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健康診断の便潜血検査が陽性になるとどうなるのか

この記事は、

健康診断の「便潜血検査が陽性」になるとどうなるか

について、私の実際の経験を元に書きました。
全部で約15,000字になります。


読んでいただきたい方は、


・健康診断で「便潜血検査が陽性」になると具体的にどうしなければいけなくなるのか、を心配している方

・実際に健康診断で「便潜血検査が陽性」となった方

です。


ある日突然、便潜血検査陽性という巨大な不安を抱えることになった私の心の拠り所が「情報と状況判断」でした。

正確な医療情報は専門家に任せるとして、

便潜血検査陽性になってしまったら、具体的にどのような流れでどのように対処していかなければいけなかったのか

という個人の体験記もきっと誰かの必ず役に立つはず!!
という思いからこの記事を書いています。



ご注意:なお正確な医療情報を提供するものではありません。
あくまでも私の個人的な体験記です。



「便潜血検査陽性」!?


この体験記は、私が一通の封筒を受け取ったことから始まります。

それは健康診断の結果表でした。
健康診断当日直後の簡易結果表では10年ぶりぐらいにメタボ検診から逃れられ(つまりちょっと痩せたということですね)、
他の数値もまあまあ悪くなく(完璧ではありませんが要再検査は1つもなかった)、
という結果をすでに私は見ていました。

なので私はふんふんと鼻歌まじりにその封筒を開けました。
すると、ポロリと見慣れぬはがきが1枚こぼれ落ちたのです。

なんだこれ?

そこではあまり気にせずに健康診断結果表本編を見ると、なんとそこにはこんな文字列があったのです。

「総合判定:C <要精密検査>異常がありますので精密検査を受けてください」
「便潜血検査陽性ですので、必ず受診してください」

な、なんだって〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?

さすがの私もかなりの衝撃を受けました。
眼の前が真っ暗……まではいきませんでしたが、少しくらくらする感覚を覚えたのは事実です。

ポロリと落ちたハガキは、精密検査をする医師に向けた

「診断結果連絡票・回報書(大腸)」

でした。
これを医師に書いてもらってハガキを健康診断機関に送って貰う必要があります。
精密検査の結果が問題なければ、このハガキの送付をもって本事案は解決となるわけです。
もちろん、問題があれば長い旅の始まりとなります。


おいおいおい、マジかよ……。
マジでこう来るかよ……。


実はほんのちょっとだけ便潜血検査陽性になるような予感がしていたのですが、それに関しては後述とします。


便潜血検査とは検便したものに血が混じっていないかどうかを検索するものです。
便に血が混じるということは、大腸から出血しているということ。
その大腸から出血しているということは……。

「やったー、痩せたー」
とか言って喜んでいた自分はもうどこかへ行ってしまいました。


極度のめんどくさがりの私だけど、これはすぐ動くしか無い!?


一番最初の感想をもっと正直に書けば「めんどくさい」でした。

私のnoteをご覧いただいている方はもしかしたらご存知かもしれませんが、私は超めんどくさがりです。
めんどくさいことはしたくない。めんどくさいことをするぐらいなら、少々の不便は受け入れると言った男であります。

ただし、この便潜血検査陽性という結果から予想される最悪のシナリオの場合、それはもうめんどくさいなどといってるレベルじゃない。
それはさすがの私でもわかります。

いくら超面倒くさがりの私でもこの便潜血結果陽性という事実を見て見ぬふりして対応をサボるわけにはいかない。
そんなことをしたらもっともっとめんどくさいことになる……。
といいますか、最悪死ぬ……。


そこで素直に精密検査を受けることを即断しました。それも早急に。
素直も何も、当たり前の話なのですが。


そうときまれば行動開始です。

便潜血検査陽性後の精密検査とは、大腸カメラによる目視の検査のことです。

ちなみにもう1回検便して便潜血検査をして仮に陰性になったとしても、それは精密検査としては認められないとも書いてありました。

健康診断結果表の封筒には地元の精密検査可能なクリニックのリストも入っています。
なんと親切なことでしょう。

でも、平気そうな顔をしつつも実はけっこう動揺している私の目の焦点はうまく定まらず、リストの文字がよく見えません。
私にも人間らしいところがあったんだ……なんていうのは実は勘違いでただの老眼なわけですが。

紙の文字が見にくいというのならスマホを見ればいいということで、ざざっと地元の大腸カメラ検査可能医院を調べてみました。

ですが何度スマホ画面と同封の紙のリストを往復しても、まったく絞れません。


ここで私にはまったく便潜血検査そして大腸カメラ検査に関する正確な知識が足りていない、ということことに気が付きました。

そんなことはあまり気にせずにとりあえず医者へGO!
という考え方もあるかも知れませんが、私はどちらかというといろいろ調べて準備したいタイプです。



「便潜血検査」とは何か?それが「陽性」という意味は?


逸る気持ちを抑えて、まずは基礎知識の習得です。

まず便潜血検査とは何か?

ネット検索やAIに聞いてみたところ、


便潜血検査が陽性というのは、便の中に血液が混じっていることを意味します。
この検査は、肉眼では見えないごく微量の血液も検出できるため、消化管のどこかで出血が起きている可能性を示唆するものです。
主に大腸がんやポリープのスクリーニングとして行われます。

しかし、陽性が出たからといって、必ずしも大腸がんであるというわけではありません。


とあります。
おお、最後の一行に希望の光が見えますね。

便の中に血液が混じる原因としては以下のものがあります。

1 大腸がんやポリープ:  これらは最も懸念される原因であり、早期発見のためにも精密検査が重要です。

2 痔:  特に、排便時にいきむことで痔からの出血はよく見られます。

3 炎症性腸疾患:  潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性の病気でも出血が起こります。

4 憩室炎:  大腸の壁にできた小さな袋(憩室)が炎症を起こすと出血することがあります。

5 胃潰瘍や十二指腸潰瘍:  上部消化管からの出血が便に混じることもあります。

6 その他:  大腸の血管異形成や、薬剤による消化管の損傷なども原因として考えられます。


実はこの2番目の原因に、心当たりがありました。
これが前述した「便潜血検査陽性になるかも知れない」という予感の根拠です。
そして最終段階に至るまでの、私の心の支えになったのです。
(まさか痔主であることが心の支えになる日がくるとは思わなかった。笑)


そして様々なサイト、そしてAIによる回答のいずれでも、

便潜血検査で陽性が出た場合は、必ず精密検査を受ける必要があります
通常、精密検査としては大腸内視鏡検査(大腸カメラ)が推奨されます。
これにより、出血している場所や原因を直接確認し、必要に応じて組織を採取して詳しく調べることができます。

という意味の文章がでてきます。
ここまで繰り返されれば、私のふにゃふにゃだった覚悟も決まってくるというものです。




大腸カメラ対応クリニックを探そう!……こんなときにかかりつけの医師がいたら


ではここで改めてお世話になるクリニック探しです。

ここでふとこんな思いにとらわれました。

「こんなときに相談できる”かかりつけの医師”がいれば……」

私は幸いにしてこれまで大きな病気というものには縁がなく(その代わり?に若い頃から20年以上「群発頭痛」という最悪凶悪な頭痛に悩まされてきましたが、それは別の話)、かかりつけの医師、主治医といった方はいません。

人生100年時代と言われるようになりました。
私自身は100歳まで現役で遊んで120歳くらいで適当に死ぬことになっています。
(私がそう決めました。実際になるかどうかは知りません。笑)

となればそろそろ信頼の置ける主治医といった方を探しておいたほうがいいかもしれませんね。



初めて受診するクリニックの選び方


そうこうしているうちに良さそうなクリニックが2つ見つかりました。

一つは家からクルマで10分で、昨年に開業した新しいクリニック。
もう一つは家からクルマで15分で、10年ほど前に開業したクリニック。

どちらもWebサイトに大腸カメラ検査についてまあまあわかりやすい説明がありました。
1つ目のクリニックにはWeb予約のシステムもありましたが、大腸カメラに関しては電話で相談とあります。
どちらの院長先生もお若い(40〜50代)ようです。

Webサイト上では甲乙つけがたいものがありました。

開業したてならばすべての設備、機材もきっと最新のものだろう。
開業10年ならば先生の腕も熟達しているに違いない。

こんな予想もできましたがどうにも決断ができません。

こういう時は電話です。
その対応、雰囲気は大いに参考になるはずです。

まずは近い方から。

私「実は(事情説明)でして、すぐにでも診ていただきたいのですが」
受付「はい、先生と相談します……今すぐ来られるなら大丈夫です」
私「は、はい、10分以内に行きます!!」
受付「ただし今回は大腸カメラについてのご説明と、実際の検査の日取りを決めるための問診になります」
私「もちろん大丈夫です。それでお願いします!!」


実は診察終了時間も終わりかけていたのですが、こんな素早い対応をいただきました。
もはや決定です。
もともと家から近い(たったの5分ですが。笑)というのはかなりのアドバンテージだったのですが、この電話対応の良さが決定打となりました。

やはりどんな商売でも、ネット予約などが主流になった今でも、いやそんな時代だからこそ電話対応というものの重要性がわかるエピソードにもなりました。



クリニックにおける初診の様子


少し焦りつつも軽自動車を法定速度内でとばしてクリニック現着です。

新しい建物、広い駐車場。すぐとなりに処方箋受付薬局。
これは期待が持てます。


私「電話したものですが」
受付「お待ちしてました。保険証もしくはマイナンバーカードをお願いします。それからこちらの問診票にご記入を」

診療時間終了ぎりぎりでしたが、笑顔で対応いただきました。
これも不安に身を捩っている身としては、とてもありがたいことでした。



診察室に通されて、先生とご対面です。
40代くらいのお若くてしっかりしてそうな方でした。

「はい、便潜血検査陽性ですね。大腸カメラしましょう。他に方法はないこともないですが、これが一番確実に診断できます」

私の「健康診断結果表」と「診断結果連絡票・回報書(大腸)」のハガキを見ながら、先生はすぐにきっぱりとおっしゃられました。
もちろん私にも依存はありません。


その後、本番の大腸カメラを実行する日を決めました。
日程を決めるに際して、重要なポイントが有りました。

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