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やっぱりCanonが好きだと再確認した冬の北大散策 - EOS R3と過ごす時間



再確認した冬の北大散策


前回の記事では、富士フイルムGFX100S IIという中判カメラで撮影した北大散策について書いた。その圧倒的な画質に感動しつつも、実はその日、もう一台のカメラを持っていた。普段から愛用しているCanon EOS R3だ。

二台を使い分けながら同じ雪景色を撮る中で、改めて気づかされた。「やっぱり自分はCanonが好きなんだな」という、シンプルだけれど確かな思いだった。 

使用機材
∙ カメラ:Canon EOS R3
∙ レンズ:RF24-105mm F4 L IS USM

冬景色の北大銀杏並木

愛機を手にした瞬間の安堵感


GFX100S IIから R3に持ち替えた瞬間、不思議な安堵感が込み上げてきた。「ああ、これだ」——長年連れ添ったパートナーと再会したような心地よさ。

重量バランス、グリップの形状、ファインダーを覗いたときの視界。すべてが自分の身体に馴染んでいる。露出補正のダイヤル、AFエリアの変更、ドライブモードの切り替え——考えなくても指が勝手に動く。この無意識レベルの操作性こそが、愛機を使う最大の喜びだ。

RF24-105mm F4という標準ズームの汎用性も心強い。24mmから105mmまでカバーする焦点距離の幅は、風景からスナップまで対応できる。GFX100S IIの単焦点と違い、構図を自在に変えられる機動力は、フィールドワークにおいて大きなアドバンテージだった。
シャッターボタンのクリック感も完璧だ。GFX100S IIのシャッターショックに戸惑った直後だっただけに、R3の静かで確実なシャッターフィーリングが、どれだけ心地よいものか改めて実感した。

Canonの色作りへの信頼


撮影を進めていく中で、改めて強く感じたのは、Canonの色作りへの信頼感だった。
雪景色は色再現が難しい被写体だ。青みがかった影、夕日に染まるオレンジの部分、純白に近い部分——その繊細なグラデーションをどう表現するかが、カメラの真価を問う。R3は、まさに自分が感じた通りの雰囲気で捉えてくれた。

西陽に照らされた赤れんが

ブルーアワーの青い光に包まれた歴史的建造物。窓から漏れる暖かな光と、外の冷たい雪景色のコントラスト。オレンジとブルーという補色関係にある二つの光が、画面の中で美しく調和している。

雪を纏った大木の枝越しに見える建物。ノスタルジックでありながら、どこか冷たく澄んだ空気感。それは技術的なスペック以上の、Canonというブランドが持つ「絵作り」の哲学なのだと思う。この「自分が見た色」と「カメラが記録した色」の一致感は、長年Canonを使ってきた中で培われた信頼関係だ。もちろん好みの問題でもあるが、自分にとっては、Canonの色が「自然」だと感じる。

「最高」と「最適」は違う


GFX100S IIは、画質という点で間違いなく「最高」の部類に入る。1億画素の解像力、広大なダイナミックレンジ、中判センサーならではのボケ味——客観的なスペックで見れば、R3を上回る部分は多い。でも、自分にとっての「最適」は、やはりR3だった。

R3で撮影していると、カメラの存在を意識しなくなる。道具として完全に身体化されているということだ。被写体だけに集中できる、この感覚こそが、写真撮影の本質的な楽しさではないだろうか。

GFX100S IIを使っていたときは、常にカメラの挙動を確認しながら撮影していた。「今のはちゃんと撮れているだろうか」——そんな不安がどこかにあった。でもR3なら、シャッターを切った瞬間、「撮れた」という確信が持てる。使い慣れた操作系、信頼できる色再現、そして何より「撮影していて楽しい」という感覚。これらは数値では表せないけれど、写真を撮り続ける上で非常に重要な要素だ。

やっぱりCanonが好きだ


今回の撮影を通じて、改めて「Canonが好きだ」という思いを強くした。それは単なるブランドへの盲目的な信仰ではない。長年使ってきた中で築かれた信頼関係であり、自分の撮影スタイルとの相性の良さであり、そして何より「このカメラで撮るのが楽しい」という純粋な喜びだ。

雪の北大を歩きながら、R3のファインダーを覗き、シャッターを切る。その一連の動作が、あまりにも自然で、あまりにも心地よかった。部下が無理矢理貸してくれたGFX100S IIのおかげで、中判の世界を知ることができた。そして同時に、自分にとっての「最適なカメラ」が何なのかを再確認することもできた。

どちらが優れているという話ではない。ただ、自分にはCanonが合っているのだと、改めて確信した一日だった。これからも、この相棒と一緒に、たくさんの景色を切り取っていきたい。​​​​​​​​​​​​​​​​

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