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第34回 志望動機作成支援プロンプトの概要


—「求人票 → 理念 → 人物像 → 経歴 → マッチング → 志望動機」まで、一気通貫の型—
「やってみないと」シリーズの今回は、志望動機づくりを“再現可能なプロセス”に落とし込んだプロンプトの全体像を紹介します。
ポイントは「素材から先に整える」こと。求人票 → 企業理念 → 求める人物像 → 自分の経歴 → マッチング質問 → 志望動機という順番で、仕上がります。



このワークフローで解決できる課題

  • 何から書けばよいか分からない → 手順が固定されているので迷わない

  • ふわっとした志望動機になる → 理念と求人要件にひもづいた具体性が出る

  • 自分語りに寄りがち → マッチング質問で企業が知りたい事実に焦点が当たる

  • 長さ調整が難しい → 400字/600字のテンプレで用途別に即提出




全体フロー(6ステップ)

ステップ1:求人票入力(素材取り込み)

〇人がやること
まずは求人票を全文貼り付けます。すべて選択→(企業名/仕事内容/応募資格/歓迎スキル/勤務地など)。
貼り付け例
会社名:株式会社◯◯◯
仕事内容:法人営業(既存顧客への提案)
応募資格:営業経験3年以上、普通免許
歓迎スキル:IT業界での経験、プレゼン資料作成スキル
勤務地:東京本社(リモート可)

〇AIがやること

  • 仕事内容・要件・特徴を要約

うまく始まらない時のヒント
・情報量を少なくしてみる
・「どうした?」と聞いてみる




ステップ2:企業理念・方針の要約(組織の“軸”をつかむ)

〇人がやること
企業名を入力する
〇AIがやること
公式サイト等の情報から、使命/価値観/重点方針を要約します。
ここで“相手が大切にしていること”を把握しておくと、志望動機のブレが消えます。
見る観点

  • 使命(何のための組織か)

  • 価値(どんな姿勢を重んじるか)

  • 重点(直近どこに力を入れているか)




ステップ3:求められる人物像の抽出(要件と言葉の橋渡し)

求人票(要件)× 理念(価値) から、行動特性としての「人物像」を言語化します。
例(公共機関の求人者支援職のケース)

  • 公平・誠実で、守秘を徹底できる

  • 対人折衝と協調で信頼関係を築ける

  • 課題を構造化し、現実的な改善提案ができる

  • 正確な事務処理と柔軟な運用ができる

  • 地域貢献・社会的意義に共感している

ここまでで“相手がほしい人の像”がはっきりします。
次に、自分の経歴の“どこが当てはまるか”を整理。




ステップ4:職務経歴書の貼り付け(自分の素材をならべる)

〇人がやること
経歴(期間・役割・成果)/資格・スキル/自己PRなどの自分の資料を貼り付けます。
〇AIがやること
その人の特徴を要約




ステップ5:マッチング質問(5問)

〇AIがやること
志望動機に具体性を与えるための質問を出す。(例)

  1. 信頼関係を築けた経験は?(状況/行動/結果)

  2. 調整・連携が要る場面をどう動かした?

  3. 改善した具体例は?(方法/効果)

  4. あなたの仕事観(価値観・姿勢)は?

  5. 入社後、どう貢献する?(短・中期)

〇人がやること
 番号を書いて、各2〜3行で回答してください。


ケーススタディ(要約)

募集:公共機関の求人者支援職
主業務:事業所訪問・求人開拓、求人票改善助言、イベント運営、窓口・事務

  • 要件:人事労務/職業相談/求人開拓経験のいずれか、PC実務(Word/Excel/PowerPoint)

  • 価値観:公共性・公平性・守秘、需給マッチの実効性、地域貢献

  • 人物像:誠実/対人折衝に強い/課題解決志向/正確な事務/社会的意義に共感

この経歴が刺さる

  • 大学・医療など公的性のある現場での実務

  • クレームを傾聴×誠実対応で信頼に変えた事例

  • **業務改善(VBA自動化など)**の実績

  • キャリアコンサルタント資格を活かした相談支援の専門性

⇓こんな感じの志望動機が出来上がります。

実際の400字サンプル(公共機関向け)
貴所の「地域における総合的な雇用サービス機関として、働く人を支える」という理念に共感し、応募いたしました。これまで大学や医療機関などで、学生や患者様に寄り添いながら、安心して相談できる関係づくりを心がけてきました。特に病院勤務では、クレーム対応を通して丁寧な傾聴と誠実な対応の大切さを実感しました。また、研究室では会計書類の自動化を行うなど、業務改善にも取り組みました。キャリアコンサルタントとしての学びを活かし、求職者一人ひとりの思いを丁寧に聴き取り、その方に合った仕事探しを支援することで、地域の雇用に貢献していきたいと考えています。

第35回で実際のプロンプトを公開します。








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