード付きヘルメット
長袖・長ズボン
手袋
できれば耳の保護
ナイロン用カバー

特に木の下で作業する人は、ヘルメットの安心感がかなり大きいです。

上からは枝。
下からは飛散物。

両方に備える必要があります。


まとめ:草は溶ける。でも電池も腕も溶ける

マキタMUR195Dに、らく巻きフラットナイロンカッタ A-79435を装着して使ってみた感想を一言でまとめるなら、

草は溶ける。でも電池も腕も溶ける。

これです。

切れ味は本当に気持ちいいです。
若い草や笹の若芽くらいなら、かなり勢いよく刈ってくれます。

ただし、そのぶん飛散は強烈。
振動も大きめ。
バッテリー消費も想像以上。

チップソーのように気軽に長時間使える感覚ではありませんでした。

でも、木の根元や石まわり、チップソーを当てたくない場所ではかなり便利です。

ナイロンカッタは、チップソーの代用品というより、チップソーと使い分けるための追加装備と考えた方が良さそうです。

そして使うなら、防護装備はしっかり揃えた方がいいです。

今回、飛散で悲惨な目に遭ったことで、ナイロン用カバー、フェイスガード付きヘルメット、フェイスカバーを追加購入しました。

これは大げさではなく、かなり現実的な判断だったと思います。

次は6.0Ahバッテリーを追加して、3.0Ahとの違いも試してみたいところです。

マキタ18V沼、やっぱり一度入るとなかなか抜け出せませんね。


今回使った・追加購入したもの

マキタ らく巻きフラットナイロンカッタ A-79435

マキタ ナイロン用カバー A-73427

フェイスガード付き作業用ヘルメット

フェイスカバー

※価格や在庫状況は変わるため、最新情報はリンク先で確認してください。


初心者向け用語集

  • ナイロンカッタ: ナイロンコードを高速回転させて草を叩き切る刈払機用アタッチメント。

  • チップソー: 金属製の円盤刃で草や茎を切る刈払機用の刃。

  • MUR195D: マキタの18V充電式刈払機のひとつ。バッテリー式で扱いやすく、庭や原野に近い場所の草刈りにも使いやすいモデル。

  • 3.0Ahバッテリー: 容量3.0Ahのマキタ18Vバッテリー。軽くて扱いやすい一方、高負荷作業では消耗が早い。

  • 6.0Ahバッテリー: 容量6.0Ahのマキタ18Vバッテリー。作業時間を伸ばしやすいが、3.0Ahより重くなる。

  • 飛散: 草刈り中に草・砂・小石・枝・草汁などが周囲に飛び散ること。

  • 偏心: 回転する部品の重心が中心からずれて、振動の原因になる状態。

  • ナイロン用カバー: ナイロンコード使用時の飛散物を抑えるための広めの防護カバー。

  • フェイスガード: 草刈り中の飛散物から顔を守るための防護具。メッシュ式や透明シールド式がある。

  • 草汁: 刈った草から飛び散る水分や汚れを含んだ液体。顔や服に付くとかなり不快。

  • らく巻きフラットナイロンカッタ A-79435: マキタ純正のナイロンカッタ。分解不要でコードを巻きやすい外巻きタイプ。

  • マキタ ナイロン用カバー A-73427: ナイロンコード使用時の飛散対策に使うマキタ純正カバー。


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