【4人出産レポ】36時間の超ロング陣痛から、高知での大満足お産まで。助産院で産んだ4人のリアル体験記
note質問箱なるもので、一番最初にこの質問をいただきました。
今日はこの回答記事を書いてみようと思います!
こんにちは、4人育児の漫画を描いているもとこです。
今日は、私の人生の大きな節目である「4人の出産」について、振り返ってみたいと思います。
「出産って、もっと暮らしの延長にあるものなのかも」
はじめての妊娠がわかってから読んだ大野明子さん著『分娩台よ、さようなら』。分娩台での医療的なお産ではなく、自然な流れに身を任せるお産のあり方に強い影響を受け、「私も、こんな風に自分らしく産んでみたい」と思いました。
そんな時、たまたま家の近く(歩いて5分!)に、すごくアットホームで雰囲気の良い助産院を見つけたのです。見学に行って即決。
運良く健康体だったこともあり、私は上の3人の息子たちを、この同じ助産院で出産することになります。
陣痛促進剤も、点滴も、会陰切開もなし。陣痛はそりゃあめちゃくちゃ痛かったけれど(笑)、医療機械に囲まれた恐怖感はなく、「自分の身近な生活の延長でお産ができている」という感覚が、私にはすごくしっくりきました。
4人産んだからこそ分かった、それぞれのドラマと産後のリアルを振り返ってみます。
1人目(長男ヒー):36時間の死闘と、見知らぬ先輩ママたちの拍手
23歳の初産。これが本当に一番大変でした…!
陣痛が5分間隔になってから生まれるまで、かかった時間はなんと36時間。子宮口がゆっくりとしか開かず、襲ってくる猛烈な痛みにギャーギャー喚きまくり。「なんで妊娠なんてしたんだっっっ」と、絶望しながら耐えていました。
夫もずっとそばでサポートしてくれて本当に心強かったのですが、当の私はとにかく余裕ゼロ。むちゃくちゃに取り乱してしまいました。
そんな死闘の最中、助産院にはたまたま以前ここで産んだ先輩ママたちが数人訪れていて、陣痛に耐える私に遠くの方からじっと応援してくれる視線を感じました。
普通なら「知らない人がいるのは嫌だな」と思うかもしれませんが、当時の私は必死すぎて「とにかく早く終われ〜!」と祈るばかり。
生まれた瞬間は助産院全体が大きな拍手に包まれ、何事もなく無事に産むことができました。
初めての「自分の赤ちゃん」の可愛さは格別だったのをよく覚えています。

2人目(次男フー):スルッと安産!でも「早すぎた退院」の反省
27歳での2人目出産。
時間は1人目の半分以下で、びっくりするほど楽なお産でした。
ただ、この時一番反省したのは「産後の過ごし方」です。
家で待っている長男のことが気になり、助産師さんに自宅へ訪問してもらう形にして、なんと出産後2日ほどで早期退院してしまったのです。
当時は若かったこともあり「いけるいける!」と無理をしてしまったのですが、後から振り返ると、後陣痛が一番しんどかったのが次男の時でした。
プレママの皆さん、産後はとにかく無理は禁物。周りに甘えて、しっかり体を休めることが、その後の育児体力を支えます!



3人目(三男ミー):自宅出産チャレンジと「ひまし油」事件
32歳での3人目。
過去の経験から「次は自宅出産してみたい!」と思い立ち、助産師さんに家まで来てもらう計画を立てていました。
ところが、陣痛が始まってもなかなか強まりません。一度自宅に来てもらったものの、遠のく陣痛(この時間は、いつも気まずい)。
助産院に行ったら雰囲気でお産が進むかも…!と、結局は助産院へ移動することに。
ここで陣痛を促すために「飲んでみる?」と出されたのが、「ひまし油(下剤効果のある油)」でした。
これを読んでる皆さんで、油を飲んだことある方いるでしょうか?美味しくないのはもちろんのこと、あの粘度の液体をコップ1杯飲むの、かなりキツかったです。
冷蔵庫にあったパイナップルジュースと交互に、必死の思いで流し込みました。
けど飲んでしばらくしたらお腹がグルグルしだし…!そこから陣痛につながる痛みがきて、本当に驚きました。
しかし安心したのも束の間、今度は赤ちゃんの首にへその緒が巻き付いていることが発覚。最後までハラハラ連続の、めちゃくちゃ大変なお産になりました。
ちなみにこの時、長男と次男はお隣の部屋でいとこたちと普通に遊んでいました。
苦しむ母親の姿を見て「お母さん大変そうだな」とは思ったでしょうが、変に怯えることもなく、めっちゃ自然体で過ごしいました。

産まれて3日くらいおっぱい以外ずっと眠っていた三男


4人目(末っ子ヨッちゃん):高知での大満足お産と、兄たちの立ち会い
4人目は高知へ移住してから授かりました。
運良くお産を扱っている助産院が見つかり、そこでお世話になることに。
このお産は自分の中でも一番心が落ち着いていて、「本当に大満足!」と思える最高のお産になりました。38歳でした。
1人目の時はあんなに取り乱していたのに、4人目では痛みの逃し方もうまくなり、この時は、自分の成長が誇らしかったです(笑)。

夫と歩いた高知城
上のお兄ちゃんたちも立ち会いに無事間に合い、家族みんなで見守る中で新しい命を迎えることができました。



(※この4人目の出産エピソードについては、単行本『うちのヒフミヨ! 兄たちは妹びより』で詳しく描いています☺️
おわりに:4人を産み終えて思うこと
4人の出産はどれ一つとして同じものがなく、振り返っても毎回命がけの大仕事でした。
夫が4回ともずっとそばにいてくれたこと。医療の力を借りすぎず、自分の体と向き合って産めたこと。そして何より、大きなトラブルもなく元気に生まれてきてくれたこと。
「自分は4人の命をこの手で無事に産み育ててきたんだ」という経験は、今でも私の小さな自信になっていると思います。
まあでも……本音を言えば、出産はとにかく大変!無痛分娩ですこしでも楽に産めるなら、それもいいな〜なんて今は思います(笑)。
今まさに妊娠中の方、これから出産を迎える方。どんな形のお産であれ、あなたの出産が温かく素晴らしい時間になることを心から応援しています。
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
