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空咳と麦門冬湯

1ヶ月ほど前から、娘の空咳からぜきが続いていた。それも1週間ずつくらい、咳の音量が大きくなり、私の耳の鼓膜が破れるんじゃないかと不安になった。物凄くうるさくて不快な咳だった。

痰は出ない。
熱も出ない。
考えられる原因はいくつもある。

本人は甘いもの(チョコレート、アイスクリーム)や小麦製品(特にパン、うどん、パスタ)が大好きだ。
さらに便秘気味だし、ニンテンドーのスイッチで遊ぶのに夢中になり、運動不足だ。
先月からかなり暑くなったのもあり、夜は長袖ではなく半袖短パンのパジャマで、クーラーの効いた部屋で寝るようになった。
要は、血を汚して体を冷やすことが大好きなのだ。

咳は、なんらかのアレルギーもあるんだろうが、食品や薬のアレルギーは今のところ無い。
それでも本人の大好きなアイスクリームを減らし、パンも減らして米を増やした。

ハウスダストの可能性はあったので家中を掃除してみた。
外で自転車に乗らせたりプールに連れて行ったりもした。
それでも様子は変わらなかった。

本人の平均体温は高く、手を触るといつも潤っていてホカホカしている。冷え性ではないが、体を冷やす原因をこれでもかというほど作っている。

さらに、本人はあまり水分を摂らない。摂れと言っても意識が向かないようだ。ぎりぎりまで飲もうとしない。

まあ、漢方にも水毒って言葉があるし、水の飲ませすぎも逆に良くない。脱水症状を起こしてるような皮膚の色にはなってないから大丈夫っちゃ大丈夫なんだろうけど。

空咳が出るのは潤ってないから。気管が潤えば、この咳も治まるのでは。
そう考えて麦門冬湯ばくもんどうとうを飲ませてみることにした。

麦門冬湯。ツムラのサイトによると効能は『体力中等度以下で、たんが切れにくく、ときに強くせきこみ、又は咽頭の乾燥感があるものの次の諸症:からぜき、気管支炎、気管支ぜんそく、咽頭炎、しわがれ』

この漢方薬は冬の方が出番が多いと思うんだけど、試す価値はある。

さらに、寝る時のパジャマを、ズボンだけ長ズボンにしてみた。本人は特に嫌がらなかったので、寝ているときに寒いと感じていたのかもしれない。


それから5日後。
咳は激減した。

よかった…
あと2日だけ飲ませて一旦やめようと思う。
漢方薬は副作用が(西洋医学の)医薬品よりは少ないけど、長期服用はよくないからね。
呼吸器内科とか、できるだけ行かせたくなかったから。

喘息も疑ったが、だとしたら尚更、呼吸器内科は嫌だ。私自身がよーーーーーく知っている。治す氣が無い医者(症状の緩和、しか考えてくれない)はお呼びではないんでね。
子どもに鍼は難しいと聞いたので今回は漢方を使ったけど、良かったと思う。
本人は「不味くないけど変な味」と言いながら毎回イヤイヤ飲んでるが、変な味の漢方薬は万々歳だなと思った。