「挿し苔」と「貼り苔」
お疲れ様です モスパラです
今日は、苔テラリウムの作り方について
現在は2025年8月 夏休み真っ只中です
各地でイベントが開催されており、屋外で「苔テラリウムのワークショップ」などののぼりを見ることも多くなってきました
普及するのはいいことだと思います
しかし、「正しい苔の知識」を持っていないワークショップだと、その後の苔テラリウムの育ち方などが大きく変わってきてしまうことになります
苔テラリウムには資格などはありません
どんなやり方でも、苔を使って何かを作れば「クリエイター」を名乗ることが出来ます
苔の知識もなく、「勝手に人の山から剝ぎ取ってきた苔」を使って、安い瓶にポンポンと苔を置いただけで3千円・・・
苔テラリウムが普及するのは良いことですが、分母が増えると、なんでもありの混沌とした業界になってしまいます
かといって、マニアックな知識で難しい言葉でお客さんを困惑させるようなワークショップも違うと思います
もっと、苔テラリウム作りを楽しんでもらい、作るだけでなく育てる楽しさも知ってもらいたい
そしてSNSなどで発信して、喜びを共有してもらいたい
それには、苔のことを知ってもらいたいという思いがあります
今回は、そんな苔テラリウムを作る育てる魅力の一つとして「苔テラリウムを長くキレイに楽しんでもらえる苔テラリウムの作り方」の苔の挿し方について書いていきます
苔の植え方には「貼り苔」と「挿し苔」というやり方があります
読んで字のごとく、貼り苔は苔を貼るやり方です
挿し苔は、一本一本苔を挿していきます
両者とも一長一短で、どちらが悪いとも言えないです

苔の塊を、ポンポンと置いていく「貼り苔」
海外では主流のやり方となっています
メリット とにかく簡単 苔のコロニーをそのまま使うので、キレイに見える
デメリット 成長に伴って苔が傷みやすい そもそも成長しない
大きなテラリウムを作るときは、チマチマ苔を挿していられないので、貼り苔のやり方をすることがあります
安価でワークショップをしているクリエイターさんは、貼り苔方式でされているイメージです
やはりチマチマと苔を挿していたら時間が掛かって仕方ありません
安価で小さな苔テラリウムを、スピード勝負でさばくなら、貼り苔が良いかと思います
これは海外の苔テラリウムです 美しく作られていますが、成長の過程が気になります マメな観察とメンテナンスが必要かと思います

続いては挿し苔です
挿し苔は一本一本を少しずつ植えていきます
日本ではこちらの方が主流ですし、名のある苔テラリウムのクリエイターさんは、皆さん「挿し苔」でテラリウムを作られています
メリット 成長した時に美しい姿で成長出来る 好きなところに細かく植えることが出来る 時間を掛けてゆっくり作ることが出来る
デメリット 苔を挿すにはある程度テクニックや指の器用さが必要になるかも
インスタやSNSで見る「きれいだな~」と思うような苔テラリウムは、挿し苔で作られていることが多いです
「あそこは貼り苔だから邪道だ」とか「挿し苔なんて初心者には無理だ」とかの意見もよく聞きますが、どちらが良くてどちらが悪いとかはありません
ただ、その後の管理方法のレクチャーがない、選ぶ苔が明らかにテラリウム向けではない苔を使っている、などのワークショップにはあまり賛同できません
ハイゴケやスナゴケなどの乾燥を好む苔を密閉型のテラリウムに入れようとしたり、誰が見ても枯れているような苔を「復活しますよ!」とテラリウムで使用したり、オープン型のテラリウムに、「霧吹きは1カ月に1回でいいですよ!」などの間違ったアドバイスをおくったり・・・
最近、SNSやネットの情報を見ていても、「明らかに間違ってるなぁ」など、思うところがあるワークショップが乱立しています
キレイな苔テラリウムを育ててほしいです
クリエイターとして、しっかりと正しい知識を発信していきます
そして、成長した苔テラリウムが美しいクリエイターさんの下でワークショップを受けて頂きたいと思います
苔テラリウムを作るなら、まずは「道草チャンネル」が登竜門であり至高です(道草さんの回し者じゃないよ!)
このショート動画でも、苔の挿し方を動画にしておられます
正しい知識を学ぶだけでなく、間違った情報を精査する考えも必要かと思います
モスパラも、noteというプラットフォームで伝え続けていきます
モスパラでした
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