from図書館返却本棚その24 「プロジェクト進行に技術が身につく本」前田考歩、後藤洋平。その2
はい、前回の続きです。
いよいよ謎のツール「プ譜」に切り込みますよ〜(・∀・)
第4章 プロジェクト進行に最適なツール「プ譜」
プ譜とはプロジェクト譜(面はいらなかった模様)の略で、プロジェクトの全体像を簡潔に一枚の上に表したもの。
ものすごくかんたんに説明すると、
一枚の大きな紙の中で
左側:現在の姿
中央:未来と現在をつなぐ過程
右側:ありたい未来の姿
を記入したシートだ。
これは厳密なもの(設計図や工程表やWBSといったもの)ではなく、
「今はこう考えている」という仮説を表現するものだという。
その意味では「過程決定計画図」と近いものなのかもしれない。
「過程決定計画図」とは
過程決定計画図(PDPC図、Process Decision Program Chart)とは、目標達成までの過程で起こりうる様々な事態を予測し、それに対する対策を事前に計画しておくための図解手法です。新QC七つ道具の一つで、品質管理やリスク管理に活用されます。
こちらもとりあえず現状把握している状況と計画を記録し、変更があるたびに書き直すことを前提としているという意味で似ている。
(てゆうかまったく同じ!?)
ポイントはとにかく、ありたい未来の姿を明確化することだ。
過程はまだぼんやりとしていていい。
計画を推し進めてプロジェクトを実行していけば、少しずつ明らかになっていくだろう。
第5章 プ譜の構造
プ譜の構成要素と書く順番
1 獲得目標:プロジェクトの目的
2 勝利条件:どうなったら成功と言えるのか
3 中間目的
4 施策:中間目的を達成するための行動
5 廟算8要素:予算やスケジュールなどのリソース
廟算(びょうさん)という言葉だが、初めて聞いた。
ググってみると
「廟算」は、==古代中国の兵法書『孫子』に由来する言葉で、「戦う前に、祖先の霊廟の前で戦略を練ること」を意味します。====転じて、「周到な事前準備や計画」、特にビジネスにおける事業計画や戦略立案を指す言葉として使われます==。
とある。
なるほど、一つ賢くなったかも(^^)
どうなればプロジェクトは成功なのか?
獲得目標は一つだが、勝利条件は複数ありえるという。
とにかくここをよく考えて、考えた時点での勝利条件を取り揃えてそれぞれ達成するためにどう行動していくかが肝心ということだ。
……うむ、面倒かつ難しい。
だがこれから逃げているから、私の個人プロジェクトには成果がでないのかもしれない。
……ぐはあっ、またもや自分に自分でクリティカルヒット(吐血
まとめ
ここまでがおおよその「基礎編」の内容だった。
ここからは実践編、応用編へと続く。
だがお読みの通り、ここまでの基礎編の内容で私は深刻なダメージを追った。
というのは過言だが、流石に少々疲れたので、今回のこの記事はここまでとしたい。
とにかくプロジェクトを成功させたかったら、最終目標と勝利条件を明確にして、それを達成するための行動を実行し、問題がおきれば計画(プ譜)を修正する、ということだ。
プ譜は面白いツールだと思った。
過程決定計画図と似ているけど、「廟算」が組み込まれていたりして独自性もちゃんとある。
ぜひ作ってみたい。
なお「過程決定計画図」に関してはググるだけでも概要はわかるが、こちらを読むとなお理解が深まるだろう。
ググってでてくる情報としてはこの図は主に品質管理のツールして紹介されているが、こちらの「問題解決大全」で紹介されている内容のほうが「プ譜」に近いと思われる。
というか面白いのでぜひ読んでみてください(^o^)
