【購入前に見よう】Dell U3225QEのデイジーチェーンについてまとめる
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はじめに
DellのU3225QE(U2725QE)は、2025年に最も話題になったモニターの1つと言えます。
32インチながら4k 120hzかつIPS BLACKという、ゲーミング/クリエイティブ両方に使える贅沢なスペック
Thunderbolt4ドッキングステーションの内蔵
デイジーチェーン機能による配線整理への貢献
より性能を求めるならLG 32U990A-Sが良いですが、
高額過ぎることを考えると、コストパフォーマンスの面でも多くの人におすすめしたいモニターかと思います
いずれこれも買いたい……
そんな素晴らしい商品である一方で、Web上でU3225QEに関する口コミ/レビューなどを見て気になる点が1つ。
「デイジーチェーンの方法に関する誤解が多すぎる!!!」
そこで、今回は購入を悩んでいる方をターゲットに環境別のデイジーチェーン方法を解説したいと思います。
結論
結論を1枚の図にまとめました。皆さんの環境に応じてデイジーチェーンが可能か、何を用意すべきか確認しましょう。

環境別接続法:Windows
Windowsの場合は、Thunderboltのポートがあるか、ないかによって適切な接続方法が変わります。
ここで気を付けていただきたいのは、Thunderboltポートがない場合もデイジーチェーンが可能という点です。

MSTについて
MST(Multi Stream Transport)とは、Display Port1.2以降の機能で、単一のDPポート出力から複数の映像出力ができる、というものです。
一般に、USBハブのように、ハブを利用して、分配することが多いのですが、U3225QEはモニターにこの機能が内蔵されていることで、U3225QEで映像出力しつつ、U3225QEから別のモニターでDP出力することができます。

モニター設定を開き、MSTを有効にすることで、この機能を使用することができます。

U3225QEの背面には、DP IN、DP OUTが存在し、DP OUTからサブモニターに繋ぐことでデイジーチェーンが可能です。

MST自体は、DP 1.2以降の機能ですが、4K出力とサブモニターへの出力を目指すなら、DP 1.4以上のケーブルと、1.4規格に対応したPC側のポートがあると安心です。
環境別接続法:mac OS
Windowsでは、DP MSTを使用することで、デスクトップPCでありがちな、Thunderboltポートがない場合のデイジーチェーンが可能でした。
一方で、mac OSはMSTをサポートしていないため使えません。したがって、Thunderboltを使用したデイジーチェーンのみが可能になります。

DP同様、背面にはTB IN/OUTのポートがあり、OUTからサブモニターに繋ぐことでデイジーチェーンが可能です。

おまけ:デイジーチェーン出力時のモニター性能
以上で、環境別のデイジーチェーン方法の説明は終了です。おまけに、私の環境でモニターの性能がどこまで出せるのかを参考として載せます。
筆者環境
OS:Windows11 Home 24H2
CPU:13th Gen Intel(R) Core(TM) i7-13700F (2.10 GHz)
GPU:ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:32GB DDR4-3200MT
上記環境にて、モニターはU3225QE、G3223Qのデイジーチェーンを行いました。
結果としては、両モニターとも4k 120Hzで出力可能でした。
元々DP1.4であってもDSC込みで帯域幅ギリギリ4k 120hzを実現しているため、サブモニター含めて120hzが出力できるのは驚きでした。
まとめ
U3225QEは、性能だけを見れば非常に完成度の高いモニターです。
ただし、ThunderboltとDisplayPort、そしてOSごとの仕様を理解していないと、
「思っていた使い方ができない」という誤解が生まれやすい製品でもあります。
これまで解説した通り、
Windowsでは TBあり / TBなし で選択肢が分かれる
macOSでは Thunderbolt前提 で考える
という前提さえ押さえれば、購入前の不安は取り除けるのではないでしょうか。
自分のPC環境がどれに当てはまるかを確認した上で選べば、配線をすっきりまとめつつ、高性能な作業環境を構築できるモニターだと思います。
「自分の環境でデイジーチェーンできるのか?」
という不安を解消する一助になれば幸いです。
今後もガジェット周りの記事を、特に痒いところに手が届く内容を備忘録的に書いていこうと思うので、よろしければフォローや高評価をお願いします!
