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全員反則級:百年構想リーグWEST-A vs 徳島ヴォルティス【ツエーゲン金沢ざっと見】

 いいかげんにしろ、徳島全員うまいじゃないか。J2の呂布ことルーカス・バルセロスだけ止めればいいかと思ったらトニー・アンデルソンのパスセンスが変態じみてるし、甲府ではイマイチだった宮崎純真もすっかりなじんでやがる!
 アンデルソン選手は奥州移籍しませんか? 宮城の牛タンはおいしいよ?

 これは金沢が悪いというより徳島が良すぎましたね。あんなパスJ3ではそうそう出てきません。

両チームの気になる選手

 金沢は前節に続いて3-4-2-1の布陣です。ボランチには本来CBの長倉颯、左WBのスタメンに四宮悠成が入っています。また、サブに宮崎海冬が入りました。徳島の宮崎純真と兄弟対決できる展開になればよかったんですが。
 徳島はアンカー1枚の3-1-4-2。GKに福岡から加入した永石拓海、2トップのバルセロスとアンデルソンにシャドーの児玉駿斗と宮崎純真が絡んで攻めてきます。
 J2最強クラスのFWを持ち込むのは南極条約(※1)違反じゃないですか?

(※1)ガンダム世界で核兵器などを使わない条約

1点取ってればなァ〜

 人生に「たら・れば」はないといいますが、サッカーは「たら・れば」を語りたくなるスポーツです。
 27分から34分までの金沢の猛攻がひとつでも成就していれば、特に32分の加藤大樹のボレーシュートがゴールポストじゃなく枠の中に飛んでいれば、最終的にひっくり返されたとしても違う戦い方になっていたはずですね。

 まあ立ち上がりから20分までは徳島のボコスカタイムでしたし、徳島には岩尾憲を筆頭に裏へパスを通せるなんかうまくてヤバいやつ(略してちいかわ)が複数体いますからねえ。

確かに裏は取られたが、なんだあのプレー

 42分の失点は裏へのパスがきっかけでした。

 トニーアンデルソンのゴリゴリ突破から宮崎純真へパスを通されてシュートを浴び、GK上田樹が止めたもののまた宮崎に拾われてクロスを許し、バルセロスのシュートは弾いたものの浮いたボールを頭で押し込まれる、という流れでした。

 確かに裏パスを許しましたけど、まず2人に挟まれたままパス出せるアンデルソンの強さが異常です。去年のJ2ではあんな超人じゃなかったはずなんですが。

 バルセロスに至っては、なんで自分のシュートの打ち損ないに自分で反応できるんですかね。桜木花道の「自ら取ーーーる!」じゃねえんだぞ。10万の軍勢を600人で奇襲しボコスカに荒らして撤収した後、取り残された部下を助けるためもっかい突撃して救助成功した張遼みたいなことしやがって。

▲三国志で屈指の名将です

 後半にもアンデルソンのパスからGKと1対1の形を作られて児玉、柳澤に点を決められ、引いてブロックを作ったら今度は杉本太郎に豪快なミドルシュートをぶちこまれました。終盤に出てきたデイビッドも走れる選手だったので、ボランチやバックラインが振り回され続けた試合でした。

両ウイングバックは持ち味を発揮した

 この試合で光ったのは、四宮悠成と櫻井風我の両ウイングバックでした。櫻井のアーリークロスは良いコースで飛びましたし、四宮のドリブルはシュートチャンスに直結しました。
 まあ、守備の堅固さが強みの徳島だけあってシュート本数の割に決定機はなかなか作れませんでした。後半の前線3人入れ替え後にチャンスをもうちょっと作れたらさらによかったですね。

切り替えて次にいくしかない

 J2最強クラスの徳島の良さを全面的に引き出す展開になったのは悔しいですが、相手は上位カテゴリーのさらにトップクラスです。良い訓練だと思って次に行きましょう。
 次節は3月15日(日)にカターレ富山との北陸ダービーです。小川慶治朗に加えて鄭又榮チョン・ウヨンが在籍してるとな!?

 徳島ヴォルティスに3-1で勝ったタフなチームだけあり、次節も厳しい戦いが予想されますけど、胸を借りるつもりでぶつかっていきましょう!

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